彼氏がいても「なぜか淋しい」と感じる女子の問題点

愛カツ

2019/9/4 14:45


彼氏がいてもなぜか淋しいと感じる女子と、そんなことなどまったく感じない女子がいます。

感じる女子は「漠然とした淋しさを取り除きたいと、人知れずもがいている人」で、感じない女子は「そもそも漠然とした淋しさを感じたことのない人」です。

さて、彼氏がいても淋しい女子は、彼氏がどんなに尽くしてくれても、「なぜか」心から幸せと言えない自分に葛藤しているはずです。

その葛藤の原因とは?

また、漠然とした淋しさは、どうすれば消えてなくなってくれるのか?について、今回は一緒に見ていきたいと思います。

彼氏がいても「なぜか淋しい」と感じる女子の問題点

■ 漠然とした淋しさの原因1:じつは「使命」を知っているから

たとえば、法事なんかのときに、お坊さんが「人はみな使命をもって生まれてきます。その使命をまっとうすることが大切です」と言うのを聞いたことのある人もいると思います。

漠然とした淋しさを抱えている人は、自分が持たされている使命に「なんとなく」気づいているものの、その使命に従って生きていない(なんらかの事情が生きられなくさせている)。だから漠然と淋しいのだ―――哲学者キルケゴールの名著『死に至る病』は、わたしたちにこう教えます。

たとえば、20歳くらいで、嬉々として自分の職業を決定し、その仕事を10年も20年も楽しそうに続ける人っていますよね?

そういう人は、若くしてなぜか自分が持って生まれた使命を知っているのです。

これはもう「なぜか」としか言いようがありません。

■ 漠然とした淋しさの原因2:別の人間になりたいと思っているから

「今の自分のことが嫌い」―――こう思っている人のほとんどは、彼氏がいてもなぜか漠然と淋しいはずです。

なぜ、自分のことが嫌いだと漠然と淋しいのかといえば、あなたが心のどこかで「別の人間になりたい」と思っているからです。

たとえば「今の自分ではなく、友だちの〇〇ちゃんのようにリア充として生きたい」とか、「今の仕事ではなく、別の仕事をしている自分になりたい」とか……。

今の自分と、いわゆる「理想の自分」のギャップが大きければ大きいほど、人はわけもない淋しさにとらわれてしまうのです。

■ 漠然とした淋しさの原因3:淋しさを隠そうとするから

「じつは『使命』を知らない」「別の人間になりたいと思っている」

この2つを他人に隠そうとするから、漠然とした淋しさに足をとられてしまう―――。

『死に至る病』の中で、キルケゴールはこう説いています。

「どう生きていくといいのか自分でもよくわからない」とか「なりたい自分になりたい」などという気持ちって、プライドや恥じらいが邪魔をして、他人にふつうに言えないですよね?

言えないと、人は漠然とした淋しさに足元をすくわれる(そして悪くすれば引きこもりになる)のだそうです。

反対に、たとえば「わたし、夜になるとなんかめっちゃ淋しいんだよね。だから毎晩お酒を飲みすぎるんだよね」なんてことを友だちにしれっと言う人いますよね?

そういう人は、もう淋しさから卒業する準備ができている、と言えるのです。

■ ではどうすれば?~「感じる」をやってみよう~

漠然とした淋しさをなぜかつねに感じている人は、「今」を過去にしてしまっている。

『死に至る病』には、たった1行、このようなことが書かれています。

つまり、漠然とした淋しさを抱えている人は、「今」を今として感じていない、ゆえに今を生きていない(=過去に生きている)ということです。

うまくいかなかった過去のこと(たとえば受験の失敗とか、親とうまくいかなかったこととか)に心を捉われているから、今この瞬間を、自分で暗黒の世界にしてしまっているということ。

今を今としておおいに感じ、楽しもうと思えば、五感を使うしかありません。

今とは「イマ」と言葉にしたそばから過去になるのだから、今この瞬間とは、感じるしかないものなのです。

肌で風を感じ、目で花を愛で、耳で遠くの町灯りを聞く……たとえばこんなふうに、なにかを「感じること」を繰り返すうちに、過去にとらわれていた心は、少しずつ元気を取り戻します。

そのうち、漠然とした淋しさも薄れていくはず。

もちろん、誰かに埋めてもらうこともできると思います。

しかし、それにも限界があるでしょう?しかも、どこか足りないと感じるでしょう?

淋しさを感じること。それ自体は、おかしいことじゃないんです。みんな、どこかで淋しいんだから……。

それでも大丈夫になるよう、まずは自分の身近にある自然や、人々の表情に目を向けてみてくださいね。

お互い頑張っていきましょう!

※参考
キルケゴール著・鈴木祐丞訳(2017)
『死に至る病』講談社

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

当記事は愛カツの提供記事です。

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