追尾式のスピード違反取り締まりの測定距離は?

ラジオライフ.com

2019/9/13 17:05


スピード違反を取り締まるパトカーや白バイは、違反車のスピードをレーダーなどで測っているわけではありません。実は「違反したクルマのうしろを同じスピードで走る」という、極めて原始的な方法でスピードを記録しているのです。それでは、追尾式のスピード違反取り締まりでは、測定距離などの基準はあるのでしょうか?

追尾式のスピード違反取り締まりの測定距離は?

スピード違反をストップメーターで記録


街中、そして高速道路には数多くのパトカーが走っていますが、そのなかでもスピード違反を取り締まるものは「交通取締用四輪車」と呼ばれるものに限られます。また、白バイもスピード違反を取り締まるのはご存じの通りで、これらの車両は交通機動隊や高速道路交通警察隊といった交通専門部署に所属しています。

そして、スピード違反車を見つけた際には、その後ろを等間隔で走り続け、そのときの自車のスピードを違反速度として記録する…という方法をとっています。パトカーや白バイが後ろから追いかけ、追い付く形になるため、この方法は「追尾式」と呼ばれているのです。

この際、自車のスピードを記録するために使われるのがストップメーターです。現在使われているストップメーターはデジタル式で、取り締まる警察官が「等間隔で走った」と判断した時点でボタンを押すと、付属するプリンターからその時点のスピードが印字され、スピード違反の記録となります。

スピード違反の測定区間は100~200m


このパトカーや白バイが等間隔で走る距離や時間に決まりはあるのでしょうか。実は、警察側は一瞬でもOKと考えている節があります。というのも、情報公開で入手した「高速道路における追尾式取締り要領」という警察庁の書類に「測定区間の長短はそれほど問題ないが」という記載があるからです。

一方で、それに続けて「測定方法をより高度に担保するという観点から、○○○(黒塗り)の間、等速・等間隔で追尾して測定」ともあります。具体的な距離は非公開ですが、警察庁としても何らかの基準は設けていることは確かです。

さらにこの非公開部分がわかる資料を探したところ、警察官が参考書として利用する「実務に直結した新交通違反措置要領」という書籍にさきほどの書類とほぼ同内容の記載があり、「おおむね100~200メートルの間追尾する必要がある」となっています。そこで、この100~200mというのが警察側が考える基準になるようです。

仮に時速120km/hで走行している場合、100mは3秒ほど、200mは6秒ほどになります。追尾式のスピード取り締まりの速度測定には、3~6秒ほどの時間がかかるということです。とはいえ、スピードの出しすぎは事故の元、制限速度を守って安全運転を心がけましょう。

当記事はラジオライフ.comの提供記事です。

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