和田誠さん死去 83歳 肺炎のため7日に死去 「週刊文春」表紙など手掛ける

 イラストレーターで、エッセイスト、映画監督として活躍した和田誠(わだ・まこと)さんが肺炎のため7日に都内の病院で亡くなっていたことが分かった。83歳。所属事務所が発表した。

 通夜、告別式は近親者で執り行った。後日、お別れの会を開く予定で、開催日時が決まり次第発表する。

 和田さんは1936年4月10日、大阪府生まれ。59年に多摩美術大を卒業後、広告デザイン会社に入社し、68年からフリーのイラストレーターに。たばこのパッケージのデザインをはじめ、、星新一さんや丸谷才一さんの著作の装丁や挿絵など、さまざまな分野のイラストやデザインを手がけた。77年から40年以上にわたって「週刊文春」の表紙イラストを担当した。

 映画監督としては84年に「角川映画」として真田広之主演の「麻雀放浪記」や小泉今日子主演の「快盗ルビイ」などの作品でメガホンをとった。89年にブルーリボン賞、94年に菊池寛賞、97年に毎日デザイン賞、15年日本漫画家協会賞特別賞を受賞。妻は料理愛好家・平野レミ(72)。

 以下、平野のコメント全文。

 1年ほど前から体調を崩し自宅で療養していました。7月より都内の病院に入院していましたが、肺炎を患い、最後は家族みんなに守られながら、安らかにお別れをしました。肺炎を患ってからはご飯を食べられなかったので、和田さんが好きなご飯を沢山作って、安らかな顔の横に置いてあげました。最後の料理を作っているときはすごく幸せで「私にとっての一番の幸せは、和田さんにご飯を作ることだったんだ」とあらためて気づきました。47年間、私の料理を美味しい美味しいって食べてくれて本当にありがとう。安らかにね。

当記事はスポニチアネックスの提供記事です。

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