三浦春馬、迷いながら進み続けた20代 30代は「試していく年代」

クランクイン!

2019/9/10 06:00

 テレビ、映画、舞台のいずれでも飛躍を続ける俳優・三浦春馬。現在は放送中の主演ドラマ『TWO WEEKS』(カンテレ・フジテレビ系)が、クライマックスに差し掛かっている。本作では主題歌も担当し、7月に出演した音楽特番『FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)で行った1stシングル「Fight for your heart」の生パフォーマンスも大きな話題を集めた。そんな三浦に、演じる結城大地の娘はな役の稲垣来泉(くるみ)ちゃんとの秘話や、駆け抜けてきた20代と、30代へ向けた思いを聞いた。

【写真】真剣な表情から笑顔まで! 三浦春馬インタビューカット(計7枚)

『TWO WEEKS』は、殺人の濡れ衣を着せられた三浦演じる主人公・結城が、白血病の娘はなの命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描いたタイムリミットサスペンス。

娘役の来泉ちゃんについて「やっぱり特別視しちゃいますよね。設定とはいえ、娘ですから。空き時間には押し相撲をしたり、体をコチョコチョし合って遊んだり。来泉はすごく甘えん坊なので膝に乗せたりもしています。一緒にいてとても居心地がいいです」と語り、初の父親役を楽しんでいる様子の三浦。

来泉ちゃんとの写真をたびたびアップしてきたインスタグラムには、“かわいい”“癒やされる!”と評判になった「Fight for your heart」をバックに踊る親子ダンス動画の投稿も。ダンスは三浦が来泉ちゃんに教えたそうで、「教えたといっても10分間程度です。覚えるのがすごく早いんですよ。スゴイですよね。そうしたひと時も、すごく楽しいです」と笑顔に。

また、1stシングル「Fight for your heart」については、もともと「自分が歌うことでドラマに興味を持ってくれる人が増えるなら」という思いがあったとコメントしていた三浦。

『FNSうたの夏まつり』出演時の反響を「肌で感じた」といい、「アーティストの方たちが言っているライブの緊張感の中毒性というものは確かに感じましたし、想像以上の体験ができました」と振り返り、ドラマ最終回へ向け「今からでもフックになってくれたら」と願いを明かした。

4月に29歳になった三浦。その芸歴は20年を超える。周りからは順風満帆に映る俳優生活だが、「辞めたいと思った時期もあった」という。

三浦は「僕はあまり強い方でないので、今でも浮き沈みはあります」と断りつつ、「若い頃って、自分のためだけに一直線に頑張れると思うんです。でも誰しもが、誰かのために、社会のためにといったことを考えたり、自分の社会的価値や存在意義を考えるときがありますよね。僕にもありました」と振り返る。

しかし、思い悩んでいた23~24歳の頃、ある転機が訪れたという。「世間での需要と自分がどう頑張れるかのバランスとか。そうしたことにもがいていたときに、今の道を続けるべきだと思えた瞬間があったんです」と振り返り、「あるボランティアでの経験によって、自分の熱い感情と出会えたことがあったんです。そのことが大きなモチベーションへとつながりました」。

大きな原動力を得て、駆け抜けてきた20代。「今はまだ青臭いことしか言えないと思いますが」と前置きしながら「20代は常に迷いながら進んできた時期だったと思います。負けて、勝気になって、自分の働くスタイルを見つけようとして。そこで見つけてきたスタイルが、通用するのか。30代からは迷ってもいられない、試していく年代になっていくのだろうと思います」と語る。

正直に、いま胸にあるそのままの思いを語ろうとする三浦からは、真摯な姿勢が伝わってくる。そんな三浦が、初めて父親役に向き合い、体を張ったアクションを披露してきた逃亡劇も、終盤だ。

第8話のラストでは、事件の真相を明かすデータのコピーを探して柴崎の家に忍び込んだ結城の前に、任意同行されたはずの柴崎(高嶋政伸)が! はなの手術も目前に迫り、いよいよ待ったなしの状況に追い込まれた結城を演じる三浦がどんな姿を見せてくれるのか。1作品のなかでもどんどん変ぼうしていく三浦に期待だ。(取材・文:望月ふみ 写真:高野広美)

ドラマ『TWO WEEKS』第9話は、カンテレ・フジテレビ系にて本日21時放送。

当記事はクランクイン!の提供記事です。

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