土地選びの決め手は?購入者が語った3つのポイント

日刊Sumai

2019/10/4 20:34

どれだけ建物にこだわっていても、選んだ土地によっては住みづらくなることもある家づくり。それだけに、土地選びの妥協はできません。
人それぞれとはいえ、決め手はどこにあるのでしょうか?27歳にして一軒家を建てた土地購入者に話を聞いてみました。語ってくれたのは、子育てと暮らしをテーマに執筆する、ライターの堀本一徳さんです。

ポイント1.会社までの通勤ルートと所要時間
幹線道路
adigosts / PIXTA(ピクスタ)

私自身は自宅勤務なので通勤はないのですが、妻は毎日通勤しています。自宅から会社までが遠いと妻の負担になりますし、帰りが遅くなれば家族で過ごす時間も短くなるので問題です。

では、具体的にどうしたのかというと、2つのポイントを意識しました。
  1. 主要な道路へのアクセスがいい
  2. 会社まで車で30分圏内にある

主要な道路とのアクセスが良ければ、会社のあるところとは別の市に住んでも通勤ルートに困ることはまずありません。それこそ隣の市程度の距離であれば、車で30分ほどで行き来することも可能です。

ポイント2.子どもの学校と病院までの距離
小学生
EKAKI / PIXTA(ピクスタ)

我が家の家族計画は子どもが2~3人。子どもたちがのびのびと過ごせる環境なのはもちろん、学校が近くにあって通学に支障がないこと、病気のときにはすぐ病院にかかれることも必須です。

そこで、以下の3つのポイントを意識しました。
  1. 小学校まで子どもの足で15分圏内
  2. 通学路の側に車通りの多い道路がない
  3. 病院まで車で20分圏内にある

ちなみに、市によって子どものいる家庭へのサポート体制が異なるので、気になる土地があれば管轄する役所に聞くのがおすすめです。医療費や教育費など、サポートの手厚いところもあります。

ポイント3.災害リスクと万が一の被害予想
標識
Road17 / PIXTA(ピクスタ) ※写真はイメージです

阪神淡路大震災、東日本大震災をはじめ、私たち日本人はこれまでに何度も大きな震災を経験しています。

また、大震災だけでなく、台風や豪雨よって各地に甚大な被害を及ぼすこともありました。

まさに「災害大国」と呼べる日本。いつ、どこで、大きな災害に遭うかわかりません。

我が家では2つのポイントを意識しました。
  1. ハザードマップ(防災マップ)を確認する
  2. 市役所や図書館で過去の災害を調べる

ハザードマップとは市区町村が提供する豪雨や河川の氾濫によって、想定される浸水の範囲や深さ、避難場所などを記したマップです。これを確認すれば浸水のリスク、万が一の避難方法が分かります。

また、市役所や図書館に行けばその土地に起きた過去の災害も調べることも可能です。ハザードマップと合わせることで浸水だけでなく地震や台風、その他の災害のリスクも把握した上で土地探しができます。

結局のところは「住みたい」と思えるかが重要
宅地
ABC / PIXTA(ピクスタ)

今回、私が土地探しで重要視した大きな柱が以下の3つです。
  1. 利便性…通勤のしやすい立地にあること
  2. 育児環境…学校や病院が近くにあること
  3. 安全性…浸水や地震のリスクが少ないこと

とくに私は心配性なので、我が家の土地については治安から災害のリスクまでとことん調べました。それでも、実際に住むといろいろな問題があるので、土地探しは本当に難しい。

結局のところは、自分が「住みたい」と思える土地であるかがいちばん重要なのでしょう。

一軒家を購入するとその土地で10年、20年と長い期間を過ごします。今はよくても、老後になったらどうだろうか、などと将来の自分を想像しながら「住みたい」と思える土地を探すのがいいのではないでしょうか。

当記事は日刊Sumaiの提供記事です。

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