収納王子コジマジック、土地を買う

日刊Sumai

2019/10/8 21:04


自らの収納ノウハウを詰め込んだ「収納御殿」の実現を目指し、リノベーション専門誌『リライフプラス』の連載「収納王子コジマジックの家づくり武者修行!」でも修業を続けてきた収納王子コジマジックさん。
2019年7月末、ついに東京・目黒区内の閑静なエリアで理想の土地を入手!予算は土地+3階建てで約1億円。今回はその土地を見せていただきつつ、理想の土地をゲットするまでの一部始終をお聞きしました。
見た土地は延べ100件以上! ようやく出合った理想の物件
ずっと都内に持ち家を実現させたいと願い続けてきたコジマジックさん。「これまで100件以上の土地を見ました。条件は現在幼稚園年長さんの長男を通わせたい小学校の学区内で、広さは25~30坪くらい。床面積確保のために3階建てOKの土地がマストでした」(コジマジックさん、以下同)。
希望する目黒区内の土地物件は20坪前後が多く、それを超えると一気に40坪前後となってコジマジックさんが要望する広さはレア。東京23区内ではどこも似たような状況かもしれません。
家づくりの総予算は約1億円が目標。ここから建物代を差し引くと土地代は6,500万円前後。「ようやく見つけたのが87.18平米(約26.37坪)の土地で、約6,000万円と結構リーズナブル。100件以上見てきて、ようやくピンときた物件でした」。

北道路上等!斜線内に建物が収まり3階建ても比較的建てやすい
土地は第1種低層住居専用地域で、建ぺい率60%・容積率150%と比較的緩やかです。高さ10mの「高さ制限」つき(12mの場合もある)。10mなら3階建ても可能です。
それより厳しいのは「北側斜線」規制。北側斜線とは、ざっくり言えば、北側隣地が日陰にならないための斜線規制です。
斜線が入るため3階建てが簡単ではないのですが、コジマジックさんの土地は北道路(北側に接道)。北側に道路を挟む分この斜線制限が緩くなり、高さのある建物を建てやすいのです。
「厳密に言えば斜線を避け、理想であるキューブ型の建物を実現したんです。3階の北側をベランダにすることで、斜線内に建物がすっかり収まるそうです」。採光性を重視すれば南道路(南側に接道)を選びがちですが、北道路もこのようにメリットが。南道路より割安な点も見逃せません!

「100件以上の土地との出会いで初めて妻と意見が一致!」
コジマジックさんが不動産サイトで物件情報を目にしたのは2019年5月のGW直前。「ピンときて、グーグルで位置を確認し、自転車をかっとばして見に行きました。妻と子どもたちはGW前にひと足早く里帰り中。そこでスマホで動画を撮って妻に送ったところ、『ココいい!』と即、返事が来て」。
数多くの物件を見ましたが、お互いの意見が一致したのはここだけだったとか!さっそく不動産会社に連絡を取り、GW明けに申し込みの手続きをすることに。
先着順位がものを言う不動産売買。コジマジックさんが1番のりでしたが、2番手の希望者は順番こそ遅れたものの、ほかの土地で計画が進んでいたらしく、プランも建築会社も、さらに銀行も決まっていたそう。「ボクはというと建築会社もプランも銀行も決まっていない状態」。
「収納王子やっててよかった! 無事購入できました」
ローンを組む銀行がなかなか決まらず、ただし1番手ということで待ってもらったコジマジックさん。
「たまたまなんですが不動産会社の担当の方がボクと同い年で、しかも奥さまがボクのことを知ってて応援してくださっていると。それで何とか待ってくださって、その間に頑張って、ようやく融資のメドがついて買えることになりました」。
ちなみにコジマジックさん、購入が決まるまで落ち着かず、毎日のように土地を見に来ていたとか。「スケールを持っていって長さを測ったり、ストップウォッチで駅から歩く時間を測ったり。近所の人に住み心地を聞いたり。妻からは「そこまでして手に入らなかったら相当落ち込むだろうからやめた方がいい」と何度も言われましたね(笑)
擁壁の撤去や地盤改良の費用は買い主が負担。なんだかんだで約500万円の諸経費が…

土地は更地で売られていましたが、擁壁と石段は既存のまま残されていました。擁壁は、道路から敷地が少し高くなっていて、その上に建物が建てられる場合などに盛り土(や崖)の側面が崩れ落ちるのを防ぐための壁。購入した土地の両隣などもこの擁壁で守られていました。

擁壁や石段、敷地を取り囲むコンクリートブロックも解体が必要。

さらにこの土地には以前2階建ての木造アパートが建っていたそうですが、コジマジックさんは木造の3階建て住宅を計画。「建物が重くなる分、土地がそれに耐えられるかどうかの調査を行った結果、地盤改良が必要とのこと。他にも不動産会社の仲介手数料や司法書士費用など、なんだかんだで約500万円。土地を手に入れるだけで総額約6500万円。最初から諸経費を考えるとそれくらいになるかもと言われてたものの、あ~、まだまだ頑張って稼がないと(笑)」
難航した建築会社選び。そしてようやくプランが決定。模型も完成!

コジマジックさんの仕事の関係もあり、あえてこれまでご縁のなかった建築会社にお願いして建ててもらうことにしたそうです。「自分たち好みの家を建ててくれそうな3つの建築会社まで絞ることはすんなりとできたのですが、そこから1つに絞るのが大変で……。打ち合わせを重ねる度に予算感やプランも似通ってしまう。最終的には何十年後か先でも家族ぐるみのお付き合いが続いてそうな、相性や人柄といったフィーリング的な要素で選ぶことにしました。
東京都国分寺市にある建築会社・リガードさんと一緒に何度も頭を悩ませながら、漸くプランが決定! そして模型も完成しました。それがコチラです!
家の模型
この日はせっかく更地に家族が集合したので、”エア間取り”を満喫!まずは「パパお帰りなさい」のエア版。なるほどそこが玄関なんですね。

1階を入って一番奥にあるのがバスルームです。「あーいい気持ちー。くつろぐなー」

2階の北側にはキッチンが。奥さまがアイランドキッチンで子どもたちを見守りながら調理中。コジマジックさんはリビングで雑誌を読んでいるの図です。

3階は寝室と子ども部屋。お子さん2人に自分の部屋を案内してもらいました。ふたりとも「このへんかなー」とすぐに立ってくれました。

さて、エア間取りから約1か月が経ち、コジマジック邸は地鎮祭を迎えました。駐車場となる部分はすでに掘り下げられています。いよいよコジマジック邸の工事が始まります!


収納王子コジマジック


【一般社団法人日本収納検定協会 代表理事 小島弘章】
片づけ・収納・住まいに関する確かな知識と実績を持つプロフェッショナルでありながら、松竹芸能で25 年の芸歴を積んだ、主婦層に圧倒的な支持を受ける男性ライフスタイル系タレントのパイオニア的存在。収納に“ 笑い”を取り入れたセミナーが話題となり、年間講演依頼数は200本以上、著書・監修本は累計40万部を超える。“収育”を理念として掲げた日本収納検定協会を設立し、お片づけを楽しむ検定「収納検定」をスタートさせる。そのほか収納グッズ開発やマンションの収納監修など、日本や中国を中心に幅広く活躍中。
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山田耕司=撮影  田中敦子=取材・文

当記事は日刊Sumaiの提供記事です。

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