吉野家、すき家、松屋…「食べるべき牛丼」「食べてはいけない牛丼」

日刊大衆

2019/9/4 11:00


写真はイメージです

猛暑で失った体力補充にガッツリ食す男のスタミナ食――。真夏に食うべき真の“国民食”を求めて徹底リサーチ!

夏バテ防止には、やはり「肉」ということか。「吉野家がサーロインを使用した「特撰すきやき重」(860円)を新発売したところ、一時、あまりの人気ぶりに品切れする店舗が続出し、会社側が公式サイトでお詫びする事態になりました」(経済誌記者)

一方、すき家は「お好み牛玉丼キムチーズMix」(680円)という同社初の“トリプル・トッピング牛丼”で対抗。松屋も新商品投入が次々に当たり、4月~6月の純利益は前年同期比で51%増の6億6900万円となった。熾烈な夏の陣の真っ只中にある大手牛丼チェーン3社だが、消費者としては、最近、メニューが激増し、「何を注文したら……」と悩んでしまいがちだ。そこで、まずは店選びから、元祖B級グルメライターの田沢竜次氏が解説する。「老舗で品ぞろえがシンプルなのが吉野家。学生時代からお世話になっている50~60代のサラリーマン向けと言えるでしょう。一方、すき家はメニューが多彩で子どもが喜びそうな“トッピング”が充実しているのでファミリー向け。松屋の特徴は安いこと。それだけ量が食べられ、スタミナをつけられる。体育会系向けですね」

それぞれ自分に合ったチェーン店が決まったら、いざ出陣。いきなり、メインの牛丼(牛めし)勝負といこう。「吉野家の『牛丼』は、カロリーの割に料金が380円とやや高め。逆に350円と控えめな料金の割に、がっつりスタミナをつけられそうなのがすき家の『牛丼』です。また、主に関東地方の店で販売されている松屋の『プレミアム牛めし』の料金は吉野家の牛丼と同じ380円なのに、熟成チルド牛肉を使用するという逸品です」(タウン紙記者)

百花繚乱の牛丼の世界だが、前出の田沢氏が薦めるのは王道の味だ。「私は250円時代から食べ続けていますが、やはり、牛丼といえば吉野家ですね。タレが甘くて濃い。味はあくまで個人の好みですが、私は一番、吉野家がおいしいと思います」

■カロリーやヘルシーにこだわると…

 最近は牛丼チェーンにもヘルシー志向の波が襲いかかり、各社とも健康面に配慮するようになった。結果、ガッツリ派からしたら、“ガッカリ……”というメニューも増えてきた。「たとえば、すき家の『牛丼ライト』(430円)。ご飯の代わりに、ゆずポン酢がかかった豆腐を使用。カロリーも425キロカロリーと抑え目です」(グルメ誌編集者)

確かにガッツリ派には物足りない。「一時、吉野家で肉が一切入っていない温野菜丼の『ベジ丼』というのがありましたが、評判はイマイチでしたね。試行錯誤の結果、消えていったメニューも、けっこうあるんですよ」(元牛丼チェーン店長)

牛丼チェーン店に入ってカロリーやら、ヘルシーやらにこだわっていられない。やはり、ガッツリいきたい。「そういう人には合わなかったんでしょうね。その意味でいうと、すき家で『うな牛しじみ汁おしんこセット』を食べたときに、ふと感じたことがありました」(田沢氏)

うなぎと肉が半々に入った丼に、しじみ汁とおしんこがセットでついているから、なかなか豪華だ。「ちょうどフェアが開催中で990円でしたが、牛丼チェーンで、そこまで支払っていいのか? と自問自答しながら食べていました。確かにおいしくて、腹も満足しましたよ。ただ、周囲のお客さんが食べているのは、普通の牛丼じゃないですか。そんなお客さんにジロジロ見られて、なんだか一人だけ浮いている感じでしたね(笑)。つまり、豪華すぎて、店にそぐわない印象がありました」(田沢氏)

とはいえ、最近では吉野家の「特撰すきやき重」の例もあり高級化が進んでいるのも事実。また、メニューは日々、進化している。「すき家の“トッピング丼”が代表例でしょうが、『豚丼』も『豚生姜焼き丼』や、吉野家でも『ねぎ塩豚丼』などへ進化しています」(前出の元店長)

今では、カレーも牛丼チェーンの定番メニューの一つ。田沢氏が、こう締める。「カレー専門チェーンや立ち食い蕎麦のカレーより、牛丼チェーンのカレーが好きですね。特に松屋の『オリジナルカレー』(380円)がいいですね。味は本格的だし、なかなか研究しているという印象です」

ガッツリ系の読者の皆さん、牛丼でスタミナをつけ、この残暑を乗り切ろうではありませんか。

当記事は日刊大衆の提供記事です。

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