キムタクがジャニーズで”ナンバー3″の座を固めつつある裏事情

※画像は、StreetVJ / Shutterstock.com より

 

キムタクが存在感を示している。TBS系列で放送される10月スタートの連ドラ『グランメゾン東京』で木村拓哉は天才シェフを演じ、2020年新春に2夜連続放送予定のフジテレビ開局60周年特別企画ドラマ『教場』では冷酷無比な警察教官役という新境地に臨む。いずれも主役だ。46歳になりながらも、群雄割拠の芸能界でトップクラスの地位を維持している。もちろん、その背景にはジャニーズ事務所の強いバックアップ体制があるからに他ならない。

 

キムタク、ジャニーズ幹部から高評価も……

 

ここ最近、芸能メディアでも再三報じられつつあるように木村はジャニーズ事務所の中で近藤真彦、東山紀之に次ぐナンバー3の座を確保しつつあるともっぱらだ。その理由は言うまでもなく”SMAPの乱”を食い止めたことが、評価されているからだ。かつてSMAPのメンバー全員が一蓮托生を決め込んで事務所からの独立計画を進めていたものの、土壇場になって木村1人だけ残留へと態度を豹変させ、橋げたを外した。その”功績”をジャニーズ幹部たちが称え、出世街道を歩ませようとしているからである。特にジャニー喜多川氏が逝去した今、重鎮の藤島メリー泰子副社長、そして次期社長候補・藤島ジュリー景子副社長からの覚えはめでたい。

 

ところが、この木村の”ナンバー3抜擢”にはジャニーズ側に対して各方面でかなり冷めた見方が広まっているという。ジャニーズの内情に詳しい民放局プロデューサーは渋い表情を浮かべながら、次のように打ち明けた。

 

「この流れはハッキリ言えば、メリーさん、ジュリーさんが何かと揺らぎつつあるジャニーズの”足固め”を図ろうと基盤づくりを急ぐためキムタクに白羽の矢を立てているとみていいでしょう。つまり『ウチから離脱するようなマネはせず、忠誠を誓った生え抜きはきちんと重宝するから』という内外に対してのアピールです。だが、これは冷静に見れば矛盾点を生み出す要因にもつながっています。その昔、キムタクは現妻の工藤静香との結婚をメリーさんら幹部たちから猛反対された経緯もあっただけに、そういう過去に目をつぶった上、手のひら返すかのような重宝は逆に苦しい台所事情をあからさまにしてしまっています。ある意味では、ジュリー新体制の焦りのようにも見え、業界内ではかなり波紋を広げています」

 

ジャニーズ新体制の行く末は……

 

ジャニーズは今、揺れに揺れている。ジャニー喜多川社長という巨星を失い、突然タガが外れたかのように公正取引委員会からテレビ局に圧力をかけた疑いがあると注意を受け、さらには「関ジャニ∞」のメンバー・錦戸亮も退所するなど激震続きだ。「今後も第2、第3……いや雪崩式に続々と離脱者が確実に出る」と不気味な予想が飛び交っており、次期トップのジュリー景子副社長としては何とか歯止めをかけたいものの、まるでうまくいっておらず対応に苦慮している様子だ。

 

芸能評論家兼スポーツライター・後藤茂喜氏も「ジュリーさんの舵取りでは今後のジャニーズの行く末が本当に心配です」と眉をひそめ、こう続ける。

 

「ジャニーさんがお亡くなりになる前のことですが、の活動休止発表もジュリー体制への移行が進行しつつある中で起こった出来事。とにかくジュリーさんの今の状況には『何をやってもうまくいかない』というイメージがまとわりついてしまっています。それでいてキムタクの重宝ですからね。かつてジュリーさんは実母のメリーさんとともに、かつてキムタクと結婚した工藤静香を憎悪していたとも言われていますが……。今となってはその工藤をキムタクを説き伏せて独立を思い止まらせた”功労者”としてコロっと評価を一変させていますから、周囲もドン引きしているというのが実情です。こうした背景もあってキムタクを極端なまでにヨイショしているのですが、他の所属タレントはすでに愛想を尽かし始めています。このままでは、かなりの数の退所者が出たとしても不思議ではないかもしれません。私が普段本職にしている朝刊スポーツ紙の芸能セクションでも同様の見方が広がっていますよ」

 

ジャニーズ新体制の”キムタク猛プッシュ”は裏目に出てしまいそうな気配も漂う。何やら風雲急を告げそうなムードになって来た。

 

WRITER

  • 四海方正
  •        

  • 芸能、スポーツをメインに取材活動を続けているライター

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ