束縛が強すぎる彼の恐怖。私のスマホを見るための異常な方法とは…

女子SPA!

2019/9/6 08:47

 男女問わず、パートナーへの束縛の強い人はいるものです。ある程度束縛された方が嬉しい場合もあるのでしょうが…。度を過ごすと窮屈(きゅうくつ)になってしまいますよね。

なかには、窮屈どころか強い恐怖心を覚えた体験もあるようです。話を聞いてみました。

◆もともと束縛が強かったが半同棲で悪化

今は家庭を持って幸せに暮らしているという、北村香代子さん(仮名・35歳)。育児などにも追われて忙しい毎日だそうですが、ふと過去の記憶がよみがえるそうです。

「あまりにも束縛が強い人だったんです。別れてからは、ストーカー被害に遭うなどはないのですが…。もしかしたらどこかで見られているかもしれない、そんな恐怖心が頭をよぎるんです」

もともと束縛が強いなとは感じていたそうですが、そこまで気にしていなかったという彼女。

「最初はたまにスマホを見せるよう言われるだけだったんです。男性の連絡先を全部消すよう要求されたこともありますが、流していました。仕事づきあいの人もいましたし、冗談で言っているのだろうと」

一人暮らしをしていたという当時、交際してしばらくして彼とは半同棲状態になったそうです。どちらかの家に泊まりにいく、といった日が増えたのだとか。

半同棲になった頃から、束縛がひどくなっていったと言います。

「今日はどちらの家に泊まるかといった流れで、人付き合いを確認されるようになりました。仕事終わりに誰と飲みにいくとか、休日に誰とランチに行くとか。

聞かれるだけだけにとどまらず、写メまで要求してくるようになって。証拠として必要だと言っていました。ときには、遊んでいる相手と電話させるよう言ってくることも…」

その彼は、愛しているからこうしているのだと言い張っていたそうで、最初の頃は香代子さん自身も陶酔している面があったかもしれないと言います。しかし、束縛はエスカレートしていくばかりだったそうで…。

◆お金のすべてを管理しようとする彼

自分の意思を強く伝えるのが苦手だという香代子さん。きつい束縛を受けながらも、我慢していたそうです。

だけど、ついに限界が来たそう。

「お金の管理にまで口を出してくるようになったんです。給与明細はもちろん、クレジット明細、レシート1枚1枚まで。全て見せないと、すごく不機嫌になったんですよ。嘘をついて他の男と遊びにいっているかもしれないって。

そんなことはしていませんし、全ての金銭管理をされるのは辛かったですね。通帳残高と照らし合わせて、見せていないものがないかを確認するんです。

強く伝えるのは苦手なのですが、さすがに無理だな、と。束縛しないでほしいと言いました」

束縛さえなければ上手くやっていけるのではと思った香代子さん。彼は香代子さんの気持ちをくんで、もう束縛はしないと約束したそうですが…。

◆彼が知らないはずのことをなぜか知られている恐怖

約束以降、束縛はピタリと止まったそう。出かけるのにも確認されないし、金銭管理もされなくなりました。彼は他の面で良い人ではあったので、束縛がなくなると、関係も上手く進んだそうです。

久しぶりに自由を取り戻した感覚だったと言います。

「浮気をしたことはありませんが、羽を伸ばせるようになりました。男友達がいる飲み会は断ってきたのですが、そういったものにも参加しました。ちょっとだけ高級なレストランに行くことも。管理されていないのがこんなにも楽だなんて、と感じていましたね」

しかし、あるとき違和感を覚えたそうです。

「彼には言っていないことが話題に出ることがあったんです。例えば同窓会の予定。まだ言っていないはずなのに、彼から『同窓会は行くの?』と聞かれて。疲れているときなんかにしゃべったのかな、なんて流していたのですが、そういったことが何度か続いたんです。

同時期からです。スマホが重たくなっているような気がして。充電もすぐなくなっちゃうし…。買い替えどきかな、と彼の前でつぶやいたんですよね。そうしたら、なぜかひどく狼狽(ろうばい)している様子で。

『スマホはまだ新しいから買い替えなくても良いんじゃないかな』とか『俺、機械に詳しくないけど、大丈夫だと思う』みたいなことを言うんです。

怪しいなと思いつつ、スマホの症状を調べてみました。無理に買い替えなくて良いのかどうか分からなくて。そうしたら、スマホがハッキングされている症状とよく似ていたんですよ」

それに気づいたとき、背筋がゾッと凍る思いをしたと言います。このときばかりは、香代子さんも強気に出たそう。

◆IT関係の友人に頼んでスマホをハッキングさせた

「だって、ハッキングですよ? あり得ないです。問いただすと、IT関係で働いている友人に頼んで、私のスマホをハッキングさせたそうです。結構な金額を払ったそうで。

私自身が機械に疎く、全く気づきませんでした。スマホで何を見たか、誰とどんな連絡を取ったか、などが筒抜(つつぬ)け状態だったんですよ」

スマホを買い換えるともう一度ハッキングを頼まないといけなくなるそうで、それが嫌だから買い替えを止めていたよう。

それを聞き、すぐにスマホを買い換えたそうです。訴えようかとも思ったものの、事を大きくしたくないという気持ちがまさり、別れるにとどめたのだと言います。

「今は子どもがいる身です。もしあの人に遭遇したら…と、さらに怖くなってしまうんです」

そんな行動をとった人がいるのだと考えるだけで、こちらまで恐怖心を覚えます。現状は被害がないそうですが、その後出会って結婚した旦那さんに相談し、今は訴訟も考えているそう。

束縛をしないと約束した代わりに、ハッキングしていた彼。恐ろしいどころでは済まない話ですね。

―シリーズ「気になる男性・彼・夫の意外な一面」―

<文/西田彩花 イラスト/Morimalu>

【西田彩花】

美容ライター。美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業に在職中美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして独立。ブログ

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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