みやかわくん、憧れの舞台・日本武道館ワンマンライブのライブレポが到着

Billboard JAPAN

2019/9/6 12:00



2019年9月26日にWOWOWで放送される【みやかわくん 大生誕祭2019 in 日本武道館】より、彼のクリエイティビティに溢れたステージの模様をまとめたライブレポートをお届けする。

東京都の小さな離島・式根島で生まれ育ったマルチクリエイター、みやかわくん。学生時代から動画の投稿等で注目を集めてきた彼が、2017年にアーティストとして活動を開始するやいなや、みるみる人気を獲得。ついに夢舞台、日本武道館でのワンマンライブを実現させた。

青いペンライトが会場を包む中、オープニング映像が流れ、いよいよライブはスタート。暗がりに照射されたレーザー光線で浮かび上がったのは、この日の主役、みやかわくんのシルエットだった。1曲目、シャープなカッティングが心地よい「LiBERO」で、ビートに乗せてシャウト。シティポップ感がスタイリッシュな「エソラゴト」では、ファルセットを巧みに交えて歌唱するなど、のっけから表現力の幅広さを証明した。

最初のMCでは、「ついに僕の夢を叶えることができました。夢が叶う瞬間、そして新たに生まれ変わった僕を見届けてください」と思いの丈を伝え、アッパーな「東京シグナル」へとなだれ込んだ。パワフルなラップは、彼がステージ上で感じている熱い思いそのもののようだ。かと思えば、「失い」は、そぎ落とした静謐なサウンド感に深く潜りながら胸を締め付けるような喪失感を切実に歌い上げた。青ざめた横顔から滴り落ちる汗は、妙に艶めかしく鈍く光って落ちた。

楽曲の世界観に合わせてパフォーマンスや歌声を変化させられるのも、みやかわくんの魅力。軽やかで心弾む「Moonlight」は明るい歌声で親しみやすく、ドラマチックなバラード「スピカ」では、セクシーな低音を響かせるなど、表情豊かに楽曲を表現していたみやかわくん。

だが、ライブの終盤に差し掛かると、怒涛の盛り上げ攻撃へと転じた。まずは、ファンの間でタオルを振るのがお約束になっている「Spread Your Wings」。疾走感あふれるキャッチーなダンスチューンに乗せて、誰もが笑顔でタオルを振り回していた。タイアップソングとして広く認知された「イダテンドリーマー」に差し掛かるやいなや、キャノン砲が打ちはなたれ、銀のテープがキラキラと空に舞った。華やかなムードの中で、みやかわくんはダンサーと息の合ったダンスステップを華麗に決めて見せた。続いて、おもむろに白のロングジャケットを羽織ったみやかわくん。「皆さんの心を奪い去ろうと思います。くれぐれも油断しないように」と誘惑するようなセリフから、「略奪」へ。 悩殺の決め台詞で、ファンをノックアウトしたのだった。

ライブ本編ラストを飾ったのは、ファンキーなライブ本編ラストを飾ったのは、ファンキーな「ジャック・バイパー」。攻めのアップチューンに乗って「燃え尽きろ、武道館!」とオーディエンスを鼓舞。熱狂のうちにのうちに本編は本編は終わりを告げた。

すぐさまアンコールの声が沸き上がり、ラフなスタイルに着替えたみやかわくんが再登壇。彼の育った美しく大らかな自然を連想させるオーガニックなスローチューン「セツナノウタ」で、場内を埋め尽くすペンライトが夕焼け色に染まった。「スターランド」では、星形の紙吹雪が舞い、日本武道館が瞬く間に幻想的でロマンチックな空間になった。

ラストのMCでは、思いが次々に溢れて言葉に詰まる場面も。涙ぐみ声を震わせながら「本当にありがとう」と深々と頭を下げたみやかわくん。彼のこの誠実さは、彼の紡ぐ音楽にしっかりと受け継がれている。それをよく表していたのが、最後を飾った「On Your Mark」かもしれない。インディーズで初めてリリースしたミニアルバムの表題曲は、聴き手に優しく届いたに違いない。みやかわくんの音楽の旅は、この曲から始まり、そして今、当時の本人すら思い描けなかったような大海原へと漕ぎ出している。マルチクリエイターとして様々な引き出しも持つ彼は、きっとますます魅力的な音楽を創造してくれるだろう。日本武道館で行われた【大生誕祭2019】は、その道のりのマイルストーンに他ならない。みずみずしさとクリエイティビティに溢れたステージを、ぜひじっくりと鑑賞してほしいものだ。

◎番組情報
『みやかわくん 大生誕祭 2019 in 日本武道館』
2019年9月26日(木)夜10:00~、WOWOWライブで放送

当記事はBillboard JAPANの提供記事です。

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