犬を散歩中の男性に雷直撃 心停止も駆けつけた人々により救われる(米)<動画あり>

米テキサス州で3匹の犬の散歩中だった男性が雷の直撃を受け、一時は心臓が停止した。しかし異常に気付きいち早く駆けつけた人たちによって心肺蘇生法(CPR)が施され、男性は一命を取り留めたという。『Evening Standard』『ABC13 Houston』などが伝えている。

テキサス州ハリス郡ヒューストン郊外に住むアレックス・コレアスさん(Alex Coreas、27)は今月3日、いつものようにジャーマン・シェパード3匹を連れて同郡スプリングのマイヤー・ドッグ・パークを訪れていた。しかし天候が急変した午後7時頃、アレックスさんは3匹を綱に繋ぐとトラックを停めていた駐車場へと急いだ。そして雨と風が強まるなか、スタエブナー・エアライン動物病院(Stuebner Airline Veterinary Hospital)のすぐそばまでやってきた時だった。アレックスさんは突然、雷の直撃を受けたのだ。

この時の様子は同病院の監視カメラが捉えており、動画では綱でつないだ3匹の犬の後ろを歩いていたアレックスさんの足元を白い光が直撃し、アレックスさんが顔からコンクリートの上に強く叩きつけられるようにして倒れこむのが見てとれる。

驚いた3匹の犬たちはその場から走り去ってしまうが、すぐに現場に3人が駆けつけ、そのうちの1人がアレックスさんに心肺蘇生法を施している。

異常に気付いて走ったという動物病院のスタッフであるクリスティ・ミトラーさん(Christy Mittler)は、その時のことをこのように振り返っている。

「誰かが『ヘルプ! CPRが必要だ』と叫ぶ声が聞こえてね。急いで病院を駆け抜けたよ。現場では動物看護師のビルが『心拍がない』って叫んで、CPRを始めていた。アレックスさんは呼吸もしていなくてね。3人で交替しながらCPRを続けたんだ。彼の服は焦げ、靴下と靴は飛ばされていたよ。」

その後、アレックスさんはヘリコプターでメモリアル・ハーマン病院へ搬送され、一命を取り留めた。しかし右耳後ろにある側頭骨や肋骨にひびが入り、左目の周りは黒アザができて腫れあがった。また腹部には縦に火傷痕が残り、筋肉の断裂も多数見られたために3日間入院し、6日に退院した。『KTRK-TV』によると、雷が直撃したコンクリートの部分は衝撃でえぐれて穴が開いており、アレックスさんが助かったのは奇跡的だということだ。

一方の犬たちだが、森の中をさまよっていたところを発見されたものの、雷のショックでストレス性の大腸炎に罹り、スタエブナー・エアライン動物病院で治療を受けたようだ。

3匹の犬たちと自宅で再会したアレックスさんは、今回の出来事についてこう語っている。

「雷は頭の後ろから落ちてね。足を直撃して、靴には穴が開いてすっ飛んでしまったみたいだ。最初に意識が戻り始めたのは、ヘリコプターの中だった。犬のことがすぐ頭に浮かんだけど、何も思い出せなくてね。それに雷で耳が聞こえなくなってしまったから、これから耳の手術をしなくちゃいけない。後から動画を見たけどクレイジーだね。でも助けてくれた人には本当に感謝してるよ。そうでなかったら今頃、自分はここにはいないからね。」

画像は『GoFoudMe 2019年10月4日付「Alexander’s Road to Recovery」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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