TETSUYA(L’Arc~en~Ciel)感動と興奮に包まれた記念すべきバースデーライヴ

dwango.jp news

2019/10/4 19:20


TETSUYA(L’Arc~en~Ciel)が10月2日、3日と2日間にわたって千葉・舞浜アンフィシアターにて<TETSUYA LIVE 2019 ”THANK YOU“ 4950>を開催した。

“THANK YOU”公演とは2012年以降、毎年TETSUYAの誕生日に合わせ、同タイトルで行なってきたライヴのことで、今回の開催場所となった舞浜アンフィシアターでTETSUYAがライヴを行なうのはこれが初。

今年は50歳という年齢を記念して、公演タイトルに“4950”というサブタイトルをつけ、TETSUYAの40代最後の日(10月2日)と、50歳を迎えた当日(10月3日)を祝う2DAY開催を敢行。今回のライヴは<THANK YOU>史上初となるバンドセットとアコースティックセット、その両方を楽しめるスペシャルな構成となり、そこでは新曲「白いチューリップ」の初披露、さらにはTETSUYAが歌うL’Arc~en~Cielメドレーまで飛び出すなど、節目の生誕祭にふさわしい豪華絢爛なライヴを展開。ここでは、TETSUYAの誕生日当日となった10月3日の公演のレポートをお届けする。



この日は開場すると、TETSUYA の音源を再構築した未発表音源を含むリミックスがBGMとなって観客をお出迎え。バースデー当日ということで、客席はあっという間にお祝いムード満載のファンで埋め尽くされた。開演時間を少しすぎた頃、場内が暗転するとステージ上からスクリーンが降下。今回のライヴのロゴとなっている時計の文字がパタパタと動き出し、そこにTETSUYA/LIVE2019/THANK YOU/4950という文字が浮かび上がると場内は大歓声に包まれる。スクリーンが徐々にアップすると、そこにはJuicy-Bananasの5人がスタンバイ。TETUSYAがポップアップでせりあがり姿をあらわしたところで、ライヴは『Fantastic Wonders』で開幕。『Make a Wish』,『READY FOR WARP』を畳み掛けると、スター性抜群のTETSUYAのオーラ、華麗に舞うメロディ、みんなが輝き始めるようにと願いを込めて愛を叫ぶ伸びやかな歌声が、強い包容力となって会場中を満たしていく。そうして、観るものみんなをポジティブな気持ちにしていくのがTETSUYAの音楽が持つマジック。そのパワーを受け取った観客たちは、カラフルに輝くサイリウムを嬉しそうに振り、場内ではたちまちTETSUYAのライヴならではの鮮やかな時間が輝き始める。

テクニカルなプレイだけではなく、バンドメンバーの卓越したコラーラスワークを活かした『愛されんだぁ I Surrender』、星の点滅を映し出すようなラインティングのなかでエモーショナルな歌声を届けたロッカバラード『REVERSE』、ダークな雰囲気の『FATE』から極上のセンチメンタルポップ『lonely girl』まで、とにかくTETSUYAの楽曲は多彩な音楽性がつまっている。本業がベーシストであろうが、ソロではそれらをキチンと歌える喉と体に完璧に仕上げてくるTETSUYA。この日も、そのはつらつとした声はブレることなく、曲ごとに表情をどんどんと変え、オーディエンスの心と身体を揺さぶっていった。

この後、Juicy-BananasとTETSUYAは突然舞台から突姿を消し、場内は暗転。そうして5分後、UFOのような光りを放ちながら舞台中央の円形ステージがポップアップすると、今度はアコースティック編成のバンド(ピアノ、アコースティックギター、パーカッション、女性コーラス)とともに、TETSUYAが再び登場。客席から驚きの声があがるなか、TETSUYAは椅子に座ったまま『wonderful world』、『Eureka』を続けてプレイ。アコースティックサウンドにシフトしたアレンジのなかではTETSUYAのメロディセンスがさらに輝きを増し、歌のアプローチもさっきまでとは変わり、甘くてやさしい歌心にあふれたパフォーマンスに、観客は心地よく浸っていった。

そうしておもむろに場内を見回し「近いね、この会場。みんなに見られてる感じがしてちょっと恥ずかしい」といってお茶目な表情をうかべるTETSUYA。「みんなのために新曲を用意してきました。新曲をアコースティックで発表っていうのがまた、よくない?」といって椅子から立ち上がり、新曲『白いチューリップ』をアクト。星に眠る君に送った歌詞、最後に1オクターブ下で歌う曲のクロージングなど名曲の匂いをあちこちにただよわせる新曲につなぐように、この後『empty tears』、『Times goes on~泡のように~』を連続で届けていった場面は美しいほど見事で、ここで場内のせつなさはマックスに高まっていった。

そして、アコースティック編成のバンドが再び舞台下に隠れ、TETSUYAが舞台後方に下がると、そこには再びJuicy-Bananasのメンバーがスタンバイ。ここでは自分が今日50歳になったことに触れ「50歳って(微笑)。見えないでしょ? 俺、50になると思ってなかった」と心境を述べ、さらに「自分が50歳の誕生日に歌を歌う人になってるとは思わなかった。歌手やで、歌手!」と続けて、観客を笑わせた。じつは最近TETSUYAの父親の夢が「歌手になること」だったことが判明し「僕もびっくりしましたよ。息子ながら」といっておどけてみせた。そうして「僕もいままでの人生のなかでいろんな曲を作ってきたんで、そういう曲も聴いてください」といって、始まったのはL’Arc~en~Cielのメドレーだった。『milky way』~『砂時計』~『Link』とタイプの異なる曲をすべて歌えてしまうTETSUYAの歌唱力に驚きながらも、客席は大盛り上がり。場内の熱気がピークへ到達したところで、『Can’t stop believing』、『LOOKING FOR LIGHT』、『I WANNA BE WITH YOU』をつなげて連続投下。本編を大盛り上がりのまま締めくくった。

アンコールでは再びL’Arc~en~Cielのナンバー『瞳の住人』で幕開け。感動に包まれる場内、TETSUYAが超高音を響かせている最中に、突然演奏がストップ。スクリーンにはデジタル時計が映し出され、TETSUYAが生まれた20:25になると客席にゴールド&シルバーのテープが舞い降りる。それを合図に、ボビー・オロゴンがバースデーソングを歌いながらケーキとともに登場。TETSUYAがローソクを吹き消すと、Juicy-Bananasとアコースティックバンドのメンバーからプレゼントが手渡されるというサプライズが行われた。「お父さんとお母さんに感謝。みんなにも出会えて幸せです。ありがとう。でも、気持ちよく歌ってたんやけどな~」といいつつも、嬉しそうな笑顔を浮かべるTETSUYA。このあとは、ファンのリクエストに答え、再度『瞳の住人』をパフォーマンス。恒例のBananaman Brothersを交えての『Are you ready to ride?』で場内を熱狂に包み、ライヴを締めくくった。

しかし、客席ではアンコールが続き、その声に呼ばれ今度はアコースティック編成のバンドも引き連れステージへ。TETSUYAを入れて、本日の出演者トータル10人が舞台に勢ぞろいした姿は圧巻。「ラルクのメドレーどうだった?」と話し始めたTETSUYAは「昨日来てない人は残念やったな」といって昨日はL’Arc~en~Cielの『READY STEADY GO』をベーシストとしてプレイしたことを告白すると、客席から悲鳴が沸き上がる。そして「本当に50歳になったけど、これからもよろしくお願いします」と話を締めくくり、9人編成の豪華バンドで回転する円形ステージに乗って『Roulette』、そして最後はステージの左右に設置された巨大ミラーボールが、場内にドームクラスの宇宙空間を作り上げるなか『流れ星』を祈りを込めて歌い上げると、場内には感動の渦が広がっていった。演奏が終わると、恒例のバナナ投げをしたあと、全員で手を繋ぎ(TETSUYA自らラブ繋ぎを指導!)観客に挨拶をして、電車ごっこのポーズで仲良く連なって退場。

そして、この日の終演後、スクリーンを通して2020年3月1日、神奈川県・横浜Bay Hallにてワンマンライヴを開催することを発表したTETSUYA。2020年1月から8年ぶりのツアー<ARENA TOUR MMXX>を開催するL’Arc~en~Cielとソロ。2020年のTETSUYAは、その両方での音楽活躍が楽しめることになるので、ファンにとっては嬉しい年になりそうだ。

横浜Bay HallのチケットCÉLUXE会員抽選先行受付は10月11日(金)からスタートする。

当記事はdwango.jp newsの提供記事です。

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