「ズボンなんて何でも同じ」と思う人に試してほしい3万円のチノパン

日刊SPA!

2019/10/6 08:54

―[MBのヘビーユース108(心底惚れ込んで愛用しているアイテム)]―

◆22/108 INCOTEX(コンフォートチノパン)3万2500円

スラックス好きの最終到達地点がこのインコテックス。

長年、美シルエットスラックスの王道として君臨してきた、イタリアが生んだパンツ専業ブランドです。スーツを着る仕事をしている人ならば普通のスラックスとの違いが感覚でわかるはず。何しろ30歳を超えていれば、就職してからおよそ10年間はスラックスをはき続けているわけで、いくらファッションに興味がないとしても、それなりに審美眼はついています。

騙されたと思って一度試着してみてください、いつもはいているスラックスよりも数段脚回りがきれいに見えるはずです。

インコテックスは素材やデザインにも魅力はもちろんありますが、何よりシルエットが肝。基本的には細身が多いのですが、スラックスにおける細身とは「ただ細く脚にフィットさせればいい」というものではありません。むしろ脚にフィットさせすぎてしまうと体の線が見え、シワ感が強く出てしまうため、逆に太く短い日本人の下半身を露呈してしまうことになります。

スラックスで大事なのは「細身でも体の線を出しすぎない」こと。インコテックスのスラックスはミリ単位でテーパード感を調整しており、フィットするほど細身なのに体の線は見えない絶妙なラインを攻めています。

また、スーツはタックインが基本となるためウエストラインが見える。シャツを入れたウエストはシャツの布で膨らみが出てしまったり、しゃがんだり伸びたりすることで無駄なシワが生まれたりします。それを軽減するためインコテックスのウエスト背面にはスリットが入れてあり、負荷を逃す機能があるのです。

ほかにもヒップラインが小さくキュッと上がって見えるように作られていたりと細かいこだわりが満載。着用したときに「なんかいつもと脚のラインが違う!」と驚くわけです。

リピート率も半端じゃないほど高く、何枚も何十枚も持っている人が多い。ビジネス用途だけでなく、今回紹介するカーキカラーのチノ素材などカジュアル用途のものもあります。「ズボンなんて何でも同じ」と思う人にこそ試してほしい。驚くほど脚回りがきれいに見え、スマートに感じますから。

【今週の掘り出し物】

ユニクロのMA-1が過去最高の傑作でした! 思わず色違いサイズ違いで購入。これからの時期に重宝しそうです。なんと3990円!

価格は税抜。商品、衣装/すべて私物 撮影/岡戸雅樹

―[MBのヘビーユース108(心底惚れ込んで愛用しているアイテム)]―

【MB】

ファッションバイヤー。メンズファッションの底上げを図るべく各メディアで執筆中。“買って着て書いて”一人三役をこなす。年間の被服費は1000万円超! ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」。初の著書『最速でおしゃれに見せる方法』はベストセラーに。最新刊『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』が発売中。Youtubeチャンネルも開始

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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