ユニクロ店員が遭遇した厄介な客たち。“レジ5秒待ち”でキレる客も

日刊SPA!

2019/10/8 08:51

2018年9月から’19年8月の国内既存店の売上高が前年比1%増となり、7年連続のプラスとなったユニクロ。客数も3年連続で伸びているそうだ。客が多ければ、その中にはいろいろな人がいる。今回は元ユニクロ店員が見た、ちょっと困ったお客さんや本当に厄介な客を紹介する。

◆試着時には他人への配慮も必要

「試着室で店員にこれのサイズ違いを持ってきてほしいというお客さんがいますよね。それは全然構わないんです。ただ、本人的には商品と顔だけ出しているつもりでも、ちゃんと自分の着てきたパンツやスカートを履いてないと後ろに鏡があるので外から結構見えちゃうんですよ」

そう語るのはユニクロで数年間バイトをした経験のある仙堂さん(仮名)。ユニクロの試着室の多くは男女混合。男性同士、女性同士ならまだいいが、そうでないとちょっと気まずい感じになりそうだ。

「あとは本当に単純な話ですが、めちゃくちゃ足が臭い人。シンプルに困ります。試着が終わったらクリーニングするのですが、脱臭スプレーをかけてもなかなか消えないんですよね」

これは共感する人が多そうだ。当人にとっても悩ましい問題なのかもしれないが、自覚しているなら消臭機能付きの靴下を履くなどの配慮が必要だろう。

◆ビニール入りの商品を望む客と、着替えを買っていく殺人犯

他にも妙なクレーム客が来たという。

「通常、店舗に届いた商品は、それぞれ個別のビニール袋に包まれており、そこから取り出して店頭に並べられます。この『ビニール袋に入ったままの商品』を要求してくるおじさんがいました。大抵、届いた時にビニールは破棄してしまうので、こういったビニール袋入りの商品はほとんどないのですが、それを説明するとめちゃくちゃ怒るんです。カスタマーセンターの方で対応可能と言っちゃったんでしょうね。他の店舗にも知られている有名人でした」

それだけでも妙だが、他にも不思議な点があったという。

「運よくビニール袋入りの商品があっても、手渡すときに指や手のひらがビニール袋に触れるのを極度に嫌がるんです。だから恐る恐る指先でつまんでお渡ししてました」

よっぽどの潔癖症なのだろうか。

「髪もぼさぼさで服装もヨレヨレだったので、そんなこともない気がするんですけどね……。あと、買っていく商品が必ずレディースなのも気になりましたね」

受付では「姪へのプレゼントに」と言っていたそうだ。よほど綺麗好きな姪がいるのだろうか……。

「あとは、殺人犯が犯行直後にうちの店舗で逃走用に、替えの服を買っていったことがありました。後日、警察が来て色々と質問されました」

確かに目立ちにくいシンプルな服ばかりなので逃げやすかろう。

◆ユニクロファンを自称する「5秒の女」

新宿の店舗で働いていた柏木さん(仮名)が対応した客も強烈だ。

「レジで普通にお客さんの対応をした後、5秒くらい処理作業をしたんです。すると、次の番だった50代くらいの女性のお客さんが、もう待てません、商品を返します。と言ってきたんです」

「ん?」と思いつつも、きちんと謝った柏木さん。するとお客さんの方も笑顔に戻り、

「わかっていただけたら結構です。私もユニクロのファンですので……」

と、納得してくれたという。だが、購入した商品の数がかなり多かったこともあり、袋に入れるのが手間取った。「やばい」と思って5秒。柏木さんの嫌な予感は的中した。

「もう結構です。全部お戻し下さい」

そう言って、その客は帰っていったそうだ。確かにユニクロはファストファッションだが、そこにまで「ファスト」を求めていたとは……。

国民の大多数が利用するアパレル界の巨頭となったユニクロ。そこには今日もさまざまな客がやってくる。<取材・文/日刊SPA!編集部>

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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