狭い部屋が快適になる。家具の配置を3ステップで見直す方法

日刊Sumai

2019/10/3 17:50

一級建築士のしかまのりこさんによると、コンセント位置や間取りの関係で家具をうまく配置できない人からの相談が増えているそう。
家具が適切に配置できていないと「部屋が狭い」「動きにくい」と感じる居心地の悪い空間になってしまいます。
もともとコンパクトな部屋ならばなおさらです。
家具の配置を見直して、より快適な空間に変える3つのステップについてしかまさんに教えてもらいました。
1.部屋の空間を大まかにスペース分けする
こちらは、とあるマンションLDKの図面です。
LDK
角部屋のため窓が多く、また細長い間取りになっており、家具の配置が難しいLDKになっています。
家具の配置でまず行うことは、空間を大まかにスペース分けすることです。
キッチン・ダイニング・リビングの3つのスペースを、その空間のつながりや動線、TVアンテナ、コンセントの位置を考えながら大まかに分けます。
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これで空間のスペース分けができました。
2.リビング家具の位置(配置)を決める
次に、スペース分けしたリビング・ダイニング空間に、具体的に家具を配置していきます。
まずはリビング空間にソファやリビングテーブル、TVなどのリビング家具を配置します。
LDK
リビング家具を配置するときのポイントは、以下の4つです。
・TVアンテナやコンセントのそばに、TVとTVボードを置く
・キッチンやダイニングからスムーズに移動できるように家具を置く
・TVは窓の位置に対して直角に配置すれば、窓からの太陽光の影響を受けにくい
・小さい子どもがいる場合はケガ防止のため、リビングテーブルの形や大きさに注意する
以上のポイントを参考にして、この図面のなかに自由にリビング家具を配置してみてください。
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上の図は配置例です。
TVボードは窓に対し直角に置きます。こうすることで、窓からの太陽光の影響を受けにくくなります。
リビングに収納が少ないため、TVボードは収納も兼ねた大型のものにし、圧迫感が出ないよう壁につけます。
TVボードと後ろの壁の間にできたスペースには(丸く囲んだ部分)、電話やFAX、プリンターなどの家電も置けるリビング収納を置きます。
最後にTVに対して平行にソファーを配置し、その間にリビングテーブルを置きます。
小さい子どもがいる家庭では、家具は少ないほうが部屋が安全に広く使えるため、リビングテーブルは必ずしも必要でありません。
どうしてもテーブルとして使えるものを置きたい場合は、ソファーに組み込む形のリビングテーブルもありますので、そういった家具を活用してみましょう。
3.ダイニング家具の位置(配置)を決める
続いて、ダイニング空間にダイニングテーブル、椅子などのダイニング家具を配置します。
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ダイニング家具を配置するときのポイントは、以下の5つです。
・キッチンからのスムーズな動線
・椅子への腰かけがスムーズにできるゆとりがある
・自然光を取り入れ、明るいスペースにする
・ダイニングからTVを見る場合は、TVの位置関係も考慮する
・ペンダントタイプの照明の場合は、テーブル位置が照明からずれないように配置する
以上のポイントを参考に、自由にダイニング家具を配置してみてください。
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多くの方は、上の図の例のようにダイニングテーブルをソファーに対して平行に置きます。
しかし、長方形の部屋の短辺方向にダイニングテーブルを上の図のように置くと、赤で囲んだ部分がとても狭く、スムーズな移動ができません。
そこで、下の図のようにダイニングテーブルは部屋の長辺方向に合わせて配置すると、椅子への腰かけや移動もスムーズになります。
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コーナー窓からの自然光も取り入れた、明るいダイニングとなりました。
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家具の適正な配置の仕方を覚えると、部屋が広く感じ動線もスムーズになります。また、日々のイライラが減り、片づけがしやすい部屋にもなりますね。
模様替えや引越しの際には、家具の配置で快適な空間づくりを目指しませんか。

当記事は日刊Sumaiの提供記事です。

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