読書スピードが2倍になる「プチ速読」をマスターする方法


たとえ読書家でなくても、「速読をマスターできれば…」と、一度ならず考えたことがあると思います。

一口に「速読」と言っても、写真を撮るようにページをイメージとして把握する「フォトリーディング」や、各段落を1つの塊として読む「ブロック読み」など、様々な手法があります。

しかし、高額な講座を受講しても、速読をマスターできるのは実は一握りだそうです。やはり、生来の資質や若い頃からの蓄積がものを言うのでしょうか。

そもそも、高いお金を費やし、長期間のトレーニングを行なってまで、超絶的ともいえる速読力を身につけたい人はそう多くないでしょう。

ちょっと厚いビジネス本や業務に必要なマニュアル類を、週に数冊読めれば十分という方が多いのではないかと思います。

そうしたニーズに最適なのが、「プチ速読」です。

読書スピードが倍になる「プチ速読」とは?


プチ速読」とは、池江教育研究院の池江俊博院長が開発したオリジナル速読メソッドです。

「全国で約50校あるNHK文化センターの教室のうち、唯一全教室で開催されている人気講座」であり、確実な効果が出ると、多くの受講生から高い評価を得ています。

その効果は、「読書スピードが2倍になる」という、他の速読法に比べればゆるいもの。これは、速く読むよりも、読書をより楽しくすることを主眼としているからです。

その内容は、『たったの10分!「プチ速読」で読書スピードが2倍になる』(池江俊博 著、明日香出版社)にまとめられていますが、ごく簡単な6種類のレッスンを行うだけという敷居の低さも特長です。

この記事では、「プチ速読」の紹介を兼ねて本書のレッスンのうち3つを紹介しますので、実際にやってみましょう。
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たったの10分! 「プチ速読」で読書スピードが2倍になる (アスカビジネス)
たったの10分! 「プチ速読」で読書スピードが2倍になる (アスカビジネス)
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「プチ速読」の準備:一点凝視訓練


下のオレンジ色の四角に青色の丸が描かれた絵を、本を読むくらいの距離に離して20秒間じっと見つめます。

青丸を中心に、できるだけ視線を動かさず、瞬きも我慢しましょう。
orangeカード
青丸を中心に20秒間凝視しましょう
Image:『たったの10分! 「プチ速読」で読書スピードが2倍になる』

20秒たったら目を閉じます。残像が見えると思いますが、それを20秒間見つめます。この時、身体をできるだけ動かさないようにします。

絵を見るのと残像を見るのを、3回繰り返しましょう。

この「一点凝視訓練」には、脳の集中を高め、リラックスさせるとともに、新しく学習したものを吸収しやすい状態に高める効果があります

また、これには速読の時に活躍してくれる右脳を活性化させる目的もあります。

識字数を増やす、視線分散ストレッチ


本書には、「視線分散ストレッチ」というレッスンの1つとして、「本の“かまぼこ”」というものがあります。

そばにある本を1冊手にとって、次のステップで「本の“かまぼこ”」を見つけてみてください。

【「本の“かまぼこ”」の見つけ方】
  1. 開いた本の全体を眺めながら、「寄り目」をしてください。
  2. 本の中央部分に“かまぼこ”のような山が見えてきますね。
  3. これが「本の“かまぼこ”」です。

最初は、“かまぼこ”にある文字が読めないと思います。ですが、慣れてくるとその部分の文章が読めるようになり、さらにはページ全体の文章を読めるようになるそうです。

このレッスンは、多数の場所に視線を分散させるのが目的で、上達すると認識できる文字数が増え、読書スピードが自ずと速くなっていきます。

高速ページめくりで脳の処理速度を強化


ここでは、明日香出版社の公式サイトで公開されている音声ファイルのページにある、「レッスン6 ページのめくり方」という音声ファイルを使用します。

音声ファイルでは、本書に収載の小説『ガリバー旅行記』を使うよう指示されますが、とりあえず手元にある本で代用してOKです。

このレッスンはシンプルで、速くページをめくるというものです。

速さに応じて、「超高速ページめくり」「高速ページめくり」「中速ページめくり」の3種類あります。メトロノームのカチカチというリズムに合わせ、0.5秒・1秒・2秒の速さでめくっていきます。

「超高速」では、右手で本を支え、左手の親指でページをはじき、一気にめくっていく感じ。

「高速」「中速」では、心の中で「いち、に」と数えながらめくると良いです(心の中で音読する癖を直すため)。

どの速さであっても、文章の内容を理解しようとする必要はありません。それでも、脳は入ってくる文字情報をつかもうとして、処理スピードを合わせ始めています。

この時、低速処理に適した左脳では対処できないので、高速処理を行える右脳に情報処理の役割をバトンタッチするそうです。これは努めて意識しなくとも、自動的になされます。


こうした訓練を習慣化することで、脳の処理速度は「プチ速読」ができるように最適化され、難なく2倍速で読めるようになっていくそうです。

効果を体感する人は年代を問わず、「理解力や記憶力もアップ」するというこのメソッド。本書のレッスンを実践して、マスターしてみてはいかがでしょうか?
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Source: 明日香出版社

Image:『たったの10分! 「プチ速読」で読書スピードが2倍になる』, ibnu alias/Shutterstock

当記事はライフハッカー[日本版]の提供記事です。

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