10年後に振り返りたいインタビュー:Uber CEO「間違いなく黒字化できる!」

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Image: Bloomberg Technology/YouTube

ポジティブな人が好き。

創業10年、ダラ・コスロシャヒ氏をCEOに迎えて2年のUber。今年の5月上場を果たすも、稀にみる株価下落で酷評されるUber。2016年損失30億ドル(約3180億円)、2017年損失40億ドル(約4240億円)、2018年損失30億ドル。第二四半期で驚異の52億ドル(約5510億円)の損失を出しているUber。それでも2019年は投資の年だといい、常に前向き諦めないのがUberです。

ネタ元のBloomberg Technologyが、Uberのダラ・コスロシャヒCEOのインタビュー動画を公開。コスロシャヒCEOいわく「今後の黒字化に自信がある」とのことで、もう気持ちいいくらいポジティブで前向きです。

Bloomberg記者の「今での10年を踏まえて、これからの10年で黒字化できる見込みは?」との質問に、「できると考えます」と答えたコスロシャヒCEO。世界中に400人のドライバーを持ち、車以外にも自転車やスクーターを展開、カイロではバスもテスト中、低価格導入などあらゆる策をとっていることを挙げ、これからのUberの意気込みを語ります。

しかし、レポーターだってそんな通り一遍の返事では満足しません。莫大な損失を出し続けていること、投資家も株主も不満を持っていることをズバズバ指摘した上で、黒字化に対して自信のほどはどれくらいあるのか、いつ頃実現可能なのかとつっこみました。これに、コスロシャヒCEOは(一瞬目が泳いでいるようにも見えますが…)「自信満々です」と即答。

ここから、コスロシャヒCEOは、52億ドルという損失は会計上のことであって、「リアルな世界」では損失だと考えていないという少々強引な謎理論を展開して応酬。四半期ごとに10億を超える乗車数を誇り、1年で乗車数35%増で成長を続けており、今後さらなる技術イノベーション(コールセンターにアプリ内から連絡できるなど)が加われば、ユーザーエクスペリエンスは向上し、一方でコストを抑えることができ、黒字化できないはずがないというのがコスロシャヒCEOの持論です。

コスロシャヒCEOって、今IT業界でもっともポジティブな人かもしれませんね。

さて、このインタビュー、10年後にもう1度みたいもんです。その時、コスロシャヒCEOが高笑いしているのか、それともさすがにネガティブにならざるをえない状況なのか…。



Source: YouTube/Bloomberg Technology

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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