『天気の子』感想 声の演技もすごかった。意外なあのキャラの声優は?「嫌な演技が素晴らしい…」の声

numan

2019/9/11 17:36


累計興収116億円を突破の大ヒット作『天気の子』。意外な役を演じた梶裕貴さんや木村良平さん、そして大ベテランのアノ人たちも出演していることに気づきましたか? 声優のみなさんにも注目です♪
話題の映画、新海誠監督最新作『天気の子』は、皆さんご覧になりましたか? 声優は主人公の少年・森嶋帆高役を醍醐虎汰朗さん、“100%”の晴れ女・天野陽菜役を森七菜さんが務めるほか、小栗旬さん、本田翼さん、さらに梶裕貴さん、木村良平さんらがキャスティングされています。

梶さんのコワモテ刑事や木村さんのスカウトマン…などいつものテレビアニメでは見られなかった役柄に「梶さんがリーゼント!」「ガラが悪い木村さんの演技もいい」など声優ファンの方々も注目していました。

そこで今回は、『天気の子』俳優&声優陣の演技に注目しながら、映画を振り返ってみたいと思います♪
※若干のネタバレを含みます。ご注意ください。
映画『天気の子』公式サイト

映画『天気の子』公式サイト

全世界待望ー前作『君の名は。』から3年、新海誠監督、待望の最新作!『天気の子』7月19日公開 これは、僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語

梶裕貴さんがコワモテ刑事に!

梶さんが声を担当したのは、拳銃所持の疑いがある帆高を追う高井刑事。出演されることは事前の情報として知っていたものの、いざ映画で観ると、キャラクターの造形や演技に驚いたかたも多いのでは。

なぜかリーゼント(?)スタイルの刑事、常に冷静で静かなトーンでしゃべる高井。まったく優しげな雰囲気を見せず、淡々とした口調は、梶さんがこれまで演じたキャラクターや普段ツイッターなどで垣間見えるご自身のイメージからもかけ離れているように思えます。
【梶】「天気の子」

高井という刑事を演じさせていただきました。
大好きな新海誠監督作品。
参加させていただけたことを光栄に思います。
本作からも、監督の熱意と愛情をたっぷりと感じました。
お芝居をしていて、とても楽しかったです。
是非ご覧ください!https://t.co/wsHMp5mddV#天気の子
— 梶裕貴@staff (@KAJI_staff) May 29, 2019声はたしかに梶さんだとわかるのに、ちょっと敬遠したくなるほどの冷徹ぶり……だからこそ、「高井刑事」を表現しきった梶さんの演技が素晴らしかったんだとわかりますよね!

あのキャラが木村良平さん!?

出演されていることは公表されていたものの、実際に映画を観るまでどのキャラクターなのかわからず……エンドロールを見て「えっ!」と驚きの声をあげてしまったのが、木村良平さんです。

演じていたのは、「スカウトマン木村」という、これまたものすごい名前のキャラクター(笑)。新宿の風俗街を根城にしている男で、上京したばかりの帆高に罵声を浴びせたり、陽菜に水商売を持ちかけたり……と、観客としてはあまりいい印象は抱けないキャラ。
木村良平さんの役、僕は大好きなキャラクターです。お楽しみにしていただければ。香月萌衣ちゃんには収録中スタッフ一同癒されっぱなしでした。素敵なイラストもいただきました!

劇団ひまわり | 香月萌衣・木村良平 映画「天気の子」に出演! https://t.co/mDIehi1qla pic.twitter.com/4IPTs4Ibqc
— 新海誠 (@shinkaimakoto) June 2, 2019しかし、結果的に帆高と陽菜の出会いのきっかけとなったり、間接的に帆高が警察に追われる原因を作ったりと、物語を大きく動かすキーパーソンでもあります。ものすご~くイヤな役ではありますが、劇中には赤ん坊を抱きかかえて奥さんと青空を見上げる場面も。ちなみに、7月25日に放送されたニッポン放送『ミューコミプラス』に出演した新海監督のお話によると、その赤ん坊の声も、木村さんだそうです。

観ているこちらが声に気づかないくらいに迫真の「イヤなキャラ」を作り上げた木村さん、本当に素晴らしい演技でした!

アヤネちゃんの本名は「花澤綾音」! カナちゃんは?

陽菜の弟・凪をとりまく小学生女子、カナちゃんとアヤネちゃんを演じたのは、花澤香菜さんと佐倉綾音さん。花澤さんは新海監督の過去作「言の葉の庭」で、佐倉さんは同じく新海監督が制作したZ会のCM「クロスロード」でそれぞれヒロインを演じていました。

劇中ではアヤネちゃんが自分の名前を「花澤綾音」と書くシーンも! ということは、カナちゃんの名前は「佐倉香菜」なんでしょうか……(笑)。

小栗旬さんに圧巻 俳優陣の演技もすごかった!

個人的に圧倒されたのは、小栗旬さんの演技です。小栗さんが演じた須賀圭介は、帆高に昔の自分を投影しつつも、喪失を経験した自分の過去を乗り越えられていない「自由でいるようで不器用な大人」。

そのアンバランスな魅力を、とても自然に、でも強烈に演じきった小栗さんの底力には圧巻されるばかり……アニメ好きとしては、もっといろんな映画で声の出演をしてくれないものかと切実に願ってしまうほどです。
#小栗旬 さんが声を務める須賀圭介の新カット✨

小さな編集プロダクションを営むライター💻

手に抱えているのは猫の「アメ」☂️#天気の子 pic.twitter.com/FJUz3CKGe4
— 映画『天気の子』 (@tenkinoko_movie) July 2, 2019また、本田翼さんの演技もとても気持ちが良かった! 明るく大胆な女子大生・夏美には、演じた本田さんご本人の軽やかな人柄が投影されているようで、とても活き活きとしたキャラクターに感じられました。

凪を演じた吉柳咲良さんの透明感あふれる「少年声」も、ものすごく魅力的でしたよね。パーフェクトな“凪先輩”を、徹底的にカッコよく仕上げつつ、お姉ちゃんが大切で仕方がない弟の気持ちも表現されていて……吉柳さんの演技に感謝したい~。

もちろん主演の醍醐虎汰朗さん、森七菜さんの演技も素晴らしかったです! 陽菜自身が持つ大人っぽさと子どもっぽさのゆらぎや、そういう女の子になるしかなかった陽菜の境遇を、セリフの端々から感じることができたのは、森さんの表現力があったからこそだと思います。
『天気の子』初日舞台挨拶👏🎉
ご来場いただいた皆様、
ありがとうございました!

昨日、無事に迎えることができました。
待ちに待って待ち続けた1日です。
1人でも多くの人に、この作品が届きますように☀️🌨🌈#天気の子 pic.twitter.com/WdOYST87nX
— 醍醐虎汰朗 (@daigokotaro) July 20, 2019また帆高役の醍醐虎汰朗さんは、2.5次元の舞台『弱虫ペダル』で小野田坂道役を務めたこともあり、『天気の子』以前から注目していた方も多いのでは。

等身大の「高校生の男の子」を演じる力量は、そうした舞台の経験も生かされているのかもしれません。なんだか応援したくなってしまう、不思議な魅力を感じる声なんですよね。

醍醐さんは、2019年に「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“飛翔”」で日向翔陽役を務めることが発表されています。

野沢雅子さん、島本須美さん…ベテラン勢も参加

ほかにも占いババを演じた野沢雅子さんや、圭介の義理の母を演じた島本須美さんなど、「あの声優さん、俳優さんがあの役で出てたんだ!」と、エンドロールを観て気づくことも多かった『天気の子』。演じている人を知った上で映画を鑑賞すれば、また違った発見があるかもしれません。

なお、劇中には天気予報をアナウンサーが読み上げる場面が何度かあるのですが……。実際のアナウンサーの方の音声に混じって「おっ、これは梶さんの声では……?」と気になったシーンがありました。また、『ミューコミプラス』での新海監督のお話によると、カナ役の花澤さんは、劇中に登場したあるコスプレイヤーの声も担当されていたそうですよ!

クレジットで確認することはできませんが、もう一度映画を観るときは、ぜひ耳をすませてじ~っくり声を聞いてみてくださいね♪
【梶】嬉しいニュース!

これからもずっと、もっと、
「天気の子」が愛されていきますように!

リーゼントから、愛を込めて。 https://t.co/l2OnVQxbP8
— 梶裕貴@staff (@KAJI_staff) August 22, 2019参考:7月25日(木)放送『ミューコミプラス』(ニッポン放送毎週月−木24時~)

執筆:森本マリ

当記事はnumanの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ