Philipsのスマート電球を返品した男性、次の所有者の個人情報が見えてしまう

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Image: Barry Paterson/Shutterstock.com

賢すぎて融通が効かないパターンですかね。

猫も杓子もスマート化する昨今。電球すらもWi-Fiで繋がり音声アシスタントから操作ができるようになっています。各社からはスマート電球が発売されているのですが…それらはどれほどスマートなのでしょうか?

少なくとも、Philipsのスマート電球「Hue」は前の持ち主を忘れないくらい賢いようです。

返品したアイテムの更新情報が届く謎


bOinGbOinGによると、AMERICAblogの編集者にして弁護士でもあるというジョン・アラヴォシスさんが、Amazonから購買したものの返品したPhilips Hueから、次の所有者の個人情報が丸見えになってしまったのだそうです。

彼はTwitterにて、この出来事を綴っています。



私がAmazonに返品したPhilipsの「Hue」電球は、アマンダ・ジーンという女性が購入しているにもかかわらず、私の管理下にあるようです。少なくとも、彼女のブリッジと名前とメールが見えています。すべてが少し奇妙な感じです。彼女のアカウント情報は、ずっとこちらに更新されるのでしょうか?

ジョンさんは、ジーンさんが何かを更新するたびに、そのお知らせを受け取るようになってしまったのだそうです。そしてジョンさんは、続けてこうツイートしています。



私はナイスガイなので、自分のアカウントを削除しました。でもそれが彼女のアカウントも削除していないことを願っています。しかし、Philipsはどうやって私に、電球のブリッジを買った新しい女性と同じアカウントに留まることを許可し、彼女の名前とメールを私に見せたのだろうか? 変だよなぁ

お国柄もあるかも


アメリカという国は、そこそこ使ったものでも平気で返品できたりします。そうした品々は中古扱いになるのか、バルク品になるのか、はたまた状態が良ければ新品扱いになるのか? それは商品と店によって違うかとは思いますが…さすがにデバイスのアプリで行なう設定までは、お店側えのアフターケアは難しいでしょうね。

ではどうしたら?


Philipsの公式サイトにある「Hue Apps FAQs」ページには、接続解除の方法が掲載されていました。こういった連携の会場は、とりあえずユーザーに委ねられていることがわかります。

Hueアカウントを使用して、Philips Hueシステムからスマートデバイスを削除できます。 スマートデバイスからアクセス許可を取り消すには、www.meethue.comにアクセスし、My Hueをクリックしてあなたのアカウントにログインします。ログインしたら、ページ上部の Appsをクリックします。これによりHueシステムに現在接続されているデバイスが表示されます。そこからDeactivateボタンをクリックしてデバイスを削除できます

この英語のページには、日本語のPhilipsのサイトの「サポート」というリンクから飛ばされました。英語のわからない日本人にはハードルが高そうです。

メーカー側に言えることは、こういう事態に備えて、製品ごとに振られたIDにはマルチ・アカウントを許可しない、もしくは出荷時に戻すリセットボタンを設ける、などの工夫が必要かと思います。

ジョンさんはナイスガイだから良かったものの、もしこの方法が有効ならば、コスパが悪くて地味な方法であっても、詐欺師などが個人情報を収集することに利用しかねませんね。恐るべしスマート家電…。

Source: Twitter via bOinGbOinG, Hue Apps FAQs

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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