「ユニクロU」マストバイ候補5選。高額転売される前に要チェック

日刊SPA!

2019/9/4 08:54

―[メンズファッションバイヤーMB]―

メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第243回目をよろしくお願いします。

今年もこの時期がやってきました「ユニクロU」。エルメスのディレクターを務めたクリストフ・ルメールとのコラボーレションライン。教科書に載るような世界最高峰のデザイナーの製品がユニクロ価格で買えるわけで、発売のたびにアパレル界隈が騒がしくなります。今回は例年以上に注目されているアイテムが多く、おそらく即日完売品も出てきてメルカリ転売屋が潤うでしょう。

さて、今回はそんなユニクロUの「これだけはチェックしておけ!」というマストバイ品の予想をしていきます。あくまでまだ発売前なので「予想」でしかありませんが、毎年毎年数十万円単位でユニクロUを買う「日本で一番ユニクロUを買う男」である私ですから。極めて信憑性の高い予想をお届けしますよ! 転売屋に先を越されないように要チェックです!

◆▼トレンドを色濃く意識したチェックコート

・ブロックテックステンカラーコート 1万2900円(+税)

まさかユニクロがこんなトレンドライクなアイテムを出してくるなんて……。

今、ファッションは「クラシック柄ブーム」。無地でシンプルな着こなしであるノームコアがすっかり落ち着いてきたけれど、だからといってあまりに派手な柄物などは抵抗がある。そんな今の気分にピタリとハマッているのがこうした「クラシック柄」。スーツで使うような柄やヴィンテージ品で見かけるような品のいいチェックなどをあしらったカジュアル服が人気。特にこうしたガンクラブチェックなどは、昨年あたりから強く支持されています。

いつも無地で展開されているユニクロU定番のコートですが、今回はトレンドに振ったクラシカルなチェック柄で表現。チェックといってもご覧の通りスーツに合わせても違和感がないような大人な柄使いなので、特に派手な印象も子どもっぽいイメージもなく自然に使えます。柄があるため合わせるアイテムはシンプルなもので成立するのが嬉しい。

黒パンに白シャツなどで合わせるだけでも洒落た印象になるでしょう、そうした意味で初心者におすすめ。簡単にコーデが成立する優れたアウターです。

間違いなく今回のラインナップの中でも指折りで人気が出る一枚。発売日になったらぜひチェックしてみて。

◆▼ビジカジにぴったりなニットジャケット

・ミラノリブジャケット 6990円(+税)

ユニクロUを毎年見ている人からすると「なんだまたか……」と思うでしょうが、まだ手にしてない人も多いはず。ぜひ手にしてみてください。もちろん私は毎年購入しています。

デザインはジャケットですが、肩パッドも芯もないニット素材で作られたもの。カーディガンライクな着心地でラフな印象ですが、デザイン自体はジャケットだからこそ決してルーズな印象はない。クールビズなどのスタイルにも使える便利な一枚、キメてるけどキメすぎていない、この絶妙なバランスが心地よい。デニムやチノを合わせても崩しすぎにならずスラックスを合わせてもキメすぎにならない。何を合わせてもそれなりにサマになってしまう上に、アウターにしては値段もかなり手頃。

しかも、ニット同様の薄手素材なのでアウターとしてだけでなく、冬コートのインナーとしても使える優れもの。もはや死角なし。

◆▼ユニクロU屈指の名作!

・スウェットプルパーカ(長袖) 3990円(+税)

こちらもユニクロUの定番アイテム。パーカーは元々ユニクロ既製品もレベル高い作りですが、こちらはさらにブラッシュアップしたもの。ぶっちゃけ2万、3万円のブランド品パーカーを買うよりもこちらがおすすめです。

パーカーはフードが重要なパーツ。フード部分のボリューム感が大きければ大きいほど小顔効果が生まれてスタイルがきれいに見えます。ただし、このフード部分は布量を多くすれば重みで今度は垂れ下がることもあり、バランスが難しい。ユニクロUの場合は布量も多いのですが、固めの素材を使うことできれいに立ち上がるフードを作っています。これが絶妙!

また、パーカー特有のカンガルーポケットは省略されており、シンプルな見た目に。大人が使えるようにデザインを削いだシンプルなものに仕上がっています。シルエットはややゆったり気味ですがダボダボするようなものでなく、腕回りなどはそこまで太くない。3990円とは思えない完成度なのでぜひ試してみてください。何枚も持ってるはずなのに毎年色違いの新色を買ってしまう……。

◆▼数年間着たコートを新鮮にさせてくれるインナー

・チェッククルーネックセーター(長袖) 3990 円(+税)

先ほども「クラシックな柄物がきてる」と説明しましたが、これはなにもアウターに限った話ではありません。こちらのようなニット類にもクラシック柄の流れが来ています。

例えば、数年前に買った無地コートなど、ちょっと着飽きたものにこうした柄モノのインナーを入れてみてください。古びたコートに今年らしい雰囲気が足されてまた新鮮な表情に変わるでしょう。

「トレンド」と聞くと皆「毎年毎年新しい服を買わなきゃいけないの!?」と思いがちですが、ファッションコーディネートは「モノ」だけでなく「着こなし」でも価値を変化できるものです。数年前の古いコートでもインナー次第で表情は今年らしく見せることも可能。そして、ユニクロUならそんなニットも3990円と手頃な価格で手にできるのです。

こちらも確実に人気が出るであろうアイテム。サイズ欠けが早そう。

◆▼ウール調のブロックテックに期待大!

・ブロックテックオーバーサイズコート 1万7900円(+税)

最後はこちらの「ブロックテックコート」。ユニクロの定番アイテムですが、実は素材混率を見ると今年のものはウールが入っているのです。

ブロックテックは「ゴアテックスのユニクロ版」なんて表現される機能素材。雨などの水気を弾いて、内部からは蒸れを逃がしてくれる機能を持った「透湿防水」素材です。都市生活でありがちな「外は寒いけど電車の中では汗ダラダラ」を解消してくれる名素材、一度着たらあまりの快適さに癖になります。

しかし、そんな機能素材も弱点があります。それは機能素材だけに風合いがちょっとスポーティな印象になりがちなのですね。テカテカしたり、パキパキに硬い素材だったり、どこかアウトドアやスポーツな印象を受けてしまう。ビジネスウェアやドレスウェアとしてはちょっと雰囲気が劣るものでした。

ところが、今回のブロックテックはウール混。旧来の難点であった「スポーティな印象」を払拭できている予感がします。いつものブロックテックコートよりやや高くなっていますが……もし風合いがウールコートのような雰囲気で透湿防水を保っているならば……期待大! 要チェックです!

以上、5アイテムを紹介しました。

―[メンズファッションバイヤーMB]―

【MB】

ファッションバイヤー。メンズファッションの底上げを図るべく各メディアで執筆中。“買って着て書いて”一人三役をこなす。年間の被服費は1000万円超! ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」。初の著書『最速でおしゃれに見せる方法』はベストセラーに。最新刊『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』が発売中

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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