マンションの近所付き合いが防犯効果を高める理由

日刊Sumai

2019/9/9 21:30

分譲マンションに住む場合、近所付き合いはとくに大切なものとなります。
一般的に分譲マンションに住む人は、賃貸、所有に関わらず長く居住する人が多い傾向にあるからです。
近所付き合いをしておくと、得をするケースがたくさんあります。
その中の1つに防犯効果を高めるということがあります。
今回は、なぜ、近所付き合いで防犯効果が高まるのか、また、近所付き合いを上手にするための注意点を紹介します。
1.近所付き合いをする意味は?

マンションに住むということは、別の見方をすれば1つの財産を他人と共有することを意味します。
賃貸マンションと違って、分譲マンションの場合、決め事があるときは所有者みんなで決めなくてはなりません。
そのために、近所付き合いを怠ると、大変損をします。

2-1 目的を達成しやすい

住民同士が積極的にコミュニケーションをとるようになると、自然と考え方が似てくるものです。
日常の会話は意識しなくても議論するのと同じ役目を果たします。
そのために、管理組合の会議などで、意見がまとまりやすくなり、迅速に物事を進めやすくなります。

2-2 防犯効果が高まる

マンションの防犯には、物理的防犯と心理的防犯があります。
物理的防犯とは、マンション内に防犯カメラを取り付ける、オートロックを設置する、建築するときに死角になる場所を少なくするなどのことを指します。
一方で、心理的防犯はマンション住人の防犯意識を高めることにより犯罪を防ぐやり方です。
住民同士のコミュニケ―ションがとれているマンションの場合は、近隣の人たちの顔を互いが覚えているために、犯罪者を見つけやすくなります。
犯罪者はそのようなマンションは敬遠するでしょう。

2-3 整備された環境を作りやすい

コミュニケ―ションが希薄なマンションは、秩序が乱れがちです。共用部に物を出しっぱなしにする人がいたり、ゴミ収集所に分別しないでゴミを出す人がいたりすることが多いです。
住民同士のコミュニケーションが取れていれば、他人の目をさらに意識すること、協力意識が芽生えることなどにより、環境が整備されるケースが多くなります。
2.近所づきあいを上手にするポイントは
住民と仲良くするポイントは3つあります。当たり前のことですが、丁寧に行うことが大切です。
マンション
スイマー / PIXTA(ピクスタ)

1-1  挨拶を必ずする

当然のことですが通勤・通学時や帰宅時にエレベーターやエントランスで同じマンションの人に会うとき、老若男女問わず挨拶をすることが大切です。
気持ちよく、会うたびに挨拶をすれば、次第に顔見知りとなり、円満に関係性を築くことができます。

1-2  住民の噂話をしない

賃貸住宅とは異なり、分譲マンションは長く住む人が多い傾向にあります。
噂話などが原因で、いったん住民間で円滑にコミュニケーションを図れなくなると、ずっと居心地が悪くなる可能性があります。
あるマンションで住民たちがSNSのグループを作り、グループ内でメンバー以外の噂話をし、それが発覚してトラブルになったというケースがあります。
噂話はなるべくしないように心がけましょう。

1-3 引っ越しの際の挨拶は忘れない

引越してきた際は、上下階及び左右の住戸にあいさつを行うようにしましょう。
同じ生活音がするにしても、顔や家族構成などが分かっている家だと不思議とストレスが少なく、「お互い様」「仕方ない」と割り切れるものです。
3.まとめ
マンション 通路
ABC / PIXTA(ピクスタ)
とくに分譲マンションの場合、それぞれの住人が長期間住む可能性が高くなります。
そのために、近所付き合いは非常に大切なものとなりますので、マンションの住人や管理人と積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
住人同士の面識があると、 会議などの際に話がまとまりやすく、見知らぬ人がマンション内に立ち入ったときなど、情報共有ができ、犯罪抑止効果があります。
住民同士の付き合い方は、自分たちの暮らしやすさに反映されるのです。
ファイナンシャルプランナー(AFP)/宅地建物取引士一般社団法人/家族信託普及協会®会員  吉井 希宥美

当記事は日刊Sumaiの提供記事です。

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