小学校の教諭が児童に体罰 全治1週間のけが負わせ不登校に…

しらべぇ

2019/9/12 12:30

(Milatas/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
体罰は絶対ダメという風潮の中、未だに行っている教諭が存在した。青森県の公立小学校の20代教諭が、児童に体罰で、けがをさせていたことが判明。しらべぇ取材班は、八戸市教育委員会を直撃した。

■全治1週間のけが


八戸市教育委員会によると、教諭は4日、児童の上履きの履き方が不適切だとして注意したが聞かなかったため、2時間以上教卓の横に立たせて、その後、トイレに隠れた児童を連れ戻そうと、腕を引っ張った。

児童は全治1週間のけがを負ったという。児童は、この影響で5日から不登校に陥った。教委の次長は、しらべぇ編集部の取材に対して、

「5日に教頭と担任が家庭に謝罪に行った。10日と11日に保護者とは話し合いを持ち、今後の対策を協議したと思う。その具体策については把握していない。教育委員会からは、児童の自宅にも、当該校にも誰も行っていない」


と述べた。教諭の体罰でこのような事態に陥ったのにも関わらず、教育委員会のこの対応。


関連記事:男児の頬叩いた教諭に罰金刑 教育委員会は「アドバイスした矢先だった」

■「同僚を守らなければ…」


先日は、「教育委員会は、大ウソつき」という生徒のメモが話題になった。大阪府の吉村知事は「教育委員会を廃止すべき」と訴えている。教育委員会は、現場出身の指導主事、指導主管が大勢を占めており、この指導主事たちが嘘、隠蔽、書類の改ざんを行っている。

神戸市で2016年10月に市立中学3年の女子生徒(当時14歳)が自殺し、いじめ内容を記した調査メモが市教育委員会の首席指導主事の指示で隠蔽され、市教委は2019年1月に、休職中の首席指導主事を停職3カ月にするなど幹部5人を懲戒処分にした。

各地の教育委員会を取材していると「同僚を守らなければ」と口にする指導主事がいる。児童・生徒に寄り添うのではなく、教職員を守る「教職員組合化」しているのが実態だ。

■体罰を受けた経験はある?


しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,721名を対象に調査したところ、「教師から体罰を受けたことがある」と答えた人は、全体の26.7%、最も多い40代男性は47.0%だった。




未だに体罰を行い、児童を傷つける教師がおり、危機感がない教委が多数存在する。いじめも毎年約40万件台を推移しており、学校現場は危機的状況だ。

・合わせて読みたい→「かわいいね」と近づき女性に暴行の元校長逮捕 不登校生徒などの支援も

(文/しらべぇ編集部・おのっち

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年5月17 日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)

当記事はしらべぇの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ