林遣都、はるたん演じた田中圭に尊敬の念「俳優業を積み重ねてきた人にしかできない」

『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』の大ヒット御礼舞台挨拶が9月4日、都内で行われ、田中圭林遣都、瑠東東一郎監督が登壇した。

『おっさんずラブ』は、田中演じるモテない独身ダメ男・春田創一(通称:はるたん)と、頼れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林)の三角関係を描いたラブコメディ。社会現象にもなった同ドラマの続編となる劇場版は、公開13日目で観客動員数100万人突破の大ヒットとなっている。

「みんなありがとうの舞台挨拶です」と、両手でマイクを持って挨拶した田中は、本作を20回以上観たという観客に、「俺らよりセリフを覚えていそう。すご~い」と感心の眼差し。一方、林が「地元が滋賀県なんですけど、初日は満席だったみたいで。母の目の前に、中学の時の担任の先生が居たみたいなんです」とエピソードを披露すると、「今日、いつもより目が大きくない!?」と田中。林は「じっと見ていると思ったら。(舞台挨拶に合わせて)整えて来ていますから」と、劇中と変わらぬやりとりで会場を沸かせた。

イベントでは、ファンが選んだ“劇場版の好きなシーンベスト3”を発表。スクリーンに第3位“橋の上のシーン”と映し出されると、「遣都のアドリブがひどい!」と話す田中に対し、「アドリブなんてありました?」ととぼける林。田中は「ネクタイをグイッてやるし、きんぴらごぼうも食わされると思わなかった。断ってるのに、食べるまでやめないから」と撮影を振り返った。

それでもクールな態度を崩さない林に対し、田中の“アドリブ暴露”は止まらず、話は“居酒屋わんだほう”のシーンに発展。「牧のセリフ聞きました?“時計買ったんだ、先行投資。『ルトゥ』って言うの。ペラッペラ”って。そんなアドリブあります!?」と熱を込める。実は、撮影には瑠東(るとう)監督の時計が使われているそうで、林は「愛情ですよね、愛情」とニヤリ。瑠東監督は「ペラッペラって言うてたやん」と笑いながらツッコミを入れていた。

第2位は、田中曰く「日本映画史に残る」という“サウナのシーン”。ほぼアドリブで行われたことが明かされ、「動きを決めても、みんなやらないんで」と田中。さらに瑠東監督が「遣都がひとりでずっとセットに残っていて“どうしたん?”って言ったら、“今、鋼太郎さんを倒す武器、探してるんですよ”って。ヤバない!?」と話して大爆笑。林は「鋼太郎さんが、本番に何をしてくるかわからないっていうのは身に染みているから、さらに上を用意しておかないと」と弁解し、「自由度が高いので、どうなるかわからない難しいシーンだった」と述懐した。

そして第1位は、“春田と牧のラストシーン”と発表されると、瑠東監督の目がウルウル。田中は「こんな感じで、撮影当日も感極まって震えていて。それが遣都にも伝染して、俺にも伝染して、大変だったんですよ」と回顧。かたや林は「朝イチ(に、このシーンの撮影)かよって思った」とコメントし、田中に「遣都もだいぶセンチ(メンタル)入ってたよ!?」と言われても、「そうでしたっけ?」とすっとぼけた。

「何その、“そうでしたっけ?”って!」と熱くなった田中は、「一個文句言って言いですか?」と戦闘モード。オールアップ時を振り返り、「僕が感謝の挨拶をしたら、遣都が泣いていたんですよ」と明かし、「彼なりに思うことがあったんだな。一緒にやってきてよかったなと思って。すぐあとに“遣都、泣いてたね”って話したら、“全然関係ないこと考えてました。圭くんの話、一個も聞いてないです”って」とあきれ顔だった。

最後は、田中と林によるメッセージ交換。田中は「『おっさんずラブ』がここまでピュアなラブストーリーだと思ってもらえているのも、牧を遣都が生きてくれたから。すごく感謝しているし、めちゃくちゃ楽しかった。付き合いは一生だと思っているけれど、一つだけ言うと……たまにズレてるから気をつけろ」と忠告。だが林は「そうやってズレているところとか、人のダメな部分もひっくるめて付き合ってくれる人。いい出会いだったなって思います」と感謝した。

さらに「春田役は、(田中以外)誰にもできない役。ずっと俳優業を積み重ねてきた人にしかできないと思うし、本当に尊敬している。これからも変わらずいてほしい」と素直に述べると、田中の目にも光るものが。笑って泣いて、チームの絆が伝わる“最後の舞台挨拶”は、登壇者の思いが詰まった深々としたお辞儀で幕を閉じた。

当記事はテレビドガッチの提供記事です。

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