ラーメンやめれば髪の毛生える!?専門医が教える「夫にいつまでもフサフサでいてもらう」生活

ウレぴあ総研

2019/9/24 10:02

男性にとっても女性にとっても気になる薄毛。これほど医療が発達しているのに、確実な治療法がないのはどうしてなのでしょう。

それは、「毛根だけを発毛のターゲットとし、髪を作っている“体”という土台をおろそかにしているため」と話すのは、自身も薄毛危機を何度も乗り越えてきたという田路めぐみ医師。

先生によると、薄毛の4大原因は、食事・睡眠・運動・ストレス。

「高価な育毛剤をつけても育毛注射をしても、髪の土台である頭皮に栄養が行き届き、毛を作る細胞が働かないとまったく効果がありません。

細胞やホルモンがしっかり働くようにするためには、毎日の生活の中にヒントがあります。それが食事・睡眠・運動・ストレスの4つなんですよ」(田路先生)。

この食べ物がいい、あの育毛シャンプーを使っているというピンポイントの対策だけでは、残念ながら太刀打ちできない薄毛の問題。育毛は生活改善の上に成り立つ“総合力”が、何より大事なのです。

今回は、この4つのターゲットについて、田路先生の著書『東大医師が教える最強の育毛革命』から、対策法をお伝えしていきます。

■髪のための生活習慣・4つのターゲット

■【ターゲット1 食事】

栄養が不足していると最初に影響が出るのが、髪や爪といった“命に関わらない”パーツです。

「髪に必要だけれども不足しがちな栄養は、主にタンパク質、ビタミンC、B群、ミネラル群(特に亜鉛)です。女性では、これに加えて鉄不足が多いのですが、男性ではあまり気にしなくてよいでしょう。

糖質過多や加工食品が多い、など偏った食生活だと、これらの栄養素が不足し、 髪の成長を妨げ、薄毛になっていくのです。

特に男性はラーメンやカツ丼など高糖質・高脂質でボリュームのある食事が好きな人が多く、同じものを繰り返し食べて栄養が偏ったり、ビタミンやミネラルを含む野菜や海産物、種子類などが不足する傾向にあります。

出典(『東大医師が教える最強の育毛革命』)

カロリーが満たされていても、栄養に偏りがあると髪の毛を生やす力が弱ってしまいます。

髪に必要な栄養素をしっかり摂りながら、なおかつ糖質を抑えた食生活を送ると、細胞が元気になり、体も髪も健やかになっていきます。

■【ターゲット2 睡眠】

睡眠は体を休め、修復してくれる貴重な時間ですが、睡眠中に分泌される成長ホルモンも健やかな髪には欠かせない役割を持っています。

「成長ホルモンは“ヒーリングホルモン”とも呼ばれ、身長を伸ばす、筋肉を作るなど組織の成長と修復を促してくれるので、髪にももちろんいい影響を与えてくれます。成長ホルモンがしっかり分泌されれば、髪が太く長くなるよう、サポートしてくれるのです。

成長ホルモンは年齢とともに分泌が少なくなってきます。大人が成長ホルモンをしっかり分泌させるためには、3時間以上続く深い睡眠を確保することが大事です」。出典(『東大医師が教える最強の育毛革命』)

成長ホルモンは寝始めてすぐの睡眠サイクルにおいて最も多く分泌されるため、スムーズに睡眠に入れるといいのですが、寝る直前までスマホやゲームをしていると、睡眠を促すメラトニンが放出されにくくなり、結果的に成長ホルモンの分泌にも影響してしまいます。

健やかな髪の成長のためにもぐっすり眠れる環境を整え、よい睡眠をしっかりとりましょう。

■【ターゲット3 運動】

「男性ホルモンが多い人は薄毛になりやすい」という俗説を聞いたことがあるかもしれません。ですが、男性ホルモンは加齢に従い減少していくので、健康のためには増やした方がいいそう。

「この男性ホルモンのテストステロンは骨や筋肉を作り、活力、エネルギーを生み出してくれるので、男性にとっては非常に大切なホルモンです。

確かにいわゆるAGA(男性型脱毛症)は一部のテストステロンが引き起こし、髪の成長抑制に関わってはいるのですが、運動することで、テストステロンと同時に成長ホルモンも放出されるのです」。出典(『東大医師が教える最強の育毛革命』)

つまり、運動をすればテストステロンと成長ホルモンが同時に放出されるので、髪への作用はプラスマイナスされます。

そして、結果的にはどちらが優位かというと、成長ホルモンのほうがよりパワフルであるため、総じて運動は薄毛対策にもなるのです。

「運動は、週2~3回、中等度以上のスポーツ、もしくは筋トレ+有酸素運動+準備運動を合わせて1時間くらいやるのが理想ですが、運動が苦手な人や忙しくて時間がない人はストレッチだけでもいいので、まずは体をほぐしながら動かすことからやってみましょう。

逆に運動しないと、髪に不利な一部のテストステロンの働きだけが強く作用してしまい、薄毛が進行、AGAになる可能性が生まれるわけです」。出典(『東大医師が教える最強の育毛革命』)

ただしきつすぎる運動は髪に良いとは言えません。

適度な運動こそが成長ホルモンとテストステロンのいいバランスをもたらしてくれます。

■【ターゲット4 ストレス】

4つのターゲットの中で一番難しいのがストレス対策なのではないでしょうか。現代人はどんな人でもストレスを抱えています。忙しく働く人ならなおさらです。

「過度なストレスを与えられると細胞や遺伝子を傷つける活性酸素が発生します。活性酸素とは、要は“体のサビ”。

活性酸素が発生し細胞膜の機能が低下すると、栄養や老廃物の循環がスムーズにいかなくなり、頭皮の健康が損なわれてしまいます。

さらに遺伝子が傷つけられると、毛を作り出す細胞が死んでしまうことに。こうなると、もう髪は元気を取り戻すことができません」。出典(『東大医師が教える最強の育毛革命』)

また、ストレスを溜め込むと、不眠や過食といった負の連鎖を引き起こします。

日頃ストレスを感じ続けている人は、上手に発散することを意識すると、髪にも良い変化が出てくるはずです。



この4つのターゲットはどれか一つを頑張ればいいというものではなく、すべてを偏りなくケアして、全体的に底上げをしていくのがポイントです。

体調面での変化は2週間ほどで感じられますが、髪は月に1cmほどの速さで伸びるため、効果が実感できるまでには少なくとも3カ月くらいかかります。

このように生活習慣と髪は密接な関係があります。すぐに効果が出る特効薬がない薄毛は、このような生活改善が、長い目で見れば、遠いようで一番近い、効果的な対策なのだといえます。

「あなたのがんばりに、髪は必ず応えてくれます。それまでは地道にコツコツやり続けることです」と田路先生。

まずは自分の4つのターゲットから弱点となるものを重点的に取り組んでみて、一つ一つ攻略して生活全体の質を高めていくのがいいでしょう。

【参考書籍 著者】田路めぐみ(たじ・めぐみ)

神奈川県出身。平成9年、東京大学医学部医学科卒業。

日本形成外科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本頭蓋顎顔面外科学会会員、日本外科学会会員。

虎の門病院外科レジデント修了後、東京大学形成外科医局に入局。

帝京大学、東京大学、国立国際医療センターにて形成外科の研鑽を積み、焼津市立総合病院、国保旭中央病院にて形成外科科長を務める。

その後国立がんセンター東病院頭頸科、せんぽ東京高輪病院(現JCHO東京高輪病院)形成外科を経て、2014年より、松倉クリニックに勤務。

美容のみならず形成外科・再建外科医としても活躍し、その幅広い臨床経験から、患者さんの状態やニーズに合わせて柔軟に治療法を選ぶ総合的な診療を得意とする。

自らの薄毛経験も活かし、身体全体とストレスまで考慮した総合育毛治療がクリニックでも人気を呼んでいる。

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

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