メルシャンがコスパ抜群のオーガニックワイン拡充 - 1,000円で良質ワインが


いま世界的にオーガニックワインの需要が伸びている。この機会を捉え、メルシャンでもコスパ抜群のオーガニックワインの販売を強化していく考えだ。都内で4日に開催された説明会では、担当者が「欧州産ワインの魅力を日本の皆様にお届けしていきたい」と意気込みを語った。

○まだ伸びる? オーガニックワイン市場

2019年2月1日に発効した日欧EPAにより、欧州産ワインがリーズナブルな価格で楽しめる時代がやってきた。メルシャンでも、例えば「メスタ・オーガニック」を900円(参考小売価格、税別。以下同)で販売するなどし、すでにいくつかのヒット商品が生まれている。マーケティング部 輸入グループ長の山田一幸氏は「オーガニックワインには潜在的な需要があります。消費者にきちんと魅力を伝えられれば、さらに国内市場を拡大できるチャンスがあります」と分析する。

これまで、オーガニックワインと言えば「品質が良い」「自然な感じ」「身体にも良さそう」というポジティブなイメージがありつつも、「価格が高い」印象から、なかなか需要が伸びてこなかった。輸入ワインの価格が下がった今こそ、商機というわけだ。「手頃な価格のオーガニックワインを拡充することで、お客様の飲用経験の増加につなげたい。メルシャンでは、1,000円以下のオーガニックワインの拡充に努めていきます」と山田氏。

ちなみに『オーガニックワイン』とは、広義では有機栽培のぶどうからつくるワインのこと。化学的な農薬・肥料・除草剤は一切使わない。しかし厳密な定義となると曖昧で、認証機関や規定は国により異なるのが現状。そこでメルシャンでは、ユーロリーフ(EU)、エコサート(本部:フランス)、ビオアグリサート(イタリア)、ビオディバン(フランス)といった認証機関をパスした、しっかりとしたエビデンスに基づいたワインしか提供しないとしている。

ところでビニール袋の代わりにエコバックを使い、プラスチック製ストローの代用として紙製や竹製が検討されるなど、世界規模でエシカル消費(より良い社会に向けた、人や環境に配慮した消費行動)が広がりを見せている。こうした中、海外ではオーガニックワインへの関心も日増しに高まっているという。この流れが日本にも訪れることは容易に想像できる。オーガニックワインの需要拡大は、時代のトレンドとも合致しているようだ。

■気になる新作ワインのお味は?

さて、説明会ではいまイチ押しのワインを試飲する機会を得た。グラスに注がれた、色味も鮮やかな4種類のオーガニックワイン。そのお味は?最後に簡単に紹介していこう。「バルセロナ 1872 ロゼ オーガニック」(1,670円)はメルシャンと、スペイン王室の御用達ワイナリーであるコドーニュが共同開発した日本限定商品。シャンパンのような繊細な泡立ちをしており、とてもフルーティな味わいがした。発売日は10月22日。

コスパに優れているのは、イタリア・シチリア産の「ラ・コロンバ・ピッコラ」(870円)。イタリアの著名ワインガイドで満点を獲得したワイナリー、コロンバ・ビアンカとメルシャンが共同開発した。飲んだのはカタラット(白)で、フレッシュで飲みやすい。関係者からは「日本食ともマッチします」と説明があった。発売日は9月17日。

フランス最大級のビオディナミ農法を実践しているワイナリー、ドメーヌ・カズの「カノン・デュ・マレシャル」(1,640円)は、ルージュ(赤)・ブラン(白)・ロゼの3種類を用意する。飲んだロゼは辛口で、爽やかな酸味があった。口当たりがよく、ついついグラスが進んでしまう。このカノン・デュ・マレシャルは既発売のものを、パッケージをリニューアルして6月下旬より販売している。

そして既出の「メスタ テンプラニーリョ」は、辛口ながら丸みのある輪郭。後味の余韻も良い。聞けば、ワイン界の最難関資格マスター・オブ・ワインに最年少で合格し(2002年当時)、2013年には英国で「最も影響力のあるワインコンサルタント10人」に選ばれたサム・ハロップ氏が手掛けているという。そんなエピソードがワインへの関心をさらに掻き立てた。ちなみにアルコール度数は13.5%と、試飲した4種類のワインの中で最も高い。この贅沢なワイン(750ml)が900円で買えてしまうのだから嬉しいご時世。得した分だけ、ここは少し肉料理に奮発して、優雅なディナーと洒落込みたい。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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