スイッチを押すだけで才能が伸びる!フィギュア界のスター紀平梨花選手を育てた教育法の秘密

ウレぴあ総研

2019/9/10 06:30

「ヨコミネ式」といえば、メディアでたびたび取り上げられ話題となっている教育法。多くの天才キッズを育て、最近ではフィギュアスケートの紀平梨花選手も2歳からヨコミネ式の幼稚園に通っていたということで、ますます注目を集めています。

スパルタ教育や英才教育と誤解されがちなヨコミネ式ですが、実は「教えることは極力減らす」ということがポリシー。

楽しく遊び感覚で学べるような「仕掛け作り」をすることで、子供たちのやる気のスイッチが入るというのです。そのスイッチさえ入れば子供は勝手に伸びていくそう。

ではいったいどんなところに、子どもがやる気になるスイッチが隠れているのでしょうか。ヨコミネ式を考案した横峯吉文氏の著書『ヨコミネ式 子供の才能を伸ばす4つのスイッチ』の中からご紹介していきます。

■スイッチ1:子供は競争したがる

子どもたちに競争をさせると、できない子が傷ついたり、やる気を失ったりしてしまうのではないかと考える人も多いのではないでしょうか。

しかし、そんな心配は無用。子どもたちは競争が大好きだというのです。運動でも勉強でも、順位をつけられると、勝った子は嬉しくなってますますやる気が出て、負けた子は「もっとできるようになりたい」と思うからです。

子どもたちは自分が負けたとしても卑屈になったり、相手を妬んだりするのではなく、「あの子のようにできるようになりたい!」「◯◯ちゃんはすごい!」という憧れや尊敬の念を抱くといいます。大人の考える「競争」よりとても純粋ですよね。

かけっこなどは、年齢や、足の速さによってハンディをつけながら、誰もが勝つ経験と負ける経験をすることで、子どもたちは自信をつけ、お互いに成長していけるのだそうです。

我が子が負けて悔しがる姿を見るのは、親としては複雑な気持ちもあるかもしれませんが、負ける経験こそが成長のチャンスと、温かく見守りたいですね。

■スイッチ2:子供は真似をしたがる

ヨコミネ式の保育園では10段の跳び箱を軽々跳ぶ子どももいますが、決して先生たちが熱心に手取り足取り教えるわけではないそうです。むしろ、教えようとすると怪我をするなどの危険が高まるのだとか。いったいなぜでしょう?

それは、大人が教えてやらせようとすると、子どもたちが「やらされている」という感覚になるからです。そうすると集中することができず、不注意による怪我などのもしやすくなるそうです。

反対に、子どもたちが夢中になってやっているときには集中力が高まるのだとか。

そのためには、「できる子の姿を見せる」ことが有効だといいます。例えばブリッジ歩きでも、できない子に「こうするとできるよ」というアドバイスをするのではなく、「お兄ちゃんはどうなってる? よく見て!頭(の位置)はどうなっている?」などと促すことで、子どもたちは必死にお手本を真似ようとするそうです。

子どもを見ていると、つい口出ししたり、先回りしてできるように促したりしてしまいがちですが、それは子どものやる気を奪ってしまうことになるかもしれません!

横峯さんは「子どもはみんな、真似をする天才」だといいます。「真似をしたがる」というスイッチを入れると、できなかったことが突然できるということもよく起こるそうです。

■スイッチ3:子供はちょっとだけ難しいことをしたがる

子どもは競争が大好きで、真似をするのが上手だとわかると、「どんどん難しいことにチャレンジさせたい!」と思うママもいるかもしれませんが、それはNGです。

横峯さんによると、子どもは「簡単すぎることは飽きる、難しすぎると挑戦しない」のだとか。一番やる気がでるのは「ちょっと難しいこと」。例えば跳び箱が1段しか跳べない子に10段を用意しても全く挑戦しようとしません。ですが、2段ならば挑戦したくなるというのです。

文字を覚えたばかりの子どもたちに読ませる本も、いきなり難しい本を与えたら誰も読みたがりません。しかし、例えば1ページ目に「おはよう」、2ページ目に「こんにちは」が書いてあるだけのような本であれば、読んでみようという気持ちが起こり、一文字一文字思い出しながら読んでいき、読み終わると解放感や快感を感じることができるのです。

その経験の繰り返しにより、本が好きになっていく子どもがたくさんいるといいます。

子どもが今、どれくらいのことができるのかを観察し、いつもそれよりもちょっと難しいことを与え続けていくこと。その仕組みによって子どもは勉強でもスポーツでも夢中になって取り組めるでしょう。

■スイッチ4:子供は認められたがる

最近は「褒めて育てる」というのが子育ての一つの定番ともなっていますが、横峯さんは褒めるより「認める」ほうが重要だといいます。認めるというのは、赤ちゃん扱いではなく、お兄ちゃん、お姉ちゃん扱いするということ。

横峯さんの園では、跳び箱を10段跳べてもほめるのではなく、「お兄ちゃんなんだから跳べて当たり前」という目で見て、「よしっ、合格」や「オッケー」などと声をかけるそうです。それにより、子どもは「認めてもらった」という満足感を得て、さらなる挑戦をしようという気持ちになるのだそう。

さらに、「認められる」という経験が続くと、友達同士でも認め合えるようになり、他の子の成功を自分のことのように喜べるようになるといいます。自分が跳び箱を10段跳べることより、できない子が6段を跳べたことを喜び合うことができるのです。

そんな素直な子どもたちの心は、大人には真似できない素晴らしいもの。やはり赤ちゃん扱いではなく、きちんと認めてあげたいですよね。



ヨコミネ式というと、先生が一生懸命勉強や運動を教えるというイメージを持っていた人も多いかもしれません。しかし実際の先生の役目は子どもたちのスイッチをタイミングよく押してあげること。それによって子どもたちは自ら夢中になってチャレンジしていくのでしょう。

今回は、4つのスイッチをご紹介しましたが、もっと知りたいという方は、ぜひ『ヨコミネ式 子供の才能を伸ばす4つのスイッチ』を参考に、家庭でも「ヨコミネ式」を取り入れてみてください。

当記事はウレぴあ総研の提供記事です。

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