張本勲氏、投手の練習論を力説 「故障寸前までやらないとダメ」

しらべぇ

2019/9/8 11:30




8日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がプロ野球の投手など、スポーツ選手の練習論について独自の見解を示し、賛否両論となっている。

■練習について持論


張本勲氏は6日の千葉ロッテマリーンズ戦でノーヒットノーランを達成した福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手について「今、日本一の投手。フォークボールがとくに良い」と絶賛する。

そして千賀投手が育成選手から這い上がりエースとなったことについて触れ、

「この人は育成でしょ。練習から這い上がったのですから。スポーツ選手はね、もうこの人(早稲田大学・サントリーラグビー部元監督清宮克幸氏)は監督やってましたけどもね。やっぱり倒れるぐらいまで練習しないと。故障する前ぐらいまで投げないとね、こんな良いピッチャーになれないんですよ」


と力説する。


関連記事:張本勲氏、海外で自主トレするプロ野球選手を「観光に行っている」と猛批判→炎上

■ヒートアップし練習の重要性を力説


さらに張本氏はヒートアップし、

「素質があってね、大事にされ、楽にして、素質通りに伸びて大成して、何千万何億の選手になれると思いますか? なれませんよ」


とまくし立てる。続けて、

「3年後の稽古。相撲取りは3年後に強くなるためには今足りるくらい練習しなきゃ」


と力を込めた。この勢いに関口宏は「だいぶ力入ってましたね」と驚きとも嫌味とも取れるコメント。また、ゲストで早稲田大学・サントリー・ヤマハのラグビー部を優勝に導くなど豊富な経験を持つ清宮克幸氏は、笑って聞くのみで、張本氏の持論にコメントしなかった。

■ネットの反応は…


張本氏の「良い投手になるためには故障寸前まで投げ込め」という持論。視聴者からは「どこまでが故障寸前なのかわからない」「無理をさせるべきではない」と批判の声が。










一方で「練習しないとうまくならないのは同意」「甘やかしすぎるのもよくない」「厳しい練習も必要」と、張本氏に同調する声も少なくなかった。

■厳しい指導を支持する人も存在


野球に限らず、日本のスポーツ部には「厳しい練習や指導に耐えることが上達への第一歩」とする考えがある。たとえ実力があったとしても練習についていけない部員は体部を余儀なくされることもあるほどだ。

現在ではその考えは改めつつあるといわれるが、それでも厳しい指導・練習を必要と考える人は一定数存在する。

しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,537名実施した調査では、年代が上がるほど厳しい練習を肯定する割合が高くなり、60代男性は53.4%が厳しい指導を「必要」と認識している。



少子化や医学の進歩で、楽しみを持ちながら身体を鍛えることが主流となりつつあるといわれる現代のスポーツ。張本勲氏はそのような流れを否定し、「苦しみの先にスポーツ選手としての成功がある」と考えている。

どちらが正しいとは一概に言い切れないが、張本氏の持論に違和感を覚えた人は多かったようだ。

・合わせて読みたい→張本勲氏は「老害」か「ご意見番」か? 視野を拡げてほしいと思う人は…

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1,537名 (有効回答数)

当記事はしらべぇの提供記事です。

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