仲良し夫婦が決めてる「夫婦喧嘩のルール」って?カウンセラーも推す夫婦の決め事6選

ウレぴあ総研

2019/9/11 06:30

「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざもあるように、夫婦喧嘩そのものは、どの夫婦でもしていること。

とはいえ、夫婦喧嘩を重ねても、すぐに仲直りしてうまくやっている夫婦も多いものです。そんな仲の良い夫婦が実は設定しているのが、「夫婦喧嘩ルール」です。

もし、ルールは決めていないというのなら、一度検討してみたほうがいいかもしれません。

そこで、夫婦喧嘩をしても大きなトラブルへと発展するのを回避するために、あらかじめ設定すべき「夫婦喧嘩ルール」を、夫婦関係修復や離婚相談などのカウンセリングを行う緒方リサコさんに教えていただきました。

■おすすめの「夫婦喧嘩ルール」

夫婦喧嘩のルールを決めておくと、お互い、一線を超えなくなることから、離婚などの大惨事になるのをあらかじめ防ぐことができます。一時的な感情でカッとなってしまうこともある人間だからこそ、ルールは有効といえそうです。

では、具体的にどんなルールがいいのでしょうか。緒方さんにおすすめのルールを挙げていただきました。

■1.「夜には夫婦喧嘩しない」

緒方リサコさん(以下、緒方)「夜の話し合いはなるべく避け、明るい時間帯に話すようにするルールにするといいです。

夜はお互いに肉体的にも疲労しているので、まずは身体の疲れをとること。そうすることで、お互いにリフレッシュしたからこそニュートラルになることができ、平常心で話せる環境で話し合いの時間を持つことが大切です」

■2.「相手の発言をまずはそのまま受け止める」

緒方「相手が何かをしゃべったら、『なるほどね』『そうかもね』『へーぇ』など、まずはそのまま相手の発言を受け止めるルールにします。途中でさえぎったり、否定や無視はルール違反とします。

そうすれば、お互い、意見を受け止めてもらえていると思い合え、その後の歩み寄りがスムーズに進みます」

■3.「発言するときは自分の気持ち・考え・思いを伝える」

緒方「喧嘩になると、ついつい自分を有利にさせたくなり、相手を責めたり、非難したりしがちですが、それでは効果的な解決策にはつながりません。相手がどうかという発言ではなく、自分の気持ちや考え、思いを伝えることを互いに意識します」

■4.「聞くときは、相手の気持ち・考えを知ろうとする意図で聴く」

緒方「聞く姿勢も大事です。相手の気持ちや考えを積極的に聴こうという気持ちで。相手の気持ちや考えを知れば、自分に有利なことばかりの選択ではなく、 お互いハッピーハッピーになれる方法を探しやすくなります」

■5.「やってしまった過去に対して長々言わない」

緒方「お互い、やってしまった事実はどんなことであっても、もう過去のこと。そして『何で!』『どうして!』と言い続けても解決にはつながりません。

また、『何で!』と追及する感情に付随した別のエピソードの湧き出しを防ぐためにもこのルールは有効です。

例えば、『何でもっと早く夕食要らないって言ってくれなかったの? あなたはいつもそう! こないだだって急な飲み会が入ったからっていきなり夜にメールしてきて、もう夕食作って食べないで待ってたのに』などです」

■6.「改めて今後のことを考えるタイミングととらえる」

緒方「夫婦間でトラブルがあった際には、何らかの事情や状況の変化によるものでもあるかもしれないので、今にふさわしい2人の考えを合わせた、もっと自分たちならではの良い方法を考えましょう。そこから新しいものが生まれ、喧嘩によって、より深い絆を持つことができます。

ですから、話す内容は過去ではなく未来のこと、つまり『これからどうしていくか』『だからこそ、こうしよう』に徹しましょう。

結婚当初、将来どんな夫婦になりたいと思っていたかをお互いに思い出して、そのイメージを改めて共有することがポイント。その理想の夫婦になっていくためにできることを話し合っていきましょう」

■こんな夫婦喧嘩ルールはNG!

ちなみに、夫婦喧嘩ルールを作る際には、こんなルールは避けたほうがいいと緒方さんは話します。

■1.「当日起きたことは、当日中に解決する」

緒方「当時中に絶対解決するルールにしてしまい、深夜になっても話し合い続けて、徹夜で話し合うご夫婦がおられますが、先ほどもお伝えした通り、肉体的に疲れていますし、精神的にも良くなく、結果、良い話し合いにならないことは目に見えています。

夜はできるかぎり避けるほうがおすすめです」

■2.「思い立ったらその都度LINEなどで気持ちを伝え合う」

緒方「LINEを夫婦間で使用することは決して悪くはありませんが、感情をLINEでぶつけるというのは避けたいものです。LINEではお互いに本当の気持ちが伝わりません。感情や意図のすれ違いで、夫婦喧嘩がますます困難を極める結果になってしまいがちです。

相手に伝えたいことがあるときは、対面で言いましょう!」

■3.「喧嘩にならないためにどちらかが我慢する」

緒方「これも意外によくあるルールですが、我慢できることは我慢するといったことは、避けたほうがいいでしょう。我慢が積み重なると多大なストレスになり、どこかにはけ口を見つけなければ気が済まなくなってしまいます。

それより、相手に気持ちをぶつけたほうがまだマシです。でもその後は、前向きに話し合うルールを適用させ、素直に正直な気持ちを話し合いましょう!」

夫婦喧嘩ルールは、一歩間違えれば逆効果になることも。夫婦喧嘩にルールを設けていなかったという方は、一度、ルールについて夫婦で話し合ってみるのもいいかもしれません。

【取材協力】緒方 リサコさん

22年間の結婚生活にピリオドを打ち、子連れ離婚する。息子との関係も悪化したことを機に、アドラー心理学等を実践して関係を改善させた経験から、親子/家族関係を踏まえたパートナーとの夫婦関係修復や離婚相談のピリアロハカウンセリングを設立し、現在代々木ににて活動。

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

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