『なつぞら』ロスに効く、名シーンのお料理レシピ集

女子SPA!

2019/10/4 08:46

 記念すべき100作目の連続テレビ小説として話題を呼んだ朝ドラ『なつぞら』が、9月28日、完結しました。毎日見ていたなつやじいちゃんたちに会えなくなって、ロス状態の人も多いのでは?

さびしい気持ちを慰めるために、「料理」をキーワードに思い出にどっぷりひたってみましょう。

『なつぞら』では北海道ならではの素材を使ったおいしそうな料理や、戦後の東京のハイカラな味が次々登場し、そのたびに視聴者の「ランチは決まった」「食べたい!」との声がSNSにあふれました。

番組の料理監修をしていた料理家の住川啓子先生が、当時や現地を知る方々に取材し、それにできるだけ近づけつつ、実際に出演者の方々が収録で何度も口にすることを考慮したレシピは、どこか懐かしく、今食べても絶品です!

画面に映った時に見た目も映えて、食べてもおいしい「レシピ」にするには、ドラマの料理制作500本以上という住川先生の経験とアイデアがあってこそ。ドラマで出た料理のレシピをまとめたムック『なつぞら なつが食べてたおいしいレシピ』も出版されました。

そこで、住川先生に、家で再現できる“なつぞら料理”を教えていただきました。

◆泰樹じいちゃんの「手づくりバター」

まずは、泰樹じいちゃんの「手づくりバター」。

じいちゃんと、小さかったなつとのやりとりに、涙腺崩壊した人も多かったでしょう。

ドラマの中ではしぼりたての牛乳でバターを作っていましたが、ほとんどの市販の牛乳は乳脂肪分が浮き上がらない処理をしてあるために、牛乳からはバターはできません。そこで脂肪が入っている「生クリーム」を使います。

【材料】

生クリーム(乳脂肪分45%前後のもの)200ml

塩 ひとつまみ

【つくり方】

密閉できるビンに生クリームと塩を入れてふたをし、上下に振り続けるだけ!大きく上下に振り、5~10分が目安です。

水分とかたまりに分離したら、かたまりを丈夫なペーパータオルに取り出し、水気をそっと絞って、冷蔵庫で冷やして固めて完成。

「ビンはふたがしっかり閉まるものを選んで。大き目のもののほうが、中で生クリームが動きやすく、分離しやすいのでおすすめです」と住川先生。口どけまろやかで、とろけるおいしさですよ!

ドラマのようにホクホクのジャガイモにのせても、ホットケーキにのせても、本当においしくて、いくらでも食べられちゃいます。柴田家の人たちは収録の時、ジャガイモと一緒にぺろりとたいらげていたそうです。

◆なつも砂良も温まった「ミルク鍋」

もう1品、照男(清原翔さん)と砂良(北乃きいさん)を結びつけるきっかけともなった「ミルク鍋」をご紹介。

「鮭と牛乳をたっぷり使った鍋を」というオーダーから生まれ、「いわゆる石狩鍋風に牛乳を入れたもので、具材は当時の十勝で手に入るものにしました」と住川先生。北海道のおいしい昆布を、だしはもちろん具としても使っています。砂良の鮭の鍋に、照男の牛乳が加わって、さらに美味しくなりました。

【材料(2人分)】

生鮭(切り身) 2切れ

A

昆布10cm 水3カップ

塩 少し

酒 大さじ2

ジャガイモ 2個

タマネギ 1個

ニンジン 1/3本

長ネギ 1本

ホウレンソウ 1/2束

シイタケ 2枚

木綿豆腐 1/2丁

B

甘酒50ml

みそ大さじ3

牛乳 100ml

バター 30g

【つくり方】

1 Aの昆布は2~3cm角に切って鍋に入れ、分量の水を加えて弱火で10分ほど煮る。

2 鮭は3~4等分に切り、塩をふって2~3分おき、水気をふき取って酒をふる。

3 ジャガイモは皮をむいて6等分に切る。タマネギは1cm厚さの半月切りにする。ニンジンは拍子木切りにする。長ネギは斜め切りにする。ホウレンソウは3cm長さに切る。シイタケは軸を除いて1cm厚さに切る。豆腐は縦半分に切り、端から2cm幅に切る。

4 ①に③のジャガイモ、タマネギ、ニンジンを入れて中火にかけ、ジャガイモがやわらかくなるまで煮る。

5 Bを加えてひと煮し、②、③の長ネギ、シイタケ、豆腐を加えて鮭に火がとおるまで煮る。

6 牛乳を加え、再び煮立つまで煮て、味を見て塩適量(分量外)で味をととのえる。③のホウレンソウを加えてバターをのせる。

鮭、牛乳に加えて甘酒もバターも入った、コクたっぷりの鍋。牛乳が苦手な夕見子も「おいしい」とうなった絶品です。

具材も多く、火が通りにくい野菜は小さめに切ったり、鮭の臭みを取るために塩と鮭で下味をつけるなど、今主流の「時短・手抜き」レシピとは一線を画した、昭和の手づくりレシピ。食べると体の隅々まで栄養が行きわたり、健康になるようなやさしい味わいです。砂良と照男のように、大切な人を思い浮かべながら準備する時間も楽しそう。

◆あのロールケーキや天丼も

『なつぞら なつが食べてたおいしいレシピ』では、他にも「雪次郎が夢をかなえたロールケーキ」「川村屋のハイカラなバターカリー」「なつと咲太郎、千遥の天丼」などなどのレシピを、各シーンの場面写真や住川先生のウラ話とともに紹介しています。

また、天陽やイッキュウさんとなつ、泰樹じいちゃん、咲太郎、雪之助・雪次郎親子などの写真もたっぷりで、『なつぞら』の半年間を思い出してジーンとしてしまいます。

ちなみに、『なつぞら 総集編 前編・後編』が、地上波では10月14日(月・祝)、BSプレミアムでは10月27日(日)に放送予定です。何か“なつぞら料理”を作って食べながら見たら、気分が盛り上がりそうですね。

<文/女子SPA!編集部>

【女子SPA!編集部】

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当記事は女子SPA!の提供記事です。

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