小栗旬、14年ぶりにシェイクスピア・シリーズに帰還 吉田鋼太郎演出『ジョン王』主演

クランクイン!

2019/10/12 14:00

 俳優の小栗旬が、吉田鋼太郎が演出・出演する彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾『ジョン王』で主演を務めることが分かった。小栗にとって、彩の国シェイクスピア・シリーズ作品に出演するのは14年ぶりとなる。

1998年のスタート以来、芸術監督を務めていた故・蜷川幸雄さんのもとで、国内外に次々と話題作を発表してきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。2017年12月、シリーズ2代目芸術監督に就任した吉田が演出する『アテネのタイモン』でシリーズが再開され、2019年2月に『ヘンリー五世』を上演。2020年2月には『ヘンリー八世』が控え、完結まで残り2作品となった。

東京オリンピック直前の2020年6月に上演される第36弾は、英国史上最も悪評の高い王とされるジョンの治世の時代を描いた歴史劇『ジョン王』。演出は引き続き吉田が務め、小栗が生命力とユーモアにあふれ、世の中をシニカルに見つめる若者“私生児”を主演として演じる。タイトルロールの“ジョン王”役には本シリーズ常連の横田栄司、ジョン王が敵対する“フランス王”役には演出も兼ねる吉田が扮する。

本シリーズ4作品目にして初の歴史劇への挑戦となる小栗は「14年ぶりに彩の国シェイクスピア・シリーズへ戻ってくることが叶いました。役者としても演出家としても、全幅の信頼を寄せている鋼太郎さんの演出をやっと受けることができる。古典作品を演じるための演劇筋肉を鍛え直さねばなりませんし、鋼太郎さんが求めるエネルギーにたどりつき、越えていくのは大変な事ですが稽古・本番とずっと近くで教えを乞うことができるのが非常に嬉しいです」と出演の喜びを明かす。

続けて「『ジョン王』という日本人に馴染みのないシェイクスピア作品を、一緒に面白くしていく、共犯関係になれるのが今から本当に楽しみです。お客様にその面白さを感じていただけるよう頑張ります」と意気込んでいる。

吉田も「このシリーズに帰ってきて欲しいと思っていた小栗君が、僕もかつて演じ、いつか小栗にと思っていた役で出演してくれることがとても嬉しい。この作品を彼に引っ張っていってもらいたいと思っています。なにを持ってきてくれるのか、非常に楽しみ。遠慮なくなんでも言える相手なので、演出家としても俳優としても思いっきりぶつかり合いたいです」と小栗の出演を喜ぶ。そして「小栗君が演じる私生児は、クールな彼にピッタリな、全てを俯瞰して見ている、ちょっと変わった魅力的な役。タイトルロールを演じる横田君はパワーがあって滑舌も声もいい、彼がいれば芝居が締まる、なかなかいない俳優。この2人で激論を交わし物語を動かしていって欲しいですね」と期待のコメントを寄せている。

彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾 舞台『ジョン王』は、彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて2020年6月上演。

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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