山梨女児行方不明の大規模捜索打ち切り 「可能性を考慮し情報収集を継続」

しらべぇ

2019/10/7 17:20

(jacoblund/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
山梨県警は6日、道志村の椿荘オートキャンプ場で行方不明になった千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)の大規模な捜索を打ち切り、情報収集を軸に捜し続ける方針を発表した。しらべぇ取材班は、山梨県警から話を聞いた。

■のべ1700人が捜索活動


警察や消防、自衛隊などは1日最大300人体制で、キャンプ場周辺の林道や山中を捜索。沢が流れ込む道志川下流域、県境を越えた相模原市の道志ダムに至る東西約15キロ、南北約7キロの範囲に広がり、住宅への聞き込みは村内全域や都留市、山中湖村にまでおよんだ。

のべ約1,700人が捜索活動を展開し、5日までに1,172件の情報が寄せられているものの、手掛かりとなる有力な情報はないという。


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■「心を痛めている」


県警の担当者は、大規模捜査終了に関して、

「小倉美咲さんのご両親、ご家族、また関係者の皆様の心情を思いますと、本日までに美咲さんを無事に発見できていないことに対して、捜索活動に従事した者一同、心を痛めている。


今後も美咲さんを発見するべく、あらゆる可能性を考慮し情報収集を継続する」


と話した。

■「全力で捜査を続けていきたい」


大規模捜査が終了したことに関して、母親のとも子さんは、

「警察の方、消防の方、たくさんの方々に、捜索にご協力いただきまして、とても感謝しています。また道志村の皆様にも多大なご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳なく思っています。


山中での捜索や倉庫の確認など、たくさんご協力いただきました。本当にありがとうございました」


「捜索の打ち切りの連絡を警察からいただき、大変感謝する気持ちと、残念な気持ちです。いまだ靴一つも見つからないような状態で、手掛かりが全くありません。親として諦めることはしたくないので、これからも全力で捜索を続けていきたいと思っています」


と述べている。

■費用がかさむ実状も


警察などの捜査が終了し、民間に捜索を委託した場合は、どのくらいの費用がかかるのだろうか。日本山岳救助機構合同会社のサイトによれば、民間航空会社の場合、捜索・救助料金は1時間あたり46万5000円。

現場が明確にわかっていて、救助が1時間前後で完了すると、費用は50万~80万円ぐらい。しかし、行方不明などで広く捜索しなければならないときは時間もかかり、費用もかさむという。

公的機関の人員やボランティア以外に、民間も含めて大規模な捜索・救助活動が行われた時には、人件費や日当のほか、その人たちの装備費・保険料・交通費・食糧費も払わなくてはならないという。一刻も早い美咲さん発見が待たれる。

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(文/しらべぇ編集部・おのっち

当記事はしらべぇの提供記事です。

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