認知症の女性が森で迷子に 10日生き延びたのは「カエル食べたおかげ」

しらべぇ

2019/10/5 17:20

(ruiruito/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)
認知症を患う高齢者が、ふらりと姿を消して家に戻れなくなるケースがある。「発見された時には亡くなっていた」というケースも残念ながら多いが、先月いきなり自宅を出て森に迷い込んだ女性はサバイバル本能を発揮。大きな怪我をすることもなく無事に保護された。

■失踪した女性


9月17日のこと、米テキサス州で暮らす若年性認知症を患う女性(62)が車の鍵を見つけそれを手にとった。病気もあり運転はできないはずだというが、この日は運転席に乗り込みエンジンをかけると通りに出て、自宅敷地を後に。

ほどなくして女性が姿を消したことに気付いた娘がすぐに通報したことで、警察が女性を発見すべくすみやかに捜査を開始したという。


関連記事:まるでホラー映画 キャンプ場で失踪した女性に起きた惨劇とは

■10日後に発見


失踪からじつに10日後に、女性が乗っていた車が自宅から車で1時間ほど離れている森の入り口で発見された。そこで警官隊が森に入り捜索活動を始めたところ、ほどなくして森の奥深くにいる女性を発見。

念のために病院に搬送し全身状態をチェックしたというが、幸いにも大きな怪我は皆無だった。虫に体中を刺されてはいたものの、そのほかには軽い脱水症状しか問題はなかったという。

■カエルや魚も捕獲


当局の発表によると、女性は幸運にも小川を見つけ「そこで水をすくっては喉の渇きを癒していた」とのこと。

しかしそれだけでは空腹を満たせるわけもなく、女性は森や小川に生息しているカエルや小型の淡水魚を捕まえ、それを食べて生きていたという。

■救出を信じていた女性


このほどテレビ局の取材に応じた女性は、「分かっていたのよ、見つけてもらえるってね」とコメント。母と揃って取材に応じた娘は目に涙をため、「電話で母の声が聞けたときは本当に嬉しく思いました」「母なら大丈夫だと信じていたんです」と話している。

ちなみに女性本人は森に入り込んだ経緯もすでに忘れているとのこと。それでも森での生活が快適とは程遠かったことは印象に残っているもようで、「マットレスをちょうだい」と述べ笑ってみせた。

森や山中で子供やお年寄りが道に迷うという心配なケースが後を絶たないが、水を確保すること、そして食べられるものをどうにか見つけることで、発見される日までどうにか生き抜いてほしい。

・合わせて読みたい→車のウィンドウで首を挟まれ女性が死亡 誰がスイッチを触ったのか

(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

当記事はしらべぇの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ