GLAYが生み出す熱さとクールさの共通点

UtaTen

2019/10/1 15:00

GLAYについて



ボーカルのTERU、ギタリスト兼リーダーのTAKURO、ギターのHISASHI、ベースのJIROの4人組ロックバンド。

北海道函館市で結成され、アルバム『灰とダイヤモンド』でインディーズとして、シングル「RAIN」も発売し、同時にメジャーデビューを果たしました。

その後は3rdアルバム『BELOVED』でミリオンセラー(100万枚以上の売上)を記録し、人気絶頂の中リリースした、1997年の初ベスト・アルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』は累計売上枚数480万枚を超える大ヒット(当時のアルバム売上日本記録)となりました。

伝説とも言える20万人を動員(世界記録)した野外ライブ、幕張メッセ駐車場特設ステージでの『GLAY EXPO '99 SURVIVAL』はTV等でその光景を目にした方も多いのではないでしょうか?

筆者は幼少期で音楽に興味が出る前だったので、リアルタイムで直接見てみたかったなと今も思います。

ほとんどの楽曲を手掛けるTAKUROが色んなジャンルにルーツがあることから、GLAYの楽曲は様々なCOLORを感じさせます。

ギターリフがかっこいいロックチューン「誘惑」だったり、大ヒット曲「HOWEVER」を始めとする壮大なバラード、「STREET LIFE」のようなミドルテンポの曲まで…

そんな幅広いGLAYの楽曲の中で熱いもの、クールなもの…

2019年8月に行われた25周年記念LIVEの良いGLAY・悪いGLAYのようなイメージで、以下、独断で熱い曲とクールな印象がする曲にフォーカスしてご紹介していきます!

日常や特別な瞬間を熱くする


BEAUTIFUL DREAMER



車のCMタイアップにもなったように、疾走感のあるロックチューンで2003年にリリースされた両A面シングルの1曲目です。

バンドサウンドとストリングスとの融合が絶妙で清々しい!GLAYを表すと言ってもいいタイトルになっています。

THE・GLAYそのもの。

ファン以外の人には超有名ではないかもしれませんが、ライブでもしばしば披露される人気曲です。

なかなか行動に移せない日々、そんな自分をもまずは愛して自問自答しながらも振り切っていく。そんな決意を感じます。

一瞬の熱量ってとても大きかったりするもの、そんな様子を期限付き~のフレーズで独特に表現しています。

鉄は熱いうちに打てと言いますし、感じたそのままに突き進んでいたいですね。

ピーク果てしなく ソウル限りなく



東京スカパラダイスオーケストラのホーン隊3人が参加した「ピーク果てしなく ソウル限りなく」。2004年に発表されました。

リリース当時はタイトルの雰囲気などGLAYっぽくなかったり、空元気のような違和感を感じていたのですが、聴いていると突き抜けるような熱さとライブでの盛り上がりが楽しくて夢中になります。

パッと聴いた感じはGLAYっぽくない歌詞なのですが、そのシンプルさゆえに逆に難しくも感じます。

喜怒哀楽、感情の高鳴りを超えてどこまでもピークを超えていきたい!

スポーツ等のようにここしかないという場面で最高の結果を出す、そんなイメージを描いて。限りなく進むのでしょう!

STAY TUNED



歌詞も世界観も熱いです。熱いけどなぜかとてもクールに感じます。

単純に盛り上がろうぜ!のような感覚とも少し違う、焦らず楽しもうという雰囲気やリズムの余裕さ、爽快感がそう感じさせるのでしょう。

この二面性やラジオに掛けている内容がたまらなく楽しい!GLAYの中でも特に好きな曲です。

イントロ・ラストのDJ部分は、FM802やZIM-FM等で活躍する落合健太郎氏がモデルになっています。

(実際にライブでイントロに載せて生で紹介されることも。)ここも最高にクールでかっこいい!

歌詞を読んだだけでも夏の開放感を存分に感じられますね!

これにサウンドが乗っかって勢いそのままに飛び出していけそうです。

リリース当時はこのはっちゃけ具合に賛否両論あったようですが、聴いていてとても楽しい曲だと思います。

夏じゃなくても気分を上げたいときにはオススメです!

COOLでありつつも痛みに寄り添う


Blue Jean



GLAYでクールさNo.1と言っても過言ではないくらいに爽クール!

涼しげな音色やストリングスが優しく夏の時間を彩ります。

そしてベースが気持ちいい!よく晴れたお昼に海辺をドライブしながら聴くとたまりません。

切なくも爽やかなナンバーなのでSOUL LOVEが好きな人はきっと気に入ると思います!最高にポップで心地いいサマーチューンです。オススメ!

おろしたてのトキメキ、こんな言葉聞いたことがないですよね。

女性目線の歌詞にもとらえられますし、初々しいドキドキさを分け合うっていつになっても良いものですよね。

そんなTAKUROしか書けない歌詞にグッときます。

最後のフレーズもなんて秀逸なんでしょう。

想いを募らせる日々が過ぎていく様を、”未来である秋”が待っていたと描いています。

人恋しくもなり始める季節。そんな寂しさと恋しさも感じる未来(秋)は夏色に輝いていそうですね。

とまどい



夏の名曲。ミリオンセラーの割に知名度は高くないかもしれませんが、「とまどい」は好きだ!という声も耳にしますし、もっと評価されてほしい良い曲です。

サビのHISASHIのギターリフが印象的。想いを寄せた女性に踏み込んでいけない奥手な男性の心情が描写されています。

切なくも前向きな男性心理をここまで爽やかに描いた曲ってあまり無いのではないでしょうか。

GLAYはロックナンバーやバラードも名曲揃いですが、個人的にこういう儚くも爽やかな曲が真骨頂だなと感じます。

物語としてもグッとくるし、何より雰囲気が素敵でたまりません。ライブで聴けると嬉しい!

前半のサビもとても情感にあふれていて気持ちの揺れ動きを描いていますが、Cメロの歌詞がなんとも言えない切なさがあって思わず涙腺が緩んでしまいます。

まるで映画や人生そのもののようですよね。



この曲の状況や情景を思い浮かべやすくも、気持ちを決して限定しない、幅広い捉え方が出来る深さがとても好きです。

恋愛の歌なのは間違いないですが、それだけではない大きさも感じます。

曲名である「とまどい」に対する答えもラストで歌われていますが、聴く人の未来の可能性が無数に広がりそうな言葉に勇気づけられることでしょう!

あなたの答えはきっとあなた自身の中に。

Savile Row ~サヴィル ロウ 3番地~



サヴィル ロウはロンドンに実在する通りで、「The Beatles」のレコード会社であるアップル・コア本部が3番地にあります。

そしてビートルズが最後にコンサートを行った場所でもある、世界的な音楽の聖地と言っていいでしょう。

色んな視点の見方があると思いますが、旅に行けないという歌詞の部分からも、日々の苦悩と音楽に対する憧れを追い求めていたい気持ちを忘れないように綴ったのかなと感じました。

同時に日常の大切さも感じる曲です。ロードムービーのように情景が鮮明に浮かび上がる歌詞がとても素敵で。

常に時代は移り変わっていくけど、いつでも変わることなく響く普遍的なもの。

クールとは少し違うかもしれませんが、サヴィル ロウを知らない人にもぜひ聴いてほしい名曲です。

誰もがやりきれない想いや感情を胸にしまいながら歩いていく。

大人になるにつれて手に入るもの、失っていくもの、意図せず起きる出来事。日々の日常は多様で人それぞれですが、他人事ではないどこかで力になれる可能性、力になってくれる人、いつかは届くように。

そうありたいと願っています。

そう思わせてくれる歌です。

これからも共存するGLAYのコア



GLAYは多彩な楽曲が魅力的です。

王道のバラードも素敵ですし、ポップな曲も楽しい、かっこいいロックチューンも最高。

色んなタイプがあれど、熱さの中にクールさがあって、クールさの中に熱さもある。これがGLAYらしさなのかもしれないですね。

一貫してるのは「愛と夢」を最も大切にしていることで、これはライブ中のMCでも「愛してるぜ!」や「一緒に夢を見ていこうぜ!」とよく語られています。

最初はヴィジュアル系のイメージでデビューし、数々のヒット曲を出すごとに枠を超え社会現象を起こし、レーベルの独立をも経験しています。

GLAYだから歌える歌が今だからこそ、より響きます。

インスパイアを受けた良いGLAYと悪いGLAYのライブもそんな風に「愛」と「夢」を感じました。

みなさんは熱さとクールさ、どちらが好きですか?

25周年を経てますますかっこよくなっていくGLAYを、これからも熱くクールに見守っていきたいですね!

TEXT Keizy

当記事はUtaTenの提供記事です。

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