高校生の死亡動画がSNSで拡散 「苦しんだ末に亡くなった」と家族は怒り

しらべぇ

2019/10/6 08:00

(demaerre/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
9月に発生した、高校生刺殺事件。大変ショッキングな事件であったことにくわえ、友人たちを含む目撃者は助けを呼ぶどころか、死にゆく少年の姿を撮影しSNSで配信したことに世間は大きな衝撃を受けた。

その後に警察は容疑者らを特定。動画を見たとされる家族もコメントし、怒りと悲しみをあらわにしている。

■殺人事件とおぞましい展開


9月のこと、米ニューヨーク州で暮らしていた16歳の高校生がショッピングセンターのすぐ外で急襲された。

この高校生は別人が心を寄せていた少女と歩いていたために「逆恨みされた」とみられ、複数の少年らに襲いかかられ胸を深く刺され倒れ込んだ。

これにより呼吸もままならなくなった少年はもがき苦しんだと言うが、その様子を見ていた50~70人の仲間たちは通報するどころかスマホで死亡動画の撮影を開始。動画はその後、あっという間にSNSで拡散された。


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■計8名が裁判を待つ身に


この件に警察も衝撃を受け、「助けもせず動画を撮るなんて酷すぎる」と集まった報道陣に対しコメント。その後にかき集めた動画を確認し、計8人の少年ら(全員10代)を容疑者であると確定した。

うち1名はラッパーとしての成功を夢見て人気動画サイトでラップ動画を公開していたというが、同件でバレたとたんに批判コメントが殺到し、同映像は視聴不可に。

この少年については暴行などで逮捕された過去があるが今回は無実を主張しており、弁護士も「少年は自首しますが、あくまでも汚名を返上するためです」とコメントしている。

■動画を見た家族の嘆き


高校生が死亡後、拡散された動画を遺族も確認したもよう。

うち一名が地元メディアの取材に応じ、「あの子は激痛に苦しんでいました」「呼吸も困難な状態だったのです」とコメントし、さらに「倒れ込んでもだえ苦しんでいたというのに、誰もあの子を助けてはくれませんでした」と話し怒りをあらわにした。

■SNSが人命より大事?


亡くなった少年をよく知る人たちからは、「本当に良い子だった」「困っている人には手を差しのべる子だったのに」という声が噴出中だ。

明るく人に好かれるタイプだったにも関わらず少年の死に方はあまりにも悲しいもので、人命救助よりSNSへの動画アップを優先した友人たちに対しても、改めて批判の声があがっている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

当記事はしらべぇの提供記事です。

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