ETCで湾岸線を使った方がトクになる割引とは


日本の首都・東京と、関東地方で東京に次ぐ大都市である横浜の間には2本の首都高速路線が通っています。ひとつは昭和の時代に完成した羽田線・横羽線で、もうひとつは平成になり全線開通した湾岸線です。どちらを選んでも同じように思えますが、ETCを使う場合に限っては湾岸線を使った方がトクになる割引があるのです。

ETCで湾岸線を使った方がトクになる割引とは

湾岸線にETC利用限定の割引を用意


首都高速といえば、その名の通り首都・東京の23区内を広くカバーする都市高速ですが、神奈川県の二大都市、横浜市と川崎市の都市高速路線も充実させています。この東京都心路線と横浜・川崎の路線を結ぶ路線が横羽線と湾岸線です。

早くに開通した横羽線は全線片側2車線なのに対し、あとから完成した湾岸線は東京~横浜間は片側3車線となっています。当然、より多くの自動車が通行しても大丈夫なのは湾岸線なので、首都高速では湾岸線を積極的に活用してもらうため、ETC利用限定の割引を用意しています。

それがETC限定の「都心流入・湾岸線誘導割引」と呼ばれるもので、東京の都心部と横浜市内中心部を走行する場合、湾岸線川崎浮島JCT~大黒JCTを通過すると通行料金が普通車で上限930円になる、というものです。首都高速の上限料金は通常普通車で1300円なので、最大370円割引になる計算となります。

横浜から羽田空港の間でもETC割引


このETC割引の対象となるランプは、川崎・横浜側が新山下・東神奈川・保土ヶ谷・狩場・東扇島の各ランプ・JCTに囲まれた部分で、東京側が八重洲線を含む都心環状線の各ランプと芝浦ランプ、湾岸線の臨海副都心ランプ~川崎浮島JCTまでとなります。

基本的には、東京・横浜の各都心間の移動が対象ですが、東京側に空港中央ランプや川崎浮島JCTが含まれているため、横浜方面から羽田空港や東京湾アクアライン方面へ走行する際も割安になるケースが出てきます。例えば、狩場JCT~空港中央ランプの場合、通常の計算で普通車1100円になるところが930円で済むのです。

また、ETC限定の「都心流入・湾岸線誘導割引」には横羽線の渋滞を防ぐだけではなく、横羽線沿道の環境改善という役割もあります。そこで、大型車・特大車に関してはこの割引とは別に「環境ロードプライシング割引」というものもあり、川崎浮島JCT~大黒JCTを通過する場合、10~20%割引になるのでした。

当記事はラジオライフ.comの提供記事です。

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