沢尻エリカ“女優失格”乗り越え「仕事もプライベートも充実」

dwango.jp news

2019/9/13 06:30


唯一無二のクリエイター、蜷川実花が太宰治のスキャンダルな人生を大胆に描いた監督作『人間失格 太宰治と3人の女たち』。天才作家、太宰治と彼を愛した3人の女たちを描いた作品だ。この太宰を演じるのが小栗旬。そして太宰の正妻・津島美知子役が宮沢りえ。作家志望の愛人・太田静子役は沢尻エリカ。最後の愛人・山崎富栄を二階堂ふみが演じている。身重の妻とふたりの子供がいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返しては小説のネタにしようとする太宰。その破天荒な生き方で文壇から疎まれるも、ベストセラーを連発。そんな中、太宰は作家志望の静子の文才にほれ込んでいく…。今回は「私、愛されない妻より、ずっと愛される愛人でいたい」と言い放つ静子を演じた沢尻エリカに直撃インタビュー。

――最初に蜷川さんからオファーがあったときの感想からお願いします。

“実花さんがまた撮るんだ、どんな重い役が来るんだろう…”って構えていた部分がありました。さすがに重いのは嫌だなぁって思っていたんですけど(笑)。恋に恋する女性で、主演が小栗くんと聞き、参加させていただきました。

――今回、沢尻さんが演じる静子はピュアな反面、強い意志と情熱を併せ持つ女性。実際に演じてみていかがでしたか?

とにかく恋してウキウキ、ルンルンな女性像を演じたいなって。禁断の恋は分からなくても、普通の恋をするハッピー感は分かるじゃないですか。実花さんからも“とにかくハッピーでルンルンして!”って言われていましたし(笑)。だから今回の役どころは本当にシンプル。重い要素が一切ないんです。とにかく楽しくてルンルンなキャラクターを演じ切りました(笑)。



――同じ太宰を愛する女性でも、確かに美知子や富栄とはまったく違ったタイプの女性ですね。

完成した作品を見て、ほかの方たちの現場が大変だっていう意味が分かりました。“これはつらい!”って(笑)。最初にクランクインしたときは、私だけルンルン気分で現場に行っていたんです。しばらく時間が空いてから、また現場に行ったら、どうやらその間に大変なシーンを撮っていたらしくて。久しぶりに実花さんや小栗くんとお会いしたら、テンションがどよ~んとしていたんですよ。“これは何かあったな”って思っていたんですけど、映像を見てはっきりと分かりました(笑)。

――静子は太宰の愛を受けて妊娠します。そこには女性の強さがあったんじゃないでしょうか。

まぁ、彼女は欲しいものを手に入れた女性。彼が振り向いてくれなくても、欲しいものは手に入れたから余裕があったんだと思います。それより大きいものを彼女は手に入れたんじゃないかなって。

――小栗さんの演じる太宰治はいかがでしたか?

本当に素晴らしかったのひと言ですね。カッコイイ、それに尽きます。

――小栗さんみたいにカッコイイからこそ、太宰治はあんなにモテたんでしょうね。

でも、太宰みたいな人が現代にいたらヤバいですよ。おそらく炎上どころじゃすまないでしょうし(笑)。クリエイターとして突き進んで生きている人なのでステキだなって思う反面、友だちにはなりたくないかな。恋人?いやいやいや、論外です(笑)。

――蜷川さんの作品の魅力はどういうところにあると思いますか?

映像美や世界観はもちろん、女性にしか分からない視点で作品を作っているところ。たぶん、『人間失格』を男性の方が撮っていたら、また別な作品になると思うんです。主人公の太宰を女性ならではの視点で切り取って描いていますからね。それでいて実花さんはパワフルで、どこまでも貪欲で…すべてにおいてスゴイ人だなって思います。

――今回も『ヘルタースケルター』に続きベッドシーンがありました。

(ヘルタースケルターのときは)もう“ガンガンいこうぜ!”って感じで(笑)。私も納得した作品であれば、脱ぐことに抵抗はないので。

――では『人間失格』にかけまして、沢尻さんの中で“○○失格”といえば?

(若かりし頃の自分に対して)女優失格かな(笑)。

――そんな沢尻さんは今、女優として充実していますか?

とても充実しています。特に今年は女優というお仕事をとても楽しく感じていて。来年から始まる大河ドラマ『麒麟がくる』もありますから。1年間は集中して節制しなきゃって思っています。たまに友だちと飲みに行くことはあっても、基本は仕事メイン!

――もう「女優失格」とは言えませんね(笑)。

はい。仕事もプライベートも手を抜かず、日々、楽しく充実した毎日を過ごしていますからね(笑)。

――最後に『人間失格 太宰治と3人の女たち』をご覧になる方にメッセージをお願いいたします。

今回、またすばらしい作品が出来上がりました。たくさんの女性に観てもらいたいなっていう映画です。共感できるところも多々あると思いますので、ぜひご覧になってください。

文・写真:今泉

ヘアメイク:高村三花子

スタイリスト: 亘つぐみ(angle)

【衣装】

右耳ピアス¥1350,000/ミオ ハルタカ(ビジュードエム ギンザシックス)  左耳ピアス¥92,000、リング¥100,000/ともにビジュードエム(ビジュードエム ギンザシックス)  靴¥16,800/YELLO

ドレス スタイリスト私物

【問い合わせ先】

ビジュードエム ギンザシックス

03-6264-5436

YELLO

『人間失格 太宰治と3人の女たち』
9月13日(金)ロードショー

監督:蜷川実花
出演:小栗旬 宮沢りえ 沢尻エリカ 二階堂ふみ
成田凌 / 千葉雄大 瀬戸康史 高良健吾 / 藤原竜也
脚本:早船歌江子、音楽:三宅純 撮影:近藤龍人
主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ「カナリヤ鳴く空feat.チバユウスケ」(cutting edge/JUSTA RECORD)
配給:松竹、アスミック・エース
(C) 2019 『人間失格』製作委員会
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【ストーリー】
男と女に起こることのすべてがここにある

天才作家、太宰治。身重の妻・美知子とふたりの子どもがいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返す―。その破天荒な生き方で文壇から疎まれているが、ベストセラーを連発して時のスターとなっていた。太宰は、作家志望の静子の文才に惚れこんで激しく愛し合い、同時に未亡人の富栄にも救いを求めていく。ふたりの愛人に子どもがほしいと言われるイカれた日々の中で、それでも夫の才能を信じる美知子に叱咤され、遂に自分にしか書けない「人間に失格した男」の物語に取りかかるのだが…。今、日本中を騒がせるセンセーショナルなスキャンダルが幕を明ける!
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