「どうしたらそんな貧乏になれるの?」「貧乏自慢しないで」アナウンサーの笑えない発言

wezzy

2019/10/3 14:05


 今月1日放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、フリーアナウンサーの菊池良子が出演。友人に対して「どうしたらそんな貧乏になれるの?」と質問したと明かし、物議を醸している。

菊池アナがその発言をしたのは「みんな平気でも私の前ではやめてほしい」というテーマでトークをしている時。男友達の恋人女性が貧乏な家庭で育ち、「焼肉屋さんの前で香りを嗅ぎ、家に帰って白ごはんを食べた」こともあったという話を聞いて、菊池アナは「そんな貧乏な人がいるんだ」と驚き、男友達に向かって「どうしたらそんな貧乏になれるの?」と疑問を投げかけたそうだ。

このエピソードに他の番組出演者らは啞然とした表情で、司会の明石家さんまも「それはアカン」とツッコむ。しかし菊池アナは貧乏になる理由がわからないようで「でも働いたらお金はある」と反論。これに対しさんまが「親の借金を引き継がなきゃアカンとか……。働いたら食べられるとは限らない」と説明すると、菊池アナは素直に「すみません」と謝罪した。

話をきくと、菊池アナはお年玉で100万円をもらうほど裕福な家庭に育ち、35歳の今でも親からは会うたびにお小遣いを受け取っているという。アナウンサーとして働いてはいるものの、自分の給与は全て貯金にまわし、親からのお小遣いで生活しているそうだ。性格が悪いと思われたくないため「私の前で貧乏自慢はしないでほしい」とのことであった。

お金で苦労したことがなく「どうして貧乏なの?」と本気でわからなかったのかもしれないが、彼女はテレビ長崎のリポーター、NHK山口放送局の契約アナウンサー、サガテレビの契約アナウンサーなどを経てフリーになっている(現在は芸能プロダクションに所属)。社会問題に疎いとしたら今までどんな仕事をしてきたのか不思議な話だ。

働いても豊かにならない……これは、日本社会が抱える深刻な課題のひとつと言える。今年5月、ある番組が月22万円の生活保護を受け取っている家庭に密着した。生活保護は「健康で文化的な最低限の生活」を保証する額を支給するとされているが、この22万円という額にさえ「ずるい」「働いていても22万円ももらえない」という声が続出した。最近も「#手取り15万」というハッシュタグがTwitterでバズり、真面目に働いても低所得から抜け出せない人々の存在が可視化されている。

厚生労働省が発表した「平成30年国民生活基礎調査」によると、生活意識の状況で、生活が「やや苦しい」「大変苦しいと答えた人の割合は、57.7%と過半数を超えた。

番組が放送された10月1日は、消費税が8%から10%に上がったタイミングでもあり、ネット上では菊池アナに対し「人のことを馬鹿にしている」「世の中のことをもっと知って欲しい」といった怒りや、「今の日本は貧乏人だらけだよ」「こんなに働いてもお金が全然貯まらない」などの嘆きなど、批判的な声も多くある。バラエティではわざと非常識なキャラクターで売り出そうという戦略なのかもしれないが、金持ちキャラ自体が目新しいものでもなく、失策だろう。

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