専門家が教える!かっさの効果的なやり方と注意点

美Lab.

2019/9/5 00:00

かっさで手をマッサージする様子
「かっさ」は古くから中国に存在する民間療法が原点です。老廃物排出や血行促進の効果も期待でき、リラックス効果も得られる優れもの。今回は美容・健康ライターのNao Kiyota先生に、かっさの魅力や効果、具体的なやり方や注意点まで詳しく教えていただきました。

◆かっさとは?その魅力を紹介

日本かっさ協会によれば、「かっさ」とは中国で行われてきた民間療法「刮痧(かっさ)療法」が原点です。「刮(かつ)」は「けずる」という意味で、「痧(さ)」は「動けなくなって滞っている血液」のことを指します。

皮膚の上からマッサージすることで、滞っている血液や老廃物を排出しますが、その際に使用する専用の板が「かっさ」。東洋で昔から使われてきた、デトックスのためのアイテムです。

参考:日本かっさ協会
◆かっさを行うことの効果とその理由
かっさ
◆老廃物排出・血行促進の効果も期待できる
かっさで肌の上から全身を撫でることにより、老廃物の排出だけでなく、血行を促進して代謝を良くする効果が期待できます。また、足の場合は足先から脚の付け根に向かって、腕の場合は脇に向かって、外側から心臓に向けて老廃物をゴシゴシと動かすイメージでかっさマッサージを行うと、むくみの改善効果が期待できるのです。

血行が良くなることで、肌質が改善されることもあります。
◆リラックス効果もゲット
かっさマッサージをすることで、リラックス効果が期待できます。「痛気持ちいい」程度の圧力をかけながら押し流すことで、マッサージによるリラックス効果が高まるのです。さらに疲労回復やストレス解消にも役立ちます。
◆かっさのやり方|専門家が教える3つの方法!
かっさプレート
◆足・脚のむくみ撃退マッサージ
足・脚のむくみが気になる方にご紹介したいのが以下のマッサージ方法です。

1.足先からくるぶしに向けて、揉み上げるように圧力をかけながらかっさを滑らせます
2.くるぶしから膝に向けて、揉み上げるように圧力をかけながらかっさを滑らせます
3.膝上から脚の付け根に向けて、揉み上げるように圧力をかけながらかっさを滑らせます
 太ももは脂肪が多い部分なので、何度か同じ部分をマッサージして奥まで刺激が届くようにしましょう
◆二の腕スッキリマッサージ
二の腕も、かっさでマッサージすることで老廃物などが流れてスッキリとします。マッサージ方法は、かっさを肘の少し上に当て、圧力をかけながら脇に向かってかっさを滑らせます。この際、二の腕の上部・下部と全体的にマッサージが行き渡るように、少しずつ位置をずらしながら揉みあげましょう。
◆顔のむくみ改善マッサージ
かっさで顔をマッサージすることにより、むくみを改善に導くこともできます。やり方は以下の通りです。

1.おでこの真ん中からこめかみに向かって、圧力をかけながらかっさを滑らせます(左右同様に行いましょう)
2.目をつむり、目の上部(眉の部分)の真ん中にかっさを置き、圧力をかけながらこめかみに向かってかっさを滑らせます(左右同様に行いましょう)
※目の下も同様に、真ん中からこめかみに向かって滑らせます
3.鼻の付け根から耳に向かって、ほおの上を圧力をかけながらかっさを滑らせます(左右同様に行いましょう)
4.口の上の真ん中から耳に向かって、圧力をかけながらかっさを滑らせます(左右同様に行いましょう)
※口の下(あご)も同様に行います
5.あごの真ん中から耳下に向かって、顔の輪郭をなぞるように圧力をかけながらかっさを滑らせます(左右同様に行いましょう)
◆かっさプレート使い方のコツやタイミング・時間などを解説
かっさプレート
かっさプレートの使い方は、かっさを肌に直角に当たるように立て、圧力をかけたら、老廃物を移動させるイメージでカッサを立てたまま動かします。かっさが寝てしまったりうまく圧力がかけられなかったりすると、肌をなぞるだけになってしまうので注意しましょう。

「痛気持ちいい」程度の圧力をキープすることが大切です。痛い場合は逆効果になったり、内出血を起こしたりする可能性があるので注意しましょう。
◆かっさで痛みはある?効果との関係性

自分でかっさを使ったマッサージをする場合、圧力を調節できるため痛みを感じない圧力に変えることができます。そのため強い痛みを感じることのないようマッサージすることが可能です。

効果を期待して痛みを我慢することは、内出血や怪我につながるのでおすすめできません。気持ち良いと感じる圧力で行うようにしましょう。
◆かっさを行うときに注意したいポイント

◆肌トラブルを防ぐ
肌トラブルを防ぐよう注意しましょう。肌の弱い人は、かっさやマッサージオイル(マッサージクリーム)が肌に合うか確かめてから行うことが大切。まずは手足から試し、顔もおでこだけマッサージをして様子を見てみてください。赤みなどが出なければ顔全体をマッサージする、などの調節が必要です。
◆怪我や痛みのある部分は避ける
かっさマッサージをする際、怪我をしていたり痛みを感じたりする部分は避けましょう。少しくらい我慢して…とマッサージを優先することのないように。健康な状態のところにのみ、かっさでのマッサージを行いましょう。

マッサージによってトラブルが発生した場合、我慢せずに医師に相談することが大切。また、怪我や肌質など心配なことがある場合には、事前に相談することをおすすめします。
◆かっさプレートの選び方

◆薄手ストーンタイプ
フェイスラインの引き締めにおすすめの、薄手のストーンタイプです。しっかり肌に圧力をかけることができます。

◆厚手のタイプ
厚手のタイプは、脚などの大きな部位に使いやすいのがポイントです。また、足裏や太ももの裏などに使いやすい、しっかり刺激できるブラシのようなタイプもあります。
◆マッサージする部位によって形を変えられるタイプ
マッサージ部位によって形を変えることができるタイプもあります。目元やフェイスラインなど、部位にあった形状のものを使用できるのが魅力です。

最近は美顔器タイプのものもあるので、目的に応じて選ぶことをおすすめします。
◆マッサージ部位に適したかっさプレートを使おう

かっさは、顔以外にも足・二の腕などさまざまな体の部位で使うことができます。マッサージもその場所にあった方法を使い、適したタイプのかっさプレートを選んで使ってみてください。「痛気持ちいい」程度を目安にし、くれぐれも無理にやり過ぎず適度にマッサージすることで効果が得られやすいでしょう。
Photo by istock

当記事は美Lab.の提供記事です。

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