WANIMA「これからもずっとずっとWANIMAと一緒に生きていってください!!」 ナガシマスパーランド公演のオフィシャルレポートを公開

SPICE

2019/10/7 19:22


7月にリリースした5thシングル「Summer Trap!!」のリリースパーティー『Summer Trap!! Release Party』を三重県 ナガシマスパーランド 芝生広場 特設ステージにて開催。以下、同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

まるで真夏のような昼間の暑さも日が暮れると秋の涼しさに変わり、気持ちのいい風が芝生の上を吹き抜けるが、開演を待つお客さんの熱気は完全に昼間の熱を引きずっている……というより、それを上回るテンションの高さだ。
7月17日にリリースした5th シングル「Summer Trap!!」を引っさげて開催された『WANIMA Summer Trap!! Release Party』。会場となったナガシマスパーランド芝生広場は、WANIMAらしさ全開の熱いお祭り空間になった。
そして同時にこの日のライブは、これからリリースされるアルバム『COMINATCHA!!』とその先のWANIMAの未来像までをも感じさせる、最高の一夜だった。
WANIMA
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遊園地のど真ん中(客席後方には巨大なジェットコースターがそびえ立つ!!)にある広場に、どーんと立ったステージ。5th シングル「Summer Trap!!」にちなんでトラになったメンバーの顔が描かれた極彩色のバックドロップが、否が応でも気分を盛り上げる。開演時刻、「JUICE UP!!のテーマ」とともにデニムのセットアップで揃えたKENTA(B/Vo)、KO-SHIN(G)、FUJI(Dr)が登場。ステージの端から端まで走ってお客さんを煽ると、「リリースパーティ、開催しまーす!!」の一声から「Summer Trap!!」の1曲目「夏のどこかへ」でライブがスタート。どこかに去っていきそうな夏を無理やり連れ戻すような爆音に、客席では手拍子が巻き起こる。そしてKENTAの「サビ!!」という掛け声に応えるようにシンガロング。さあ、全員参加型のどでかいパーティのはじまりだ。
WANIMA
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「あっという間に終わるぞ!!いけるのか?」 と観客にけしかけるKENTA。実際、そこからはズバンズバンとストライクだけを投げ込んでくるような、気持ちのいいライブとなった。「夏の面影」ではキャノン砲で大量のカラーボールが客席にぶっ放され、「サンセットストリップ」は日暮れ時の空気を燃え上がらせ、「つづくもの」ではコール&レスポンスもばっちり決まる。迸る欲望から胸の奥に眠る熱い思いまで、1曲ごとに異なる心の景色を描き出していくWANIMAの真骨頂。
どの曲もお客さん全員を巻き込んで、どんどん空気を熱くしていく。「毎日毎日、仕事や学校が大変な人!! 今日のためにがんばってきた人!! 全部出そう。しびれるような1日にしようぜ!!」(KENTA)。
誰一人置いていかないWANIMAのスタイルをしっかり言葉にした上で鳴らされたのは「アゲイン」。最初のフレーズから耳をつんざくような大合唱が巻き起こる。その瞬間の体が震える感覚は、何度味わってもやっぱりたまらない。

それぞれの思いを抱いて集まったみんながWANIMAのもとでぎゅっとひとつになるような感じは、彼らだからこそのものだ。中盤では客席中央に設置されたセンターステージでの演奏も披露。
「いちばん遠くの人とちょっとで近くなるように、このステージを作ってもらいました。みんなに会いに来たよ!!」というKENTAの言葉どおり、びっくりするぐらいの近さで、親密な歌が流れ出す。「SLOW」の心地のいいレゲエのリズムに、観客の手が揺れると、「すごいいい景色だな。ちょっと見とれてしまいます」とKENTAも笑顔を見せた。
WANIMA
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3人がセンターステージから走ってメインステージに戻ると、じつはもうライブも折り返し地点。僕らとWANIMAのテーマソング「ともに」で大きな歌声を天に響かせると、一転して淫美な雰囲気を醸し出す「渚の泡沫」、そしてKO-SHINが弾き始めたイントロに「この曲はアブナイ!!」と言いながら「オドルヨル」へ。お客さんのジャンプで地面がグラングラン揺れる。「受け取ってくれ!!」とKENTAが叫んで鳴らされた「ANSWER」の力強いリズムとKENTAの歌声。
「いつも支えてくれてありがとう!! また4月に来るから、そこまでなんとか生き延びて、また会いましょう」――ひとりひとりに語りかけるようなKENTAの言葉とともに、思いの丈すべてを注ぎ込んで歌われた「シグナル」が沁みた。
WANIMA
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そして、本編最後に演奏されたのは「Mom」。「遠くのばあちゃんに届きますように、全力で歌うよ!!」という言葉どおり、溢れる感情に身を任せるようなKENTAの歌声が、夜の風に乗って飛んでいく。
「ばあちゃんがおらんくなってから、ずっと向き合えずにいました。でも、ここにいる人たちは失いたくないんで、これからもずっとずっとWANIMAと一緒に生きていってください!!」。オーディエンスは、その思いも願いも、全力で受け止めていた。
WANIMA
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アンコールでは、この日会場で開催していた大声コンテストのベスト3とワースト3を発表。いかにもWANIMAらしいが、ベストではなくワーストの3人をステージに呼び寄せると、WANIMAの3人で会議をして、演奏する曲目を決めるというサプライズ。その3人がステージ袖で見守る中、「1CHANCE」と「BIG UP」で再び全員でお祭り騒ぎだ。ラストの「いいから」で最高潮を記録すると、最後はドカーンとキャノンが発射されてフィナーレ。KENTAが言っていたとおり、本当にあっという間だった。
でも、そのあっという間のあいだに、ものすごく濃厚で温かいWANIMAの思いが詰まっていた。次はアルバムツアー。もっと大きく、タフになったWANIMAに、僕たちはまた会えるはずだ。

Text by 小川智宏 Photo by 瀧本 JON...行秀
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当記事はSPICEの提供記事です。

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