ビジネスマン最強のマウス「MX Master」の最新モデルは買いなのか?

日刊SPA!

2019/10/9 15:54

―[デジタル四方山話]―

~第68回~

毎日、長時間PCにかじりついて執筆しているので、キーボードとマウスにはこだわっている。作業効率はそのまま収入を左右してしまうためだ。ここ数年はロジクールのマウスを利用している。2015年からは「MX MASTER」、2017年からは「MX Master 2S」で、出張時にも持参している。そして、2019年9月18日、最新モデルとなる「MX MASTER 3」が発売された。

「MX Master 2S」に不満があるわけではないのだが、興味があるので「MX MASTER 3」を使ってみることにした。

◆1分間の急速充電で3時間、フル充電で70日間利用OK

デザインは似ている。相変わらず大ぶりボディで手にフィットする。ボディサイズはW84.3×D124.9×H51mmで、重量は141g。「MX MASTER 2S」と比べて、幅が1.4mm、奥行きが1.1mm短くなり、高さは1.7mm高くなっている。重量は4g軽くなった。ボタン類のサイズや配置もわずかに変更されている。

電源は内蔵充電式リチウムポリマー電池で、1分間の急速充電で3時間の利用が可能。フル充電なら従来と同様、70日間利用できる。大きな変化としては、充電ケーブルがUSB-Cになったことが挙げられる。スマホケーブルなどと共有できるのはありがたい。USB-Cケーブルに加えて、Unifyingレシーバーも同梱されている。本体カラーはグラファイトコントラスト、ミッドグレイ、ブラックの3色から選べる。

「MX MASTER 3」で最も進化したのがホイールだ。見た目の金属感が増しているが、それ以上に操作感が変化している。「MX MASTER」シリーズは、ホイールを少しずつ動かすと手応えのあるラチェットモードで、大きく回すとフリースピンモードで一気にスクロールできるのが特徴。もちろん、「MX MASTER 3」もこれらの動作に対応しているのだが、ラチェットモードの手応えが小さくなり、音もなくなった。フリースピンモードでもほとんど音がせず、静かなオフィスでも存分に利用できるだろう。

親指で操作する側面のサムホイールの下にサイドボタンが移動しているのにも驚いた。使ってみたら、明らかに「MX MASTER 3」の方が使いやすい。確かに、ブラウザの進む/戻るを行う際に、操作ミスが起きがちだったと、今さらながらに気がついた。

◆マウスとしては高額だが作業効率アップ間違いなし!

「MX MASTER」シリーズならではの機能ももちろん継承している。センサーはDarkfield対応で、解像度は4000dpi。ガラスなどのつるつるした素材の上でも利用できる。1台の「MX MASTER 3」で複数台のPCをシームレスに移動させて操作できる「LOGICOOL FLOW」もサポート。3台までのデバイスとペアリングさせてスイッチで切り替えられる「EASY-SWITCH」にも対応している。

価格は1万3500円とマウスとしてはなかなかのお値段。「MX MASTER 2S」ユーザーなら、そこまで機能や使用感は変化していないので、ホイールの使い勝手が買い換えのポイントとなるだろう。1万2700円で併売されているので、好みに合わせて選べばいい。

特に機能の付いていない激安マウスを使っているなら、ぜひ一度「MX MASTER 3」を触ってみることをオススメする。Excelやブラウザのスクロールは新次元の快適さだし、7ボタンで様々な操作を行えるのは効率的だ。高精度の操作が可能で、バッテリーの持ちもいい。少々高いとはいえ、ビジネスマンなら数年間最高の作業効率を得られるなら安いもの。使いやすいマウスを探しているなら、最有力候補となるだろう。

―[デジタル四方山話]―

【柳谷智宣】

お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2年前に海底熟成ウイスキーを扱う「トゥールビヨン」を立ち上げ、現在販売中

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