人気ユーチューバーがうつ病を告白 「胸がキュッってなった」

しらべぇ

2019/9/5 05:45


日々、さまざまな動画を配信しているユーチューバーたち。一部のせいで「モラルのないコンテンツばかり出している」と思う人もいるかもしれないが、一方で視聴者の心の拠り所となっている人も。

人気急上昇中のユーチューバーが10年近くうつ病と付き合ってきていることを明かし、YouTube上で注目を集めている。

コンビニ飯でインスタ映えな映像


うつ病を公表したのは「こんびにこ」という名前で活動する男性ユーチューバー。動画投稿を始めたのは今年3月とまだ歴は浅いが、登録者数はすでに11万人を突破しており、人気急は上昇中だ。

彼の動画のコンセプトを簡単に説明すると、「非常にインスタ映えな映像で、コンビニ飯や無印良品の食品を調理する」というもの。ここ数年流行っているレシピ動画を真似た俯瞰での映像や、無駄に鳴らす手の「パンパン」という音、誤字すらクセになってくる独特な日本語センスなどが注目を集め、女性を中心に多くのファンを獲得している。

動画から漂う優しさも大きな魅力で、とくに動画終盤で表示される「人生を、もっと気楽に」「生きづらくて眠れない、そんな夜のお供に。」という言葉は、不完全だったり、テキトーだったりすることを肯定してくれている気分にさせてくれる。


関連記事:「うつ病は甘えだ!」との考え 高所得者と社畜に多い理由

■10年近くうつ病と付き合う


そして今回、公開した動画でうつ病であることを公表。初めて診断されたのは10年近く前の学生時代のことで、過度のストレスが原因で、これまでに3度診断を受けているという。

初めてうつ病だと診断されたときの状態を「日に日に鼓動が多きく(原文ママ)なったことありますか」「生きるために必要な鼓動が僕の肺を突き破りそうになる」と、詩的な表現で綴ると、公表に至った理由へ話題は移る。

■うつ病を公表した理由


彼はこの病のことを「とても難しい病気です」としつつも、「でも案外些細なことで救われたりするのも事実です」と続ける。

そして、自身が苦しんでいたときに触れた映画や小説の言葉を友人に受け売りしたところ、その人の悩みに寄り添うことができたことを明かす。この経験がきっかけになり、YouTubeを始め、自身の言葉で誰かを救おうと思ったようだ。

■「涙してしまいました」


優しさにあふれたメッセージに、コメント欄では称賛や感動の声が相次いだ。

「優しい人ほど鬱になりやすいからなぁ、アンパンマンとか大丈夫かなっていつも思う」


「この動画見てから、エンディングの言葉を見ると胸がキュッってなった」


「すごく人間らしくて勝手に身近に思って涙してしまいました」


「うつ病であえいでいるひとりなのでとても救われました。この動画上げてくれてありがとう」

■うつは甘えではない


過労やストレスによりうつ病になってしまう人が後をたたないが、世間はうつ病に対しどう考えているのだろうか。しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,358名を対象に調査したところ、「うつ病は甘えではない」という回答が全体の84.7%を占めている。



「心の風邪」と形容されるほど、じつは誰もがなりうる可能性のあるうつ病。彼の活動によって、少しでも多くの人の心が救われることを願いたい。

・合わせて読みたい→渡辺満里奈、夫・名倉潤のうつ病に「家族で体調と向き合いたい」

(文/しらべぇ編集部・宝田洸太

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20~60代の男女1358名(有効回答数)

当記事はしらべぇの提供記事です。

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