磯村勇斗が感じた『時効警察』独特の空気感「今までの現場とは違う」


●『時効警察』出演に喜び「本当にうれしい」
俳優の磯村勇斗が、10月11日にスタートするテレビ朝日系新ドラマ『時効警察はじめました』(毎週金曜 23:15~ ※一部地域除く)に出演する。

2007年放送の『帰ってきた時効警察』以来、12年ぶりの復活となる今作。磯村自身も過去のシリーズを見ていたといい、「俳優という仕事をやっていて良かった」と出演の喜びを語る。

『時効警察』の撮影現場の空気感は独特なようで、「今までの現場とは違う」などと感想を述べたほか、共演するオダギリジョー、麻生久美子、ふせえりとのエピソードも語った。
○■俳優という仕事をやっていて良かった

――オファーを受けたときの心境をお聞かせください。

『時効警察』のシリーズは見ていましたし、オダギリ(ジョー)さんのファンということもあり、本当にうれしくて、感慨深いですね。「再会」という言い方は変ですけど、今度は現場で出会えました。俳優という仕事をやっていて良かったと思いました。

――過去の『時効警察』もご覧になっていたとのことですが、実際に撮影現場に入ってみて、印象はなにか変わりましたか。

やっぱりテレビで見ていたのと、自分が現場に入って演じるのとでは、まったく感覚が違いますね。出来上がったものを見て、「昔はこうだったけど今はこうだな」と思うこともありますが、現場にいるときはその違いについてはあまり分からなかったです。

――磯村さんは今作からの新加入ですが、そこについての苦労はありましたか。

新メンバーとして、すでに出来上がっている空気感、ファミリー感にどうなじんでいけばいいのかなと、最初はすごく悩みました。ただ、オダギリさんをはじめ、皆さんが迎え入れてくださったおかげで、壁をつくることなく、現場に入ることができました。

――『時効警察』の空気感については、どのように感じましたか。

説明しずらいんですけど、今までの現場とは違う、やりすぎちゃいけないけど、やらなきゃいけないような空気感といいますか。ピンと張っている糸はあるんですけど、ゆるい空気がそこには流れている、という感じです。

――そうなんですね。

独特なんですよ。これは『時効警察』の現場を見ない限り、肌で感じない限り、ちょっと伝えようがないです(笑)。もちろんお芝居はするんですけど、ガツガツ見せるような感じではないんですよ。それはオダギリさん達がつくってきた空気だと思うので、一緒になじんでいく方が絶対良いですし、あんまり気にせずにはやっていました。
○■又来康知は「浮き沈みの激しいキャラクター」

――クランクイン前になにか役作りなどの準備はされましたか。

空気感ばかりは想像ができないものなので、実際にクランクインして、何日かしてつかんでいきました。今回に関しては、(又来)康知は鑑識課なので、そこの部分は調べたりするんですけど、特に大きな役作りというのは、やらなかったですね。どれだけこの現場で柔軟に動けるかがすごく大事だと考えていたので、あまり変につくりこみすぎないように、楽しんでやれたらいいなと。

――役作りをどれだけするかは、役によってやはり変わるものなんですか。

自分から遠い役に対しては、それだけの分、役作りの時間や作りこみが必要です。例えば『今日俺』(『今日から俺は!!』)では、狂犬ですごい暴れん坊で特殊なキャラクターだったので、「今すぐやれ」と言われてもできないです(笑)。ただ、今回の康知は人間味あふれるキャラクターで、本当にシンプルな人物像があったので、大きくなにかをつくろうとはしなかったです。

――実際に康知を演じてみて、彼のキャラクターなどについてはどう感じましたか。

浮き沈みの激しいキャラクターでしたね(笑)。ベースでは鑑識課のエースとして、霧山さん達のサポートをするキャラではあるんですけど、キャラが変になるときがあるんですよ(笑)。でも、それも康知のつかみどころのない面白い部分というか、1つの見どころであるかもしれないですね。

●オダギリ&麻生久美子との共演を語る
○■ふせえりとの親子役「すごく楽しみでした」

――康知は、ふせえりさんが演じる又来の息子という設定です。

ふせさんとの親子役はすごく楽しみでしたね。ふせさんと共演させていただくことも含め、「あの又来に息子がいたんだ」と1人のファンとして思いましたし、それを自分がやるという楽しみもありました。台本をいただくまでは康知がどんなキャラか分からなかったので、破天荒でガツガツした感じかなと思いきや、母親とは真逆の性格で。すごく演じがいがありましたし、ふせさんとのシーンも面白かったですね。

――磯村さんご自身から見て、ふせさん演じる母親としての又来はいかがですか。

僕は結構好きかもしれないですね。ちゃんと物事をしっかり言うし、すごく元気があっていきいきしているので。家庭が楽しそうだなとは思うんですよ。でも今思うと、面倒くさいなと思うかもしれないです(笑)。息子に対して、いちいちツッコんできたり、イジってきたりするので。客観的に見ると、良い親子関係だなと思うんですけど、実際に自分の母親にそんなことを仕事場でされたら、やっかいですよね(笑)。

――ふせさんを含め、共演する方々は年上の方ばかりですね。

そうですね。素敵な方が多いです。お芝居をご一緒させていただき、会話を交わすだけでも良い経験をさせていただいていると感じます。無理に吸収したいなと思わなくても、みなさんの立ち姿やお芝居、人柄が自然とドンドン入ってくるというか。良い現場にいさせていただいているなと毎回思いました。
○■オダギリジョーに「ちょっとキュンとしました」

――主演のオダギリさんらとの、現場でのエピソードをお聞かせください。

オダギリさんと麻生(久美子)さんがとにかく仲が良いんです。オダギリさんがよく麻生さんをいじめていて(笑)、麻生さんが「やめてよ」と言う感じの、お2人のやり取りがほほえましいです。ただ、オダギリさんが麻生さんに「今の芝居、大きくなかった?」と言った後に、オダギリさんが僕に「磯村くんもそう思うよね?」って同意を求めてくることがあるんですよ(笑)。僕は先輩方のお芝居をどうこう言えないし、そんなこと思ってないし。でもオダギリさんがそう言ってきて「そうとは思いません」とも言えないしと、間に挟まれていますね(笑)。

――磯村さんは昔からオダギリさんの大ファンとのことですが、共演してみていかがでしたか。

あまりオダギリさんがすごくよく笑うところは見たことなかったので、オダギリさんって思い切って笑うこともあるんだなって、ちょっとキュンとしました(笑)。本当に映画やテレビで見ていたそのままのオダギリさんが存在していました。

――麻生さんとは共演してみていかがでしたか。

麻生さんは本当におきれいですし、チャーミングですね。お仕事のことで相談しても真摯にアドバイスをくださって、すごく家庭的で素敵な女性だなと思います。

――どんな相談をされたんですか。

今後の仕事のことですね。20歳よりは大人で、30歳にはなっていないという今の自分が、どうやって立ち振る舞っていけばいいのか、相談しました。

――最後に『時効警察』の見どころをお聞かせください。

過去の時効になった事件を解決していくという面白いテーマの中に、誰が犯人で、どのように桐山が三日月と一緒に解決していくのか、妄想しながら楽しめる作品です。『時効警察』ファンにはもちろんたまらない内容になっていますし、新たに『時効警察』を見る方も楽しめる内容です。笑いながら見ていただきたいですね。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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