ドラッグストアの『人気カラーリップ5種』の使用感を徹底比較【2019最新】




今年も唇が乾燥しやすい季節がやってきた。そんな中で唇ケアができ、なおかつ気軽にリップメイクが楽しめる”色つきリップ”市場が盛り上がりをみせている。シーズンごとに新たな商品が売り出されているが、今回はドラッグストアで買える、特に人気のブランドから「保湿力・スキンケア」で定評のある5つのブランドを厳選して比較検証してみた。

色つきリップクリームの特徴や人気の理由は?


色つきリップクリームは、リップケアとリップメイクを同時に適える1本で1つの役割を叶えるアイテム。口紅やツヤツヤのグロスを使いたくないけれど、唇のケアをしながら、ちょっとだけ色味を足したいときに重宝する。

発色がナチュラルなので、アイメイクとのバランスがとりやすいし、オフィスやランチ後にその場でサッと塗ることができるのも強みだ。うるおい成分が多いので「口紅だと唇が荒れてしまう」という女性も気軽に使うことができるし、カラーレスのリップクリームと比べてメイク感が出るのも特徴だ。



オフィス、学校、すっぴん風メイクにちょっと華を添える……などなど、様々なシーンで役立つ。それに、流行りの赤い口紅が苦手でも、色つきリップのレッドなら気軽に試せそう。今年も秋の新色がそろい踏みとなっているが、色つきリップクリームの人気の秘密はなんといってもドラッグストアで「気軽に」「安く」購入できる点。

というわけで、前置きが長くなってしまったが、今回ピックアップした鉄板ブランドから発売されている今秋注目の商品は以下の5つだ。

・ニベア リッチケア&カラーリップ
・ヴァセリン モイスチャーティント
・ロート リップザカラー
・DHC 濃密うるみ カラーリップクリーム
・アルジェラン カラーリップスティック



それでは、早速順番に試していこう!

1:ニベア リッチケア&カラーリップ(全6色)


まずは、ニベア花王株式会社の『ニベア リッチケア&カラーリップ』(2.0g・実勢価格 税抜678円・2016年8月発売)。



発色はナチュラルで、適度なツヤ感でふっくらした唇に。飲食するとすぐに色味は消えてしまうものの、保湿力は抜群だ。テクスチャーが柔らかく、唇の温度でスティックからとろけだすような塗り心地だった。ただ、出しすぎに注意が必要。塗っている最中に折れてしまいそうになる他、うっかり多く繰り出してしまったところ戻らなくなった…! 1ミリ程度も出せばOK。



無香料でUVカット効果は、SPF20・PA++と高い。



色味は全部で6色。秋にピッタリのブラウンがかったベージュの「グロッシーベージュ」が今年の8月3日に新発売された。ガーリィからシックまで幅広く楽しめるラインナップだ。



・発色(★★★☆☆)
・ツヤ、マット(★★★★☆)
・うるおい(保湿)(★★★★☆)
・色もち(★★☆☆☆)
・UVカット (SPF20・PA++)
・容量(2.0g)

公式サイト

2:ヴァセリン モイスチャーティント(全3色)


ユニリーバ・ジャパン株式会社の『ヴァセリン モイスチャーティント』 (3.0g・実勢価格 税抜890円・2019年8月5日発売)は、ティントならではの健康的な発色と色もちが特徴的。



まずは、注目のカラー「スカーレットレッド」をお試し。



唇の上での滑りがもっともよかったのはヴァセリン モイスチャーティント。唇の上でオイルがジュワっととろけるようなソフトな使い心地だった。ツヤツヤになるが、グロスのようなベタつきはない。高発色だが、肌馴染みがよく、2度塗りすれば口紅要らず。



ワセリンが配合されており、保湿力は高い。ティント効果で色もちも申し分なし、食事後も血色感がキープされていた。ただ、そのティント効果なのか、時間が経つとともにピンクがかってくるので、イエローベースの記者の肌だと少し浮いてきてしまうのが残念に思えた。その辺はあくまで好みの問題とも言える。



・発色(★★★★☆)
・ツヤ(★★★★★)
・うるおい(保湿)(★★★★☆)
・色もち(★★★★★)
・UVカット (記載なし)
・グラム数(3.0g)

公式サイト

3:ロート リップザカラー(全4色)




ロート製薬株式会社の『ロート リップザカラー』(2.0g・実勢価格 税抜598円・2018年8月発売) は、昨秋大きな人気を集めたリップだ。



塗り心地は濃密で、高発色。ティント効果で色持ちも上々。5種のトリートメントオイル配合で、保湿力も高い。さらにUVカット効果が高いので秋の行楽にも持参したい。



色は「プレシャスレッド」「ピンクコーラル」「フォギーローズ」、そして今年の7月23日に新発売された「キャメルブラウン」を合わせた全4色。キャメルブラウンは一見ダークカラーに見えるが、塗ってみると思いのほか肌なじみがいいので、くすみの気になる大人女子にもおすすめ。

全カラー発色はいいが、適度な透け感があるので肌色を選ばない。普段口紅では選ばないようなカラーでも意外と使えるかも。



・発色(★★★★☆)
・ツヤ(★★★☆☆)
・うるおい(保湿)(★★★☆☆)
・色もち(★★★★☆)
・UVカット (SPF26・PA+++)
・グラム数(2.0g)

公式サイト

4:DHC 濃密うるみ カラーリップクリーム(全3色)


株式会社ディーエイチシーの『DHC 濃密うるみ カラーリップクリーム』(1.5g・実勢価格 税抜550円・2017年8月発売)は、血色感のあるボリューミィな唇に導くというカラーリップ。



早速ためしてみたところ、スマートな形状なので、唇からはみ出さずにスルスルと塗ることができる。キワもキレイに塗れる点は断トツ。DHCブランドでおなじみのオリーブバージンオイルを配合し、保湿力も高い。



1.5gと他ブランドに比べてやや少なめの容量だが、ワンシーズンで使い切ることを踏まえれば、これくらいがちょうどいいのかも。ツヤ感はこれまでの商品に比べるとやや控えめに感じた。色味は全部で3色。





【比較項目】
・発色(★★★☆☆)
・ツヤ(★★☆☆☆)
・うるおい(保湿)(★★★★☆)
・色もち(★★☆☆☆)
・UVカット (記載なし)
・グラム数(1.5g)

公式サイト

5:アルジェラン カラーリップスティック


最後は、マツモトキヨシのプライベートブランドである『アルジェラン カラーリップスティック』(4.0g・実勢価格 税抜648円・2019年8月発売)。



昨年秋に限定発売し、多くの店舗で即完売となり、8月1日に商品化した。100%天然成分由来であるにも関わらず、600円台で購入できると言うコストパフォーマンスも人気の理由だろう。



トレンド色の「アンバーローズ」は、注目のテラコッタレッド。発色はきわめて高く、ツヤ感は最も控えめ。ナチュラルなツヤが少しあるセミマットな質感が特徴的だ。

リップクリームというよりルージュのような発色だが、成分を見るとミツロウベースで「赤色○号」などの合成着色料は一切含まれていない。

塗る面が一番大きいため、はみ出し注意。ちなみに、今回比較した商品の中で唯一香りがあり、精油で調香されたシトラスアロマがほんのり優しく香った。100%天然由来成分のためもあってか、開封後は3か月を目安に使用することが推奨されている。



マツモトキヨシグループの薬局で購入できるのだが、今のところ品切れの店が多い。9月某日、記者も数店舗巡ってようやく在庫を見つけたが、店員によれば「入荷のたびにすぐに品切れになる」とのことだった。



「アンバーローズ」の他、セミマットタイプの「ベビーピオニー」とシアータイプの「ピュアプリムローズ」の全3色。



・発色(★★★★★)
・マット感(★★★★☆)
・うるおい(保湿)(★★☆☆☆の5段階で評価)
・色もち(★★★★☆)
・UVカット (記載なし)
・グラム数(4.0g)

公式サイト

まとめ


人気の5種類の色つきリップクリームを試してみたが、記者が現在デイリーでヘビロテしているのは、『ロート リップザカラー』 と『DHC 濃密うるみカラーリップクリーム』だ。最近肌のくすみが気になってきたので、健康的に見える適度なツヤ感と発色はとても使い勝手がいい。



秋のファッションを楽しむときには『アルジェラン カラーリップスティック』を活用しているものの、発色が強いのでアイシャドウやチークの色を選ぶ。とはいえ、“今っぽ感”の演出にはもってこいだと思った。

また、「塗り直すタイミングがとれない、メイク直しはあまりしないという方には『ヴァセリン モイスチャーティント』がおすすめ。透け感のある発色で、リップクリームのように気軽に使えるが、何より色持ちがいいのだ。色つきリップクリームに色持ちを求めるのであれば、ティント仕様を選ぶのがベターだと思われる。

色つきリップクリームは、口紅と比べるとカラーバリエーションが少ないが、“色が選べる”という点では『ニベア リッチケア&カラーリップ』のラインナップの充実度はダントツだ。甘めカラーからモード配色まで全6色の中から選ぶことができる。


今回ご紹介した色つきリップクリームはどれも全国のドラッグストアで購入可能。口紅が苦手でも気軽に秋色メイクを楽しみたい方は、コストパフォーマンスの高い色つきリップクリームに挑戦してみては?

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