元AKB48大島麻衣「韓国に優しく」で大炎上、嫌韓ムードの異常な広がり

wezzy

2019/9/6 17:45


 元AKB48でタレントの大島麻衣が、Twitterで韓国旅行をしてきたと投稿したことで、炎上の憂き目に遭っている。彼女のツイートには大量の“嫌韓”コメントがついている。

「大島さん、残念です」
「何も無くて良かったです!危険度100%の韓国なので」
「断交まで時間の問題です。半島が好きとかいう変な人は今のうちに行って、また別のまともな国にハマることをお勧めします」

大島麻衣は2日、<今回の韓国旅行については久しぶりにブログに思いの丈をたんまりと書きたいと思っています 今までよりも優しさに触れることが多くて、なんか嬉しいです! 韓国の方も日本人を気にしてくれている人はたくさんいます!>とコメントし、風景写真とともに韓国を訪れた所感を綴った。

<日本の方も外国人には優しくしませんか? 韓国だって一緒ですよ! いろんなことあったけど、NEWSだけ見て、韓国人怖いというのは違うかなと。韓国に来て私は感じてます。 #現場主義者 私は自分の目で見て、感じて確かめたいタイプなので今回韓国にきました。感じたこと。やっぱり韓国が大好きだ!ということ>
「韓国の話するとキーキー言う人多い」
 大島麻衣は、一連のバッシングコメントにも下記のようなリプライを綴って果敢に応戦した。

<韓国の話するとキーキー言う人多いね(泣き笑いの絵文字)私が好きなだけで人に迷惑かけてない。好きなものを好きと言う>
<あなたは嫌い。私は好き。それでよくないですか?どうしてみんなで嫌いにならなきゃいけないんですか?>
<それは人間性の問題です。私は日本で男性に声をかけられ怖い思いをしたこともあります。韓国人だから。ではなくどこの国でもその人が危険な人なら危険ということではないでしょうか?>

しかし、大島の反論にもまた、リプライが殺到。ただ今度は、「まいまい、まったく同感です」「好きなものを好きと言えない国なんて、残念と言わざるを得ない」「韓国も、例えば中国だっていろいろな歴史があって今があるのだろうけど、十把一絡げに考えるのはおかしい」など、共感の声も多数寄せられている。大島のTwitterコメント欄には現在、正反対の意見が並ぶ。
島崎遥香「韓国は素敵だったな~」も炎上
 SNSで韓国への親密な気持ちを呟くと、強い嫌韓感情を持つユーザーに攻撃される。日韓政府が対立を強めている今、その傾向はより顕著だ。

今年7月には、元AKB48でタレントの島崎遥香もTwitterで「韓国は素敵だった」と褒めるツイートをし、電車の優先席に関する考えを次のように述べたところ、大炎上した。

<お爺ちゃんが子供に席を譲ってあげてるのに優先席に座ってる会社員の人たちは何で平気で座ってられるんだろう>
<韓国は素敵だったな~健康な若者はみんな立ってた 優先席はガラガラでした 色んな国へ旅して素敵なところを沢山吸収したいな>
<妊婦さんが座れないのも悲しい現実だよね 生理痛が酷い方とかももっともっと暮らしやすい国になって一人一人の思いやりが増えたらいいね>

コメント欄には、「うわぁ、気持ち悪過ぎるわ もうずっと韓国にいればいいんではないですかね?」「嫌韓な雰囲気でこのコメントする心意気は買う 一緒に沈めとも思うけど」など、ヘイトコメントが溢れた。

大島麻衣や島崎遥香に限らず、若い世代ではメイクやアイドル、食べ物など韓国カルチャーがブームになっており、韓国に対して親しみを持つ若者は少なくない。韓国ルーツの友人がいたり韓国旅行をしたりする彼らが「韓国はいいところだ」と感想を述べると、韓国を毛嫌いし決して韓国人と友人になろうとはしない人々がこぞってバッシングする。政権やメディアの作り出す空気に流されて、韓国への憎悪を募らせているようだ。

この過剰な嫌韓ムードに、違和感を覚えている人も実は多いのではないか。

韓国政府批判と韓国人disは全然違う
 今、ありとあらゆるメディアが「嫌韓」を垂れ流している。もちろん日韓政府間には、こじれた徴用工問題、韓国政府のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄など、冷静な議論が必要な課題は多い。だが双方の国で一部の過激な愛国主義者がヘイト行動に出ていることは、非常に残念なことだ。憎しみあい、断交を口にしても、課題は何ひとつ解決しないからだ。

日韓関係の緊張が続く8月23日、ソウルを旅行中の日本人女性が韓国人男性に暴行される事件が発生し、ますます日本国内での嫌韓ムードは高まったように見える。韓国の人々を罵倒する“大義名分”を手に入れたかのように、ネット上では侮蔑的な言葉が飛び交う。

テレビでも連日のように“嫌韓”演出が施された情報番組が流れる。8月27日放送の『ゴゴスマ!』(TBS系)では、コメンテーターの武田邦彦氏が「女性観光客を、その国の、訪れた国の男が襲うなんていうのは、これはもう世界で韓国しかありませんよ」とヘイトスピーチを垂れ流して物議を醸した。

また、9月2日発売の「週刊ポスト」(小学館)が“断韓”を謳った特集を組んだ。表紙には「韓国なんて要らない」「厄介な隣人にサヨウナラ」「怒りを抑制できない韓国人という病理」などという見出しが躍り、波紋を広げている。同誌に連載する作家から抗議の声が続出し、発行元の小学館は「配慮に欠けた」などとお詫びのコメントを出すに至った。

「週刊ポスト」は8月に嫌韓特集を二度組んでおり、その評判が良かったため第三弾をリリースしたところ、大炎上したということのようだ。ただこの「ポスト」特集を「謝る必要なんてない!」と擁護し、「正しいことを書いたら謝罪なんて、それこそ表現の自由を左翼は奪う気か」等々と気を吐く人々もおり、分断の根深さを感じざるを得ない。

韓国政府の対応を批判することと、韓国人を侮辱することはまったく違う。前者はあって然るべきだが、後者を正当化する理由にはなり得ない。

さて、こうしたマスコミの動向は明らかに異常だが、業界内からも疑問を呈する声は上がっていた。フリーアナウンサーの久米宏は8月17日、自身のラジオでお盆休み中にテレビをよく観ていたことを明かしたうえで、「日韓関係を取り上げているワイドショーがかなりあって」と切り出した。そして、「もしかすると今、韓国を叩くと数字が上がるんじゃないかってね。(中略)そうじゃなきゃ。連日やっているワイドショーもあるんですよ。毎日、韓国叩きやってるんですよ」と、テレビの報道姿勢を問題視していたのだが、9月現在、事態はより深刻になっている。

久米宏が喝破したように、テレビコメンテーターのヘイト発言も、週刊誌の“断韓”特集も、韓国を叩けば番組の視聴率が上がる、雑誌の部数が伸びるという理由があるとしたら、利益のために他民族をまるごと侮辱して憚らないマスコミの姿勢こそ軽蔑されてしかるべきだろう。

当記事はwezzyの提供記事です。

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