シャトー・メルシャン椀子ワイナリーがオープン!! 自然・地域・未来との共生がコンセプト

OVO

2019/10/4 12:15


 メルシャン(株)は2019年9月、長野県上田市に「シャトー・メルシャン 椀子(まりこ)ワイナリー」をオープンした。椀子ワイナリーは、約30haにも広がるブドウ畑(椀子ヴィンヤード)に囲まれた丘に建てられ、陣場台地のテロワール(土壌、気候、地形など)の恵みをたっぷりと受けたブドウからワインを造る。そうして造られたワインの試飲だけでなく、ワイナリーツアーや山々の絶景も楽しめる観光施設でもあるのだ。

椀子ヴィンヤードで栽培されるブドウの品種は「メルロー」「カベルネ・ソーヴィニヨン」「カベルネフラン」「シラー」「ピノ・ノワール」「プティ・ヴェルド」「シャルドネ」「ソーヴィニヨン・ブラン」。標高650mの丘は日照時間が長く、強粘土質の土壌が午後になると強く吹く風とブドウにほどよく負荷をかけることによって、世界随一のワインが生まれる。

椀子ヴィンヤードはかつて、養蚕の桑畑が広がる土地で、1990年代には遊休荒廃化が進んでいた。日当たり、降水量、排水性、通気性などワイン用のブドウ栽培に適した土地であることから、メルシャンが地元の協力のもと、2003年に植樹を開始。その後、造成・植栽が続けられていき、2010年には20haを超え、現在では約30haにまで広がった。

椀子ワイナリーは「自然・地域・未来との共生」をコンセプトとしている。垣根式のブドウ畑が広がる草原では、ウラギンスジヒョウモンやクララをはじめとする希少な生き物が見られ、植物は288種類、昆虫は168種類が発見されている。また、年間でのべ約800人ものボランティアが植樹や収穫に参加するなど地域の人々にも支えられ、農業生産法人を設立することで地元雇用も促進。そして、塩川小学校の子どもたちにジャガイモ栽培用の畑を提供し、地域の食育活動も支えている。

広大なブドウ畑の中心に建つ椀子ワイナリーでは、ブドウの栽培から醸造までの工程を見学できる。収穫されたブドウが「選果・破砕」されグラビティ・フローによって「醸造エリア」に運ばれる施設や「樽庫」などをガラス越しに見ることもできるが、おすすめはワイナリーが行うツアーだ。椀子ワイナリーでは「椀子スタンダードツアー(約60分)」「椀子プレミアムツアー(約90分)」「椀子ウォーキング&ランチツアー(約150分)」「椀子ワインメーカーズツアー(約120分)」と4種類のツアーが用意され、スタッフの説明のもと、ヴィンヤード・ワイナリーの見学とテイスティングも楽しめる。いずれも有料(1,500円~7,000円)で定員制のため、予約が必要。

ワイナリー内には、ワインショップとテイスティングスペースがあり、ブドウ畑越しに蓼科山や浅間山を眺めながらテラスでワインを楽しむこともできる。ワイナリー限定のワインは数量も限られているので要チェックだ。

椀子ワイナリーでは今後、ワインツーリズムによる地元特産品や観光の活性化も狙う。10月26日と27日には、地元のおいしい食べ物とワインを青空の下で楽しむ「椀子マルシェ」が開催される。

360度見渡せる小高い丘の椀子ワイナリーで、調和のとれた日本ワインを楽しむ時間はいかが?

当記事はOVOの提供記事です。

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