認知症の母を抱えた家族描く『ぼけますから』文化庁映画賞で大賞


フジテレビ系情報番組『Mr.サンデー』(毎週日曜22:00~)発のドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』が、文化庁映画賞の文化記録映画部門で大賞を受賞することが決定した。

信友直子監督が、アルツハイマー型認知症の診断を受けた母を抱えた家族の内側を、娘だからこその視点で丁寧に描く同作。昨年11月3日から東京・ポレポレ東中野ほかで上映されると、瞬く間に口コミで評判となり、延べ観客動員数は9月30日現在で93,000人、上映館数は99館と、ドキュメンタリー映画としては大ヒットとなっている。

今回の受賞に、信友監督は「公開から1年、何よりのご褒美です。この映画を愛し育ててくださったお客様一人一人に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びをコメント。家族に受賞を報告すると、「父は“そりゃあえらいことじゃ”と、欣喜雀躍(きんきじゃくやく)というのはこういうのを言うんだな、と思うくらい喜んでいます。親孝行ができたと思うと私もうれしいです」とのことだ。

大島新プロデューサーは「信友直子監督のご両親への果てしない愛が、この映画を望外の受賞に導いてくれました。映画に携わった全スタッフと、応援してくださった観客のみなさまに感謝申し上げます」と話している。

授賞式は28日に東京・六本木のグランドハイアット東京で開催。また、映画では描ききれなかったさまざまなエピソードが書かれている書籍『ぼけますから、よろしくお願いします。』(信友直子著)が、22日に新潮社から発売されることも決定した。

そして、今回の受賞を受けて、ポレポレ東中野(10月26日~終了日未定)、横川シネマ(広島・11月8日~12月4日)、シネマ尾道(広島・11月9日~11月22日)、名古屋シネマテーク(愛知・11月9日~11月15日)、呉ポポロシアター(広島・12月1日~12月19日)でのアンコール上映も決定。ポレポレ東中野では、初日の26日に信友監督の舞台あいさつも行われる予定となっている。

(C)「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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