kemio、インスタでアンチを軽やかに一蹴。ポジティブマインドが話題に

女子SPA!

2019/9/8 08:45

 SNSで様々な人と繋がることができるのは便利ですが、その反面、心ない言葉を一方的に浴びせられ、怒りや悲しみを抱いてしまうことも多いように思います。「私のことなんて、よく知りもしないで…!」とは思っても、一度心に刺さった“悪意”というトゲに苦しめられてしまうもの…。

しかし、youtubeやSNSで活躍中の人気クリエイター・kemio(けみお)さんの芯があるポジティブマインドを知ると、批判や中傷に傷つけられない心を手に入れられるかもしれません。

◆kemio、インスタでアンチをコミカルに一蹴

23歳のkemioさん、母は日本人で、父はイラン人とイタリア人のミックスですが、2歳で両親を亡くし祖父母に育てられました。Instagramのフォロワー92万人、ツイッターのフォロワー120万人と、若者に絶大な人気があります。

一方で、アンチからDM(ダイレクトメッセージ)で、外見に対する心ない言葉が送られてくることもあるようです。

普通ならその攻撃でメンタルが折れてしまいそうですが、kemioさんはユーモアを交えながらアンチの声を一蹴。インスタグラムのストーリー上に投稿された、コミカルでかっこいい返しは各メディアで大きな話題となっています。

例えば、「肌汚ねえ」という中傷に対しては「プロアクティブの広告狙ってんの、文句ある?」と返し、「なんか、太った?」のお節介には「ライザップの広告もすぐそこみたい」と返答。

そして、同時に投稿された「私の肌や体型についてdmを送ってくるあなたへ」は、アンチの心をしびれさせるほどクール!

「ママのおまんみーから産み落とされて今までクソほど自分のコンプレックスとタイマンしてきたの あんたの捨て垢で攻撃されてクヨクヨするようなギャルではないです。

少なからず私は人様の容姿にヘイト投げるような醜いヒューマンにはならない。みんなそれぞれ自分の悩みと向き合って戦ってるの。他人様の粗探しするそんな暇があるならバイトルのリンクに飛んで?」

◆初エッセイではライフストーリーをつづったkemio

信念を持ちながらアンチをかわすkemioさんは一体、どうやって“自分を貫き通す自信”を手に入れたのか。その答えに触れられるのが2019年4月に発刊された『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』(kemio/KADOKAWA)。

「あげみざわ」などの流行語を生み出し、youtubeやSNSで活躍しているkemioさんは今を時めく“成功者”のように見えるかもしれませんが、本人いわくもともとは自信がないタイプでコンプレックスは1億個どころか無量大数。

しかし、幼い頃から自分の「好き」を大切にする姿勢はブレず、騒音のような悪口はスワイプし、自ら楽しいことを狩りにいく精神でサバイバーしていたそう。性にとらわれないその姿勢から「オカマ」と言われいじめを受けたこともありますが、その経験を活かし、高校では入学時に「姫でーす」と言いながら練(ね)り歩いたと言います。

また、クラスに馴染めないと感じると、自分の心が動くことを探しに外の世界へ。そんなkemioさんに対し、親代わりだった祖父母は礼儀や思いやりは厳しく教え込みましたが、考え方や在り方に口を出すことはありませんでした。

昔から、人をHAPPYにする仕事がしたいと考えていたkemioさんはエンターテイメントの道へ進むことを決意し、芸能界へ入りました。しかし、仕事をしていく中で好きだったものを嫌いになってしまう悲しさから、「何か違うことがしたい」と考え、英語が話せないことなどお構いなくアメリカへ留学。

現在は何かの職業ジャンルにこだわらず「エンターテイメントの世界で人を幸せにする」という、人生を懸けた夢を叶えるためにも生涯“kemioであり続けること”を心に誓っています。

◆kemioの恋愛論に触れて心が楽になる

そんなkemioさんは本書の中でゲイであることを告白。男性とも女性とも恋に落ちたことがあるというkemioさんのセクシャリティに対する持論には、心動かされるものがあります。

<私は特別扱いしてほしいわけじゃなくって、むしろみんなと一緒だよって伝えたい。どうしていちいちトピックになっちゃうの?普通に恋愛してるだけなのに。。って。>(『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』より)

kemioさんは「男女の恋愛が普通って誰が言い出したの?」と、そもそも論からスタート。

自身はカミングアウトをしても友人が普通に受け入れてくれることが大半だったそうですが、例え他人から認めてもらえなくても、それは相手の価値観なのだから知ってもらえたらそれでいいと思っており、無理やり大々的にカミングアウトする時代でもないとも考えているよう。こうした恋愛論に触れると、誰かを愛することはもっと単純であってもいいのだと思え、心が楽になります。

本書で語られている恋愛観は、これからの時代に求められるものでしょうし、こうした考えの方が増えていくと世の中はもっと温かくなり、どんな相手に恋をしても、自分の「好き」に自信と誇りが持てるのではないでしょうか?

<変わってるって笑われるなら、ベーシックでお疲れって笑ってやるのウチら。>(『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』より)

男や女、職業など誰もが分類されやすいジャンルを飛び越えながら多くの人に笑顔を届けているkemioさん。

その恋愛論や人生論に触れると、憂鬱な日々も棺桶までの最高のランウェイにできるかもしれません。

<文/古川諭香>

【古川諭香】

愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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