カトリーヌ・ドヌーヴ来日! 宮崎あおいの“お気に入りシーン”に共感

クランクイン!

2019/10/3 18:05

 『シェルブールの雨傘』などで知られる仏女優カトリーヌ・ドヌーヴが来日し、3日に都内で開催された主演映画『真実』のジャパンプレミアに、共演のジュリエット・ビノシュ、是枝監督のほか、日本語吹き替えを担当した宮崎あおい、宮本信子、佐々木みゆらと共に出席した。

本作は、『万引き家族』の是枝監督による初の国際共同製作作品。国民的女優ファビエンヌ(ドヌーヴ)が発表した自伝本「真実」をめぐって、娘のリュミール(ビノシュ)ら家族が、自伝本の裏に隠された真相に迫る様を描く。

ドヌーヴは、撮影前にフランスや日本で是枝監督と面会し、「一緒に映画にやりたいという気持ちを分かってくださり、この役を頂いた。とてもうれしかったです」と笑顔。そんな是枝監督との撮影について、最初は色々もどかしいこともあったようで、「監督はフランス語を喋れず、私は日本語を喋れないので、通訳を介してしかコミュニケーションができなかった」と回想し、徐々に「視線や表情を通じて『監督はこう感じているんだろうな』と分かるようになりました」と述べた。

続けてドヌーヴは、日本について問われると「日本のものは何でも大好き。文化や歴史、昔のこと、現在のこと、お料理のこと、アート。あらゆることが大好き。30年以上前から日本に足を運んでいる。ただ、あいにく仕事でとんぼ返りというパターンが多い」と話し、「ぜひいつか、映画の紹介をするとともに、十数日とって散策したい」と願望を明かした。

本作は、日本人監督初のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門のオープニング上映作品。是枝監督は、国際的女優である2人との撮影について「現場にいるときは1人の女優と監督の関係。日本と変わらない。どれだけ信頼関係を持って、楽しくいい映画を作るかだけ考えた」と振り返った。

イベント中盤には、日本語吹き替え版キャストの3人が登壇。リュミールの日本語吹き替えを担当した宮崎は「このお話を頂いてからは、時間の許すかぎりDVDを観ていた。ビノシュさんの顔をずっとずっと観ていた。昨日、初めてお会いしたときに涙が出てきそうになって」と、棒のように固まってしまった事を明かすと「監督にちょっと笑われた。スゴく幸せなお仕事でした」と述懐した。

お気に入りの場面を問われて、宮崎は「ドヌーヴさんが撮影所を抜け出して、クレープを食べに行こうとするシーンがある。そこにビノシュさんが迎えにいって『撮影所に戻りなさい』というシーンがある。そこが面白かった。親子の関係性がちょっと逆転しているようなところがあって楽しかったです」とコメント。

それを聞いてドヌーヴは「私もけっこうお気に入りのシーンです。実際に、女優としてそういう撮影現場にいると長く待たされて『やってられないわ!』と思って抜け出したくなるときがある。そういった部分が非常に上手く描かれていて大好きです」と茶目っ気をみせた。

※宮崎あおいの「崎」は「たつさき」が正式表記

映画『真実』は、10月11日より全国公開。

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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