「不機嫌そうな人間の顔」を持つ子牛が物議醸す(アルゼンチン)<動画あり>

このほどアルゼンチンで撮影された人間の顔に見える子牛の動画が、人々に衝撃を与えている。この不思議な顔を持つ子牛には「エイリアンに誘拐されたのかも」など様々な憶測を呼び物議を醸しているようだ。『LT9 Radio FM 1055』『The Sun』などが伝えている。

アルゼンチンのサンタフェ州ビージャ・アナにある小さな農村の牧草地で今月5日、生まれたばかりの子牛を地元の人が見つけた。しかし子牛の顔立ちは、普通とはまったくかけ離れたものだった。

主に食肉牛として飼育されるヘレフォード種と思われるこの子牛は、身体は他の牛と変わらないものの、顔は白い被毛で覆われて両目が両脇ではなく前面に並んでおり、短い小さな鼻に横一文字の口がある。地元の専門家によると、子牛は頭蓋骨の奇形によりこのような顔を持って生まれたそうだ。

それは人間の顔にそっくりで、『The Sun』では「不機嫌そうな人間の顔」と表現している。動画では身体を横たえてグッタリしている子牛の姿が捉えられているが、残念なことに誕生して2時間後に絶命してしまったとのことだ。

この子牛の動画を見た人達からは「近親交配による繁殖のせいでは?」「放射性廃棄物によるものかも」といった様々な憶測が飛び交ったが、中には「UFOに誘拐されたんだよ」と現実離れした意見もあった。

遺伝子学の専門家であるニコラス・マニャーゴ氏(Nicolas Magnago)は、この子牛について「それはDNAに損傷を与えて突然変異を起こす変異原性が強かったり、肉体的、科学的、生物学的作用などの自然要因が原因で突然変異が起こったものです。そのせいでDNA配列に物理的変化が生じてしまったと思われます」と述べている。

今回のように奇形で生まれた家畜や野生動物は、誕生して間もなく死に至るケースが少なくない。しかし過去には、オーストラリアで2つの顔を持った奇形の牛がそのまま育成され食肉処理業者の手に渡ったことがあり、多くの非難の声があがっていた。

画像は『Victor Hugo Prandina 2019年9月6日付Twitter「Extraña mutación de un ternero encontrado en un campo de Villa Ana.」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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