小芝風花、アナウンサー役に苦労も… 「恐怖心をぶつけたい」

しらべぇ

2019/10/10 20:30

NHK『パラレル東京』取材会にて撮影)
10日、NHKドラマ『パラレル東京』取材会が行なわれ、主演の小芝風花と高橋克典、伊藤淳史が登場。ドラマの見所や魅力を語った。

■アナウンサーとして…


ドラマ『パラレル東京』は、首都直下地震に襲われた、東京の架空のテレビ局で働くニュースチームの戦いを、発災直後から4日間に渡ってリアルタイムに描いていくもの。内閣府がまとめた被害想定に最新の研究成果を加え、被災した東京の姿をVFXで完全映像化している。
(NHK『パラレル東京』取材会にて撮影)
作品内でアナウンサー役を務める小芝は、夏からNHKのアナウンスレッスンを受けていたそう。

「実際に指導していただいていて、アナウンサーさんはただ原稿を読むだけではなく、人に情報を正しく伝えることが一番大切だと知った。きちんと内容も把握してないといけないし、想像よりも難しかったです。今回はドラマなのでお芝居も入ってくる。アナウンサーさんとして原稿を読むのも大変なのに、お芝居が入ってきたらどうなるんだろうって不安だった」と話す小芝。

しかし、周囲からかなり褒められたと明かし、「頑張って練習してよかった」と微笑む。


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■いざという時のために


ニュース編集長を演じる高橋は、「災害の当日のテレビ局の報道のチーフというと、抱える責任が大きい。いろんな情報が目から耳から入ってきて、目に余計セリフが言えなくなって…ものすごく苦労しています」と苦笑い。
(NHK『パラレル東京』取材会にて撮影)
「日本にいる以上、災害がないとは言い切れない。今回のドラマには『地震が起きたらテーブルの下に潜る』など、当たり前の知識がたくさん詰まっているので、エンターテインメントとして以上に、お互いの命をいざという時助け合うためにルールを知ってほしい」と熱く語る。

■訓練で震えた


デスク役・伊藤は、「実際にNHKの報道局の訓練を見学させていただいて…緊急地震速報が鳴るところからの訓練に、立っていられないくらい震えて、恐怖を感じた」そう。
(NHK『パラレル東京』取材会にて撮影)
「デスクの重要さを理解してなかったんですが、(アナウンサーに)原稿を出すのが遅くなったらダメだし、手元に原稿がなくなってもダメ。原稿出すのが遅れてNGにならないように、ドキドキしてます」と笑う。

■恐怖心をぶつけたい


3人が口を揃えて言うのが、「このドラマを見て『地震』について考えてほしい」ということ。

「地震が起きたらすぐに家に帰ろうと思っていましたが、そのせいで人が密集して群衆なだれや、人が人を押しつぶして圧死する事故が起きるかもしれない。当たり前だと思っていたことが、生死に関わる。この台本を読んだとき、絶望しかなかった」と話す小芝。
(NHK『パラレル東京』取材会にて撮影)
伊藤も「火災での被害がすごく大きいということに驚きましたね。通電したときに、通電火災が起こっちゃうとか…。こうなってしまうんだってことを認識しているかしていないかで変わると思う」と続ける。

小芝は「このスタジオに入って、映像を見てやり取りをすると、余計に恐怖心が湧く。この恐怖心を視聴者の方に伝えること。どれだけ恐怖心をぶつけられるかが今回の目標」と熱く語った。

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ

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